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2015ドイツ・チェコ・オーストリア旅行(2015.9.14-10.5)
ローテンブルクとニュルンベルク編(2015.9.21-9.23)
木組みの家が立ち並ぶニュルンベルク
ニュルンベルクの散策 2015.9.21(月)~9.23(水)
ローテンブルクを観光したいが、宿泊すると、次の訪問先ライプツィヒへ行く鉄道の便が面倒になる、ということで、ローテンブルク観光のため、ニュルンベルクに宿泊した。蓋をあけると、ニュルンベルクはお洒落な街で、おまけに街は「ニュルンベルガー祭り」でにぎわっていて楽しく、撮影ポイントも多くて、大いに楽めた。
城壁で囲まれた旧市街を中心に、街は発展し、ドイツ三大クリスマスマーケット(世界最古のドレスデン、世界最大のシュトゥットガルト)の中でも、世界一有名なクリスマスマーケットの会場としても人気
唯一、第二次世界大戦の空襲を免れ、美しい木組みの家並みが残る「白なめし職人の小路(ヴァイスゲルバー小路)」。実は街のあちこちに木組みの家があるので、逆に「白なめし職人の小路」を探すのが大変だった
<散策コース> ニュルンベルク中央駅前にある職人広場からスタートし、ケーニッヒ通りを北上し、聖ローレンツ教会→中央広場→フラウエン教会→聖ゼーバルドゥス教会→カイザーブルク→ディーラーの家→白なめし職人の小路(ヴァイスゲルバー小路)をめぐり、撮影ポイントのペグニッツ川に戻って、聖養老院、ヘンカ―シュテークなど、川べりを散策を楽しんだ
神聖ローマ皇帝の居城だったカイザーブルク 2015.9.21(月)
街から、ぶらぶら歩きで簡単に行けるカイザーブルクの門をくぐると、ジンヴェル塔の前に出る。この日も汗ばむほどの見事な快晴。木組みの建物の窓辺には、鉢植えの花がずらりと飾られていて、目をなごませてくれた
カイザーブルクからニュルンベルクの街並みを眺めると、聖セバルドゥス教会の塔がのぞく
ジンヴェル塔の前の広場から皆、ニュルンベルクの町を一望する 二頭の鷲が描かれた門の大きな扉。昔の造りを再現したのか、りっぱな鍵 カイザブルクを出ると、石畳の道の先に、大きな門塔がそびえる
中世のままの姿を残す「白なめし職人小路」 2015.9.21(月)
「白なめし職人の小路」(ヴァイスゲルバー小路)。ヴァイスというのはドイツ語で「白」、ゲルバーというのは「革なめし職人」の意味。迷いそうだったので、詳細地図を持参したが、それでも、やっぱり迷ってしまった
木組みをよく見ると、いくつかのパターンで模様を形作っていることがわかる。木組みのパターンとともに、屋上の出窓も可愛いアクセントになっている
ニュルンベルク生まれの画家デューラーが住んだという、1420年頃に建てられた木組みの家「デューラーの家」。扉には有名な「ウサギ」のポスター。そして、舗道には、巨大で、ちょっと不気味なうさぎの彫刻が張りついていた
「白なめし職人小路」の黄色い家の角に付いていた木造りの人形。王冠をかぶった王様(?)のように見えた カナダから来た彼女は1人旅。道を聞いたら、地図で調べてくれた。去年のカナダ旅行で、バンクーバーがよかったと伝えると、日本にも何度も来ていて、日本もね、と笑った 年配の品のある女性はアメリカからの1人旅。彼女も「白なめし職人小路」を探していて、一緒に歩いて、『白なめし職人小路」が見つかって、大喜び(^^)
ニュルンベルガー祭りで、にぎわう街並み 2015.9.21(月)
クリスマスマーケットで有名な中央広場には、ニュルンベルガー祭りが開かれていて、野菜や果物、陶器など、たくさんのテントが立ち、市民や観光客でにぎわっていた。また、屋台でぶどうを買って、ホテルに持ち帰る
中央広場に建つフラウエン教会でオルガン演奏を聴く 2015.9.21(月)
フラウエン教会の入り口にオルガン演奏のポスターが出ていたので、その時間に合わせて、教会へ入ると、厳粛な雰囲気の中、厳かなパイプオルガンの音が流れていた
パイプはオルガンとは離れた所に設置されている。厳かな音が流れる 塔の周りのステンドグラス。夏のような日差しのせいか、くっきりと光る 昔のままの壁絵。多分、とても貴重なものと思われる
パイプオルガンの音(ね)に聴き入りながら、見どころいっぱいの教会内をゆっくりと歩いて回った
名物焼きソーセージを人気店「ブラートヴルストホイスレ」で食べる 2015.9.21(月)
国内外でも、人気の高いミニサイズの焼きソーセージ「ニュルンベルガー・ローストブラートヴルスト Nürnberger Rostbratwurst (略してニュルンベルガー)」の発祥は、もちろんニュルンベルク。カイザーブルクへ行く途中、一番人気のレストラン「ブラートヴルストホイスレ」で、ニュルンベルク名物の焼きソーセージ「ニュルンベルガー」を食べる。ここのニュルンベルガーは、豚、塩、こしょう、フレッシュ・マジョラム(これが特徴)、レモンの皮などで、一切、添加物を含まないことでも人気がある
聖ゼーバルドゥス教会の隣りに立ち、いつも煙突から、ニュルンベルガーを焼く煙が流れているのですぐわかる。ソーセージは地下の工房で毎日手作りされ、店内中央のグリルで昔通りに、ブナの木で焼かれる ビールはダークビールのドゥンケル、ニュルンベルガーは6本入りを注文。ニュルンベルガーはサイズが小さめで7-9cm程。炭火でカリっと焼かれて、ハーブやスパイスが効いていて、おいしい。12本入りでもよかったかも
撮影ポイントの「聖養老院」と「ハイリヒ・ガイスト・シュピタール 」 2015.9.21(月)~9.23(水)
ペグニッツ川にかかるムゼウム橋から、川にせり出した聖養老院の景観を写す。聖養老院の建物の下をメガネのような、ふたつのトンネルの下を水がゆるやかに流れて行く。立ちつくしてしまうほどの絶景スポットだ。現在、1階がレストラン「ハイリヒ・ガイスト・シュピタール」になっているので、せっかくなので夕方、伝統料理を食べに行った
ハイリヒ・ガイスト・シュピタールの入り口。ここをくぐってから、更に階段を上って、店内へと進む 赤いカーテンの中が店内。長い廊下は、川へせり出す店の構造から、と納得
夕方早目に出かけたので、予約なしで座れたが、すぐに満席になってしまう。まずは、ヴァイツェン(白ビール)を注文し、ニュルンベルクの名物料理のひとつ「レバーダンプテイングとクヌーデルのスープ」を注文。中のレバーの団子がおいしい。メインは、鉄鍋に入ったミックスグリル。たっぷりのジャーマンポテトの上に、カリカリベーコンや、豚肉のフィレステーキ、ニュユンベルガーソーセージが入っていて、ボリュームいっぱい
ニュルンベルクのお薦めスポット「ヘンカーシュテーク(木橋)」 2015.9.21(月)
旧市街の西、ペークニッツ川にかかる川の中州に『ヘンカーシュテーク(Henkersteg)』という屋根付きの2本の木橋が架かる。木橋の「ヘンカーシュテーク」の意味が「首吊り役人の小橋」と知り、びっくり
マックス橋の上から、その中州の西側の水辺の風景を眺める。左手の赤い木組みの家は、ワインハウス
木橋ヘンカーシュテークを渡ってみる。人通りもあって、市民の通路として今も役立っているのがわかる いづこも同じ、ケーニッヒ通りの橋の欄干には、願かけなのか、錠前が可愛いらしくぶら下がっていた
ニュルンベルクのにぎやかな夜 2015.9.21(月)
街のあちこちに設置されたテントハウスで、たくさんの人たちが「ニュルンベルガー祭り」を楽しんでいた
屋台で売っていた「Mandeln」。試しに買ったら、おいしくて、また見つけて買った。マカデミアンナッツをチョコでコーティングし、香ばしく焼いた? 素敵なショウウィンドウを失礼して、パチリ。明るい光の下で、個性いっぱいの置物たちも、お祭り騒ぎをしているようだった
駅が目の前のホテル「インターシティホテル ニュルンベルク」 2015.9.21(月)~9.23(水)
駅から走れば、2、3分で着くほど、立地は最高で、室内もモダンで過ごしやすかった。二泊で2人16,3.20ユーロ(約22,828円)。
有料の朝食(2人で26ユーロ3,640円)が、おいしいと口コミにあったので、食べてみる。目の前で具だくさんのオムレツを焼いてくれたり、チーズなども凝ったものがあって、どれもおいしい。朝食時、外部から、ビジネスマン風のスーツ姿の人が食べに来るのも、うなずける。果物も豊富で、ケーキも甘さ控えめでおいしかった
部屋はこじんまりしているが、設備はモダンで、申し分なく、居心地もよかった 中央広場へ10分程で便利

