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2015ドイツ・チェコ・オーストリア個人旅行(2015.9.14-10.5) | |||||
9 | ウィーン編/オーストリア(2015.10.1-10.3) | ||||
S | メルク修道院とヴァッハウ渓谷クルーズ |
「横にのびた摩天楼」メルク修道院と、メルク修道院の教会 2015.10.2(金) | |||||
ドナウ川クルーズの出発点メルクにあるメルク修道院は、「横にのびた摩天楼」や「バロックの宝石」とも呼ばれ、マリー・アントワネットもフランス王室に嫁ぐ途中でこの修道院に一泊した由緒ある修道院。外観はクリーム色、エントランスはピンク、内部は白で彩られた建物は修道院というよりお姫さまのお城のよう。12時、楽しみにしていたミサに参加し、しばし神聖な雰囲気を味わった | |||||
メルク修道院は、フラッシュをたかなければ、撮影はOK。門、中庭、内装、外観、そして、教会と、撮影を楽しむ |
まず、ウィーン西駅のQBBで、ヴァッファウ渓谷クルーズの往復交通代込のセットチケット(1人51ユーロ)を購入。ウィーン西駅→メルク メルクからクレムスのクルージング クレムス→ウィーン西駅の4枚つづり。パンフも同封。 9:00の「St.Valentain行き(6番ホーム)の列車に乗車 |
ウィーン西駅から西へ向かう。車窓には、ウィーンの森が続く | 列車の中に、きれいなトイレがある | メルク駅から15分ほど歩くと、高台に、メルク修道院の建物が見えてくる。メルクの門まで、5、6分ほど |
<ウィーン2日目散策ルート> ホテル→ウィーン西駅→メルク駅→メルク修道院→ヴァッハウ渓谷クルーズ船→デュルンシュタイン下船→ヂュルンシュタインの街散策→シュトルムを味わう→バスでクルムス駅へ→シュビッテルアウ駅で乗り換えてウィーン西駅へ |
人を圧倒する華美な「メルク修道院」 2015.10.2(金) | ||
天井を支える見事なピンクの大理石の柱、節々にきらめく金の彫刻、アクセントの丸い明かり取り、そして、天井一面を彩るフレスコ画・・・華美な内装は見る者を圧倒する |
白い壁にピンクの柔らかい文様や彫刻など、階段にも惜しみない装飾。王族や貴族に愛されたのも、うなずける | 展示室には、宝飾品の数々が展示 |
宝飾品をはじめ、彫刻や絵画など、展示品は幅広く、点数も多い。特に中世の手描き原稿など、10万冊の蔵書がぎっしりと書棚に収まっている図書館は圧倒的な迫力だ。ただ残念ながら、唯一、図書館のみ撮影禁止(右下の図書館の小さな画像のみ、ネットより拝借) |
メルク修道院の屋上テラスへ出て、ドナウ河を眺める。なだらかな緑の平地をドナウ河はゆるやかに流れていた |
荘厳なミサに参加した「メルク修道院の教会」 2015.10.2(金) | ||
メルク修道院の教会も、メルク修道院同様、バロック装飾で絢爛豪華で、観る者を驚かす。この荘厳な教会で、12時のミサに参加し、パイプオルガンの曲が流れる中、信者の方々と一緒にミサを歌ってきた |
女性が、ミサ用のパンフを一枚一枚、ていねいに机に置く。ミサの曲や、ミサ用の言葉も書かれていたので、一緒に口ずさんできた |
メルク修道院のレストランでのんびりランチ 2015.10.2(金) | |||||
メルク修道院内にあるレストランがおいしくてお薦め、と口コミに書かれてあったので、寄ってみる。たくさんの人たちがビールや食事を楽しんでいた。スタッフさんがテキパキとしていて、お店は繁盛 | |||||
目の前にメルク修道院を眺めながら、アウトサイドの席に座る。空は青く、ちょっと暑いくらいの陽気なので、ビールがうまい。盛り付けも素敵だったが、白身魚のフライがカラリと揚がっていて、たっぷりサラダと共においしかった |
小さな田舎街かなと、思っていたら、メルクの街は、ブティックなどもあって、おしゃれな店が並んでいた |
世界遺産「ヴァッハウ渓谷」クルーズ 2015.10.2(金) | |||||
ドイツから黒海へと全長2800kmを流れるドナウ河。その中でも美しい、と評判の世界遺産「ヴァッハウ渓谷」のクルーズ。お天気がよいからか、船上には観光客がいっぱい。途中、可愛い町デュルンシュタインに立ち寄って、葡萄栽培農家のテントで、この時期だけのワイン「シュトゥルム」を楽しんだ |
メルクからドナウ川を下り、終点クレムスへ向かうクルーズ船 | 船の速度はドナウ河と同じくらい、ゆったりと進み、3時間ほどの船旅 | 船上では、テーブルを囲んで、ワインを楽しむ人たちが多かった |
対岸には、次々に古城などが現れるので、立ちあがって、カメラ撮影を楽しむ人も多かった。ところで、このヴァッファウ渓谷の段々のワイン畑は、日射量が多く、良質の葡萄が収穫され、おいしいワインができることでも有名。ただ、全て手作業による収穫なので、ワインの価格は若干高めとか |
