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2015ドイツ・チェコ・オーストリア個人旅行(2015.9.14-10.5) | |||||
6 | ベルリン編&ハンブルク編/ドイツ(2015.9.25-9.28) | ||||
M | ベルリンの壁と、ベルリンマラソンと、蚤の市 |
長さ155km(およそ大阪-岐阜間)のベルリンの壁について 2015.9.25(金)-9.28(月) | |
「ベルリンの壁」と言えば、このキスの絵だろう。 ところで、ベルリンの壁は、東西ドイツの国境沿いに立っていたと勘違いしていたのはわたしだけだろうか(^_^;)。ネットで調べて、ベルリンの壁の事実を知り、衝撃を受けた |
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ベルリンの壁の落書きの中でも、一番有名なのは、東ドイツの国家評議会議長であったエーリッヒ・ホーネッカと、ソ連最高指導者レオニード・ブレジネフの熱いキス。この落書きを探すため、延々と歩いた(^_^;) | |
ベルリンは、東ドイツの中にありながら、西ドイツに統治されていたため、自由に西ドイツとの交通網が存在していた。そのため、西ドイツに逃亡を計る東ドイツの市民がベルリンへ来て、ベルリン経由で西ベルリンへ逃亡していた。毎日2000人程度の東ドイツの国民が西ドイツへ逃亡するため、国の存続の危機に陥った東ドイツ政府は、東ドイツ市民が逃げられないよう、ベルリンの町の中心を横切る形で1961年8月13日、高さ3m、長さ155km(およそ大阪−岐阜間の長さ)の壁を作った |
ポツダマープラッツ駅前には、保存されたベルリンの壁が、今もビル群の中に悠然と孤立している |
イーストサイドギャラリーのベルリンの壁アート 2015.9.27(日) | |
ベルリンの壁は、東側は監視のため、幅100mの無人地帯とし、西側は自由に接近できるので、西ベルリンの人たちは壁に対する不満や憤りを落書きとして表現。やがてさまざまなメッセージや色鮮やかなストリートアートが壁の西側を彩ることになった | |
1989年11月9日、28年間東西ベルリンを断絶していた壁が崩され、東西ドイツの国境が開かれ、東ドイツは西ドイツに統合された | |
なんと、ベルリンの壁の落書きには、富士山まであった(^_^;)。それにしても、芸術的ではない、単なる落書きが多すぎる。ドイツ語を理解する日本人の人の書き込みによると、日本人に対する悪質な落書もあると書かれていた。ベルリンの壁には、お気に入りの落書きの前で記念撮影をする人が後を立たない |
ベルリンの壁を隔てて、西側は壁近くまで、建物群が迫っているが、東側は、逃亡を計る市民を監視するため、幅100mの間を無人地帯にしていた。この空間は逃亡を計った市民が射殺された場所でもあると思うと、複雑だ |
偶然遭遇の、ヨーロッパを代表する都市マラソン「2015年ベルリンマラソン」 2015.9.27(日) | ||||||
9月27日は、蚤の市や、連邦議会議事堂(ガラスドーム)やブランデンブルク門など、ミッテ地区以外のベルリン観光で忙しく動き回るので、朝早くホテルを出発した。ところが、思いがけず、ベルリンマラソンに遭遇。あちこちで交通規制があり、見事に予定が狂ってしまった(;_;) | ||||||
6月17通りの蚤の市を見るために、「ティーアガルテン駅」に下りると、ホームの下で、ものすごいランナーたちの走る姿が見えて、びっくり。ようやく、ベルリンマラソンに遭遇したことを知るが、この段階では、思いがけない偶然ができて、想い出がひとつ増えたと単純に喜んでいた |
ともかくランナーの数が半端じゃない、果てしない人の波といえば、いいだろうか(^_^;) |
ブランデンブルク門をくぐれば、ゴールは目の前。ベルリンマラソンは毎年約4万人のランナーが走るそうで、ジーゲスゾイル(勝利の塔)をスタートし、ベルリンの壁、ヴィルヘルム皇帝記念教会など歴史の舞台となった名所を回ることでも有名。沿道の応援も100万人という。走る人も応援する人も、一斉に熱狂するマラソンなのだ |
走り終えて、体温が急激に下がらないようにするためか、ビニールポンチョで身体をくるむランナーたち | ||||||
市民の憩いの公園「ティーアガルテン」は、この日は、ベルリンマラソン一色。綿菓子のような雲がぽかりぽかりと、空に浮かんでいた | ||||||
連邦議会議事堂のガラスドームから見えた、ベルリンマラソンを終えたランナーたちの、ティーアガルテンでくつろぐ様子。アリのようなものが散らばっている中、黄色い色はビニールポンチョのランナーたちだ |
大賑わいのベルリンの「壁公園の蚤の市」 2015.9.27(日) | ||||||
ドイツでは日曜日はほとんどお店が閉じているため、買い物ができない。法律で日曜日は仕事をせずに休息日にするようと決められているのだ。だから日曜日ともなると、市民は蚤の市へ出かけて、のんびり買い物を楽しむ。その数ある蚤の市でも、規模の大きさを誇るのが、壁公園の蚤の市。エバースヴァルダー駅(Eberswalder Strase)から歩いて7、8分 | ||||||
