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2015ドイツ・チェコ・オーストリア個人旅行(2015.9.14-10.5)
ベルリン&ハンブルク編/ドイツ(2015.9.25-9.28)
N ドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街
ハンブルクで一日遊ぶ 2015.9.26(土)
今回の旅は、教会や中世の街並みなど建物群を観ることが多く、オペラやコンサート、蚤の市など、できるだけおもしろそうなものを組み込んだが、どうしてもnabeさんの楽しみが少ない(^_^;)。そこで、ハンブルクへ行って、サッカー観戦と、ミニチュアワンダーランド、赤レンガの倉庫街を見て来た。
ハンブルクは、「水と緑の都」。エレベ川をせきとめて作った「アルスター湖」や、海を思わせるエレベ川の巨大な港「ハンブルク港」など、水と共に栄えた街だ。また、100年以上の歴史をもつ、水路にたたずむ赤レンガの倉庫街、無数の橋、荷役設備、ミニチュアワンダーランドなど、見どころもいっぱいだ
<9/26(土)ハンブルク散策ルート> ※ハンブルク散策とサッカー観戦とミニチュアワンダーランド
ツオー駅→ベルリン中央駅→ハンブルク中央駅→U3のハンブルク南駅→U3のローザンス駅→市庁舎→ローザンスマルクト→アルスターガーデン(アーケード)→アルスター湖→U3のローザンス駅→U3のバウンヴァル駅→倉庫街→15:30予約の世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」→U3のバウンヴァル駅→U3のランドゥングス・ブリュッケン駅→ハンブルク港→エレベ地下トンネル→S3のランドゥングス・ブリュッケン駅→シュトリンゲン駅→18:30サッカー観戦→ツオー駅のホテルへ
ドイツのサッカー観戦「ハンブルガーSVとシャルケ」 2015.9.26(土)
ドイツのプロサッカーは「ブンデスリーガ」と呼ばれ、1部に18クラブが所属している。今回の観戦のスタジアムは、ハンブルガ―SVのイムテック・アリーナ。約57,000人が入るという巨大なスタジアムだ。シャルケは過去7回のリーグ制覇をした強豪チーム。収入規模や平均観客動員数でもドイツ国内屈指だそうだ。アウェイの試合だったのに、ほぼ満席状態のスタジアムでは、シャルケの応援のほうが強烈だったのには驚いた
早めにスタジアムに到着。グランドでは、小さなユニフォームの子供たちが並んで、選手入場を待ちかまえていた。「イムテック・アレーナ(旧名フォルクスパルクシュタディオン)」の収容能力は57,274人。そのとてつもなく大きなスタジアムの観客席は、またたくまに埋まっていった
試合は、0対0の大接戦。1点をめぐって、熱い試合が繰り広げられた
シャルケの選手が活躍すると、一斉に、マフラーがグランドに向かって突き出される。ブルー一色だ。
シャルケのファンはかなり過激。ドイツ国内においても、シャルケ人気が高いことは、このファンたちの言動で、うなずけた(^_^;)
ゴールに入るか、と思われたボールは、ゴールネット上を越え、シャルケファンは大きな安堵のため息をつく
シャルケファンは益々熱く過激な応援となっていく。ゲームそっちのけで、わたしはシャルケファンを撮りまくる。
ちなみに、シャルケはシャルケ地区に住む14 - 15歳の若い炭鉱夫の少年たちによって「ヴェストファリア・シャルケ」として1904年に創設されたのが始まり。シャルケ04のは1904年からとったもの。愛称の1つ「ディー・クナッペン」は、若い炭坑夫の意味だそうだ。そういえば、シャルケファンは若者たちが多い気がする
S3のシュトリンゲン駅から徒歩15分以上。トンネルもあり、結構、遠い イムテック・アリーナまでの沿道には、重装備のポリスがいっぱい。つまり、サッカー観戦は危険と背中合わせなのかなと、少し不安になる(^_^;)
逃げたら、馬で追いかけるということなのだろうか(^_^;) 早めに着いたのに、会場前はもうたくさんの人
観戦には、何はなくともビールだ! ブルストのサンドと、ビッグサイズのプレッツェル 試合前に、皆さん、腹ごしらえ。品ぞろえは余りなくて、ホットドッグぐらい
電車の関係で、最後まで見ずに席を立ったら、スタジアムの出口に向かっている時、シャルケが1点を入れて、怒号のような大歓声が聞こえた。きっとスタジアムはシャルケのファンたちの喜びで狂喜状態だっただろう(^0^)。実は、会場に向かう電車の中でも、シャルケファンの興奮は既に始まっていて、7、8名ほどのシャルケファンは、ビール瓶片手に、電車の車体を叩きながら、大声で応援歌を歌い出した。握りこぶしを振り上げて、大声を上げるし、余りの騒ぎっぷりに、乗客は皆、しかめっ面をしていた(^_^;)
ドイツサッカーのチケット購入について 2015.9.26(土)
1時間ほどで行けるヴォルフスブルクのサッカーチケットをネットで購入しようとしたら、最後の、カード支払いがどうしてもできない。多分、日本のクレジットカードを受け付けないなど、サイト側の問題だと思われる。
そこで、急遽変更して、ベルリンから1時間半のハンブルクのイムテック・アリーナの試合「ハンブルガ―SV対シャルゲ」のサッカーチケットをネットで購入してみた。スムーズに日本のクレジットカードを受け付けてくれた
ネットでチケットを購入してから、ほぼ5日ほどでドイツからチケットが届いた。