ワイン名産地「デュルンシュタイン」に立ち寄り、シュトゥルムを楽しむ 2015.10.2(金) | |||
「ヴァッハウの真珠」と言われるデュルンシュタインの町に立ち寄りたくて、ヴァッハウ渓谷クルーズ船から途中で下船。ここはワインの名産地。葡萄栽培農家が自家製のワインを飲ませる簡易食堂ホイリゲが開いている | |||
島に上がって、トンネルの階段を上ると、街に出る | 細い石畳の路地の両側には、花を飾った店が並ぶ | ||
デュルンシュタインに近づくと、目の前に、デュルンシュタインの修道院教会の水色の塔が迫る。マイセンのようだと人気のある塔だ | こじんまりとした街は、10分ほどでメインストリートが終わる(^_^;)。この通りに、ホイリゲやレストラン、みやげもの店が並ぶ |
回りはワイン畑。小高い山の上には、十字軍のリチャード獅子心王が幽閉されたケーリンガー城址がのぞく。実は、クルーズ船の親切なスタッフさんが、クレムスに行くなら、電車ではなく、バスのほうがよい、と教えてくれたので予定を変更。バス便に合わせるため、レストランも、ケーリンガー城址ハイキングも中止した(^_^;) |
葡萄栽培農家がジャムやジュース、シュトゥルムなどをワイン畑の横で売っていた。ここで、ブドウを購入。小粒だが、太陽をいっぱい浴びて育ったブドウなので甘い |
狭い石畳の先から、汽車みたいな自動車が走ってきて、びっくり。観光用のタクシーかもしれない | ワインの前では皆、陽気。このテントでシュトゥルムを買って、先客のお二人と乾杯して、一緒に飲んだ。ちなみに、シュトゥルムが飲めるのは、新酒ワインが解禁になる前の初秋だけ(9月初旬から10月下旬)。ワインになる前の発酵中のブドウ酒の一種で、アルコール度は8%ほどと高いが、味はスパークリングのジュース味。SturmとはStorm(嵐)の意で、腹の中が嵐になる? |
ウィーンの名物カフェ「ワイマール」へ 2015.10.2(金) | |||
次は | 10 | ザルツブルク編/オーストリア |
21モーツアルト生誕地「ザルツブルク」と城壁コンサート |
1 | 2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行22日間 | 6 | ベルリン&ハンブルク編(2015.9.25〜9.28) |
@2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行について | L新旧の魅力が調和する「ベルリン」とオペラ鑑賞 | ||
A2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行スケジュール | Mベルリンの壁と、2015年ベルリンマラソンと、蚤の市 | ||
2 | フュッセン編(2015.9.15〜9.18) | Nドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街 | |
Bロマンティック街道の南端の街「フュッセン」 | 7 | プラハ編(2014.9.28〜9.30) | |
Cドイツ最高峰「ツークシュピッツェ」と「ガルミッシュ」 | O聖ヴァーツラフの葡萄収穫祭と百塔の街「プラハ」 | ||
3 | ミュンヘン編(2015.9.18〜9.21) | P傭兵交代式とマリオネットと聖フランシス教会コンサート | |
Dミュンヘンのオクトパーフェストの初日編 | 8 | チェスキー・クルムロフ編(2014.9.30〜10.1) | |
Eミュンヘンのオクトパーフェストの二日目編 | Qチェコで一番美しい町「チェスキー・クルムロフ」 | ||
Fオクトパーフェストのテントハウス | 9 | ウィーン編(2015.10.1-10.3) | |
Gオクトパーフェストでにぎわうミュンヘンの街並み | R千年の音楽史をもつ「ウィーン」と佐渡裕コンサート | ||
4 | ローテンブルク&ニュルンベルク編(9.21〜9.23) | Sメルク修道院とヴァッハウ渓谷クルーズ | |
H木組みの家が可愛い「ニュルンベルク」 | 10 | ザルツブルグ編(2014.10.3〜2015.10.4) | |
I中世の宝石箱「ローテンブルク」 | 21ザルツブルクの街散策と城壁ディナーコンサート | ||
5 | ライプツィヒ(2015.9.23〜9.25) | 11 | 2015年ドイツ・チェコ・オーストリアのえとせとら |
Jエレベ川のフィレンツェ「ドレスデン」 | ★思いつつままに「旅のよもやま話」 ★番外編「2015年10月、目の前で見た難民たち」(未) |
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K音楽と芸術の街「ライプツィヒ」と四重奏コンサート |