次は ライプツィヒ編/ドイツ
⑩中世の宝石箱「ローテンブルク」

2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行22日間 ベルリン&ハンブルク編(2015.9.25~9.28)
①2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行について ⑬新旧の魅力が調和する「ベルリン」とオペラ鑑賞
②2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行スケジュール ⑭ベルリンの壁と、2015年ベルリンマラソンと、蚤の市
フュッセン編(2015.9.15~9.18) ⑮ドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街
③ロマンティック街道の南端の街「フュッセン」 プラハ編(2014.9.28~9.30)
④ドイツ最高峰「ツークシュピッツェ」と「ガルミッシュ」 ⑯聖ヴァーツラフの葡萄収穫祭と百塔の街「プラハ」
ミュンヘン編(2015.9.18~9.21) ⑰傭兵交代式とマリオネットと聖フランシス教会コンサート
⑤ミュンヘンのオクトパーフェストの初日編 チェスキー・クルムロフ編(2014.9.30~10.1)
⑥ミュンヘンのオクトパーフェストの二日目編 ⑱チェコで一番美しい町「チェスキー・クルムロフ」
⑦オクトパーフェストのテントハウス ウィーン編(2015.10.1-10.3)
⑧オクトパーフェストでにぎわうミュンヘンの街並み ⑲千年の音楽史をもつ「ウィーン」と佐渡裕コンサート
ローテンブルク&ニュルンベルク編(9.21~9.23) ⑳メルク修道院とヴァッハウ渓谷クルーズ
⑨木組みの家が可愛い「ニュルンベルク」  10 ザルツブルグ編(2014.10.3~2015.10.4)
⑩中世の宝石箱「ローテンブルク」 21ザルツブルクの街散策と城壁ディナーコンサート
ライプツィヒ(2015.9.23~9.25) 11 2015年ドイツ・チェコ・オーストリアのえとせとら
⑪エレベ川のフィレンツェ「ドレスデン」 思いつつままに「旅のよもやま話」
番外編「目の前で見た難民たちの姿
⑫音楽と芸術の街「ライプツィヒ」と四重奏コンサート

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