二人で114ユーロ。16Cブロックの3列目、23、24の座席だ。

イムテック・アリーナの名前ではなく、正式名の「ヴォルックスパーク・スタジアム」になっている。
そして、いくら探しても、試合日がどこにも書いてないのは、一体、どうしてなのだろう(^_^;)。

当日、会場に到着したら、そのまま、このチケットで入場する。早めに行くと、飲み物や食べ物をゆっくりと買うこともできるし、練習などを見ることができるので、おすすめ
「ハンブルクの真珠」と呼ばれるアルスター湖 2015.9.26(土)
エルベ川の支流を堰止め作られた市の中心にある人工湖。ハンブルクはドイツ第2の都市で、比較的裕福な人たちが多く優雅な町として知られいるが、その中でも美しく、町の中心的シンボルとなっている
夏のような陽気に誘われて、アルスターの湖岸では、噴水や遊覧船を眺めたり、湖岸のカフェでくつろいだりと、のんびりと過ごす人たちがいっぱい繰り出していた
アルスター湖から眺めた市庁舎。アルスター湖には白鳥などの野鳥がいっぱいいて、えさにつられて寄って来る
市庁舎の横は、アルスターフレートというアルスター湖へ通じる水路が流れていて、脇のアーケード(アルスターアルカーデン)にカフェが並ぶ。この辺一帯はオシャレで高価なものを売るブティックが集中。それもそのはず、ハンブルクはドイツ一番のショッピング街となっている
赤レンガの倉庫街 2015.9.26(土)
エルベ川の運河沿いには、赤レンガの倉庫街が連なる。かつては、世界中からコーヒー、紅茶、タバコ、香辛料、などの商品がこの倉庫街に集まり、ヨーロッパ中に運ばれて、ハンブルクは繁栄を極めた
倉庫街はエルベ川沿いの運河の水路沿いにある。ただ、すぐ近くにUバーン、Sバーンの駅がないのでちょっと不便。U3のbaumuvall駅で下車して、運河沿いを歩く
倉庫街は、19世紀後半に建てられ、100年以上の歴史があり、どこを見ても絵になる
運河の中州には、人工の浮き島のようなものまであった エレベ川沿いの倉庫街の水路をめぐる遊覧船。ちゃんとおじいさんも水兵さんのユニフォーム(^^) SPEICHERSTADT KAFFEEはお薦めのカフェだが、混んでいたのでパス。毎日異なる産地の3つの「本日のコーヒー」が、1杯2ユーロで飲めるとか
現在も倉庫として使われ、その他にも博物館やレストランなどに衣替えしている建物もある。ちなみに、ミニチュアワンダーランドもこの一画に入っている。赤レンガの倉庫の建物はそれぞれ、通りと水路に面していて、水路に面した入り口から直接、荷物が運べるようになっている
U3のbaumuvall駅に向かう途中、橋の上から振り返ると、倉庫街とは少し違ったのびやかな運河の流れが垣間見れた
世界最大の鉄道模型館「ミニチュアワンダーランド」 2015.9.26(土)
「ミニチュアワンダーランド」は、ハンブルク観光の一番人気。子供はもちろん、大人も充分楽しめる。館内はスイス・オーストリア・クヌッフィンゲン・ハルツ・ハンブルク・アメリカ・北欧・空港の7つのエリアに分かれていて、そのすべてが線路で繋がっているのがミソ。
ハンブルク港近辺の景観。右に建つ薄緑の塔は「聖ミヒャエル教会」で、実際の設計図から15,000個のパーツを作って、組み立てた大作。エレベ川にはたくさんの船が運行している