人気のパーフォーマ―のバンドの前には、熱気むんむんの見物客。ちょうど夕陽が、公園の土手にびっしりと座る観客たちを明るく染めていた | ||||||
あちこちで、パフォーマーたちのバンドが演奏。その他、ダンスを踊る人、ジャグリングをする人など、さまざま | ||||||
カリーブルストやケバブ、ホットドッグなど、屋台が多い。食べ物を買ってきて、ベンチに座って食べる |
nabeさんが買ってきてくれた鯖焼きの半身。塩加減といい、温かくて、ペロリと食べてしまった | となりのブースは、蚤の市(フリーマーケット)。店も多い。月〜土は休みで、日曜8:00から開いている |
壁公園へ行く途中の道で見つけたお店。可愛い(^0^) |
外壁一面のファンタのペイティング | ||||||
エバースヴァルダー駅は、左右対称のおしゃれな駅舎 | 国際学校の留学先に、東京(TOKIO)の文字を見つけて、びっくり |
プロの骨董市「オストバーンホフ骨董市」 2015.9.27(日) | |||||
S-BahnでOstbahnhof駅を降りると、すぐ前の前で日曜日開催される骨董市が開かれている。ここは旧東側だったため、東ドイツ時代のものも多くて、人気だそうだ |
なるほど、ここで売られている商品は若干、感じが違う | ||||||
オストバーンホフ蚤の市は、コイン商、切手商などのプロも多いそうだ。こちらは旧ドイツ製のおもちゃ屋さん |
ベルリンマラソンの横で開いていた「6月17日通りの蚤の市」 2015.9.27(日) | ||||||
すっかりマラソン一色に染まっていた沿道で、6月17日通りの蚤の市が開かれていた。ティーアガルテン駅前から、ブランデンブルク門あたりまで続く、大がかりな蚤の市だ。でも、この日は、やはりマラソンのほうに分があるのか、蚤の市のほうは若干、人出が少なかった | ||||||
宝探しができそうな、アンティークなものがいっぱい。旧ドイツ製などもいっぱい? | ||||||
ナイフやフォークの食器だけとか、万年筆だけとか、ドアノブだけとか、結構おもしろいものを売っていて、品ぞろえも豊富。わたしは、白鳥のポーズをとる、ちょっと太めのブロンズ像がひと目で気に入ってしまい、その場から離れられなかった(^_^;)。重くなければ、持ち帰りたかった |
次は | 6 | ベルリン&ハンブルク編/ドイツ |
Nドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街 |
1 | 2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行22日間 | 6 | ベルリン&ハンブルク編(2015.9.25〜9.28) |
@2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行について | L新旧の魅力が調和する「ベルリン」とオペラ鑑賞 | ||
A2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行スケジュール | Mベルリンの壁と、2015年ベルリンマラソンと、蚤の市 | ||
2 | フュッセン編(2015.9.15〜9.18) | Nドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街 | |
Bロマンティック街道の南端の街「フュッセン」 | 7 | プラハ編(2014.9.28〜9.30) | |
Cドイツ最高峰「ツークシュピッツェ」と「ガルミッシュ」 | O聖ヴァーツラフの葡萄収穫祭と百塔の街「プラハ」 | ||
3 | ミュンヘン編(2015.9.18〜9.21) | P傭兵交代式とマリオネットと聖フランシス教会コンサート | |
Dミュンヘンのオクトパーフェストの初日編 | 8 | チェスキー・クルムロフ編(2014.9.30〜10.1) | |
Eミュンヘンのオクトパーフェストの二日目編 | Qチェコで一番美しい町「チェスキー・クルムロフ」 | ||
Fオクトパーフェストのテントハウス | 9 | ウィーン編(2015.10.1-10.3) | |
Gオクトパーフェストでにぎわうミュンヘンの街並み | R千年の音楽史をもつ「ウィーン」と佐渡裕コンサート | ||
4 | ローテンブルク&ニュルンベルク編(9.21〜9.23) | Sメルク修道院とヴァッハウ渓谷クルーズ | |
H木組みの家が可愛い「ニュルンベルク」 | 10 | ザルツブルグ編(2014.10.3〜2015.10.4) | |
I中世の宝石箱「ローテンブルク」 | 21ザルツブルクの街散策と城壁ディナーコンサート | ||
5 | ライプツィヒ(2015.9.23〜9.25) | 11 | 2015年ドイツ・チェコ・オーストリアのえとせとら |
Jエレベ川のフィレンツェ「ドレスデン」 | ★思いつつままに「旅のよもやま話」 ★番外編「目の前で見た難民たちの姿(未) |
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K音楽と芸術の街「ライプツィヒ」と四重奏コンサート |