料金:大人10ユーロ(ハンブルクカード提示で9ユーロ) 開館:年中無休。土曜日は8:00 - 22:00。ただし、開館時間は時期によって異なるので、要チェック
ミニチュアワンダーランドの凄さはもちろん精巧なミニチュアの素晴らしさもあるが、それらの電車や自動車が実際に動くことだ。つまり、コントロールルームで、パソコンやモニターなどを使い、電車や自動車はそれぞれコントロールされているので、いつまで見ても飽きない
館内は20分ごとにゆっくりと昼夜を繰り返す。ライトがともると、グッと雰囲気が変わる
スタッフが手作りする人形たちの表情やポーズも1体1体が異なっているのも驚き。しかも、その人形たちの数は20万体を越える。この村のサーカスのお祭りでも、大勢の人形たちが、お祭りを楽しんでいた
こちらはある家の庭の様子。ワンちゃんは飛びはね、木陰ではキスをするカップル(^0^)、太ったお父さんは何やら物を持ち上げ、お兄さんは寝ころんで本を読む。庭のミロのヴェーナスがミスマッチで笑える
子供に一生懸命説明しているパパ。子供たちのために、スイス・エリアでは、チョコレート工場「リンツ」があり、ボタンを押すと、本物のチョコレートが出てくる仕掛けもあるということだったが、そこまで行き着けなかった(^_^;)
陽が陰って陸橋にはライトがともる。本物の水なので、さざ波が立っている。潮の満ち引きまであるそうだ
エレベ川の巨大な港「ハンブルク港」 2015.9.26(土)
ハンブルグ港はヨーロッパで2番目に大きな巨大な港。その港が海ではなく、エレベ川だということにまず驚く
ヨットはもちろん、巨大な艦船も走行する。第二次世界大戦では、英米軍によるハンブルク空襲でハンブルク港は完全に破壊され尽くした。この見事に再生されたハンブルク港を前に、そのパワーに脱帽
ここにも、びっしりと色とりどりの鍵が幸運を願って、ぶら下がっていた イワシの酢漬けサンド。メチャクチャ美味しかった ブラジル船のところで、海軍の兵士を発見!
強いて言うなら、川だからだろうか、海らしい色とは違い、よどんだ色をしている。但し、広さは海並みだ
地下トンネル「旧エレベトンネル(Aiter Elbtunnel)」を歩いて渡る 2015.9.26(土)
旧エルベトンネルは、ザンクト・パウリ地区からエルベ川の対岸へ渡る地下トンネル。長さは426.5mで徒歩15分ほど渡れる。歩行者は無料。対岸からハンブルク港を眺めたくて渡ってみる
行きは階段で、地下トンネルへ。nabeさんが不安げに付いてくる 地下トンネル内は馬車が通り、ムチを振るうため、6mの高さがある 帰りは巨大なエレベータを利用して、楽だった
対岸からハンブルク港を眺める。海底を歩いてきたのが嘘のようだ

次は プラハ編/チェコ
O聖ヴァーツラフの葡萄収穫祭と百塔の街「プラハ」

2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行22日間 ベルリン&ハンブルク編(2015.9.25〜9.28)
@2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行について L新旧の魅力が調和する「ベルリン」とオペラ鑑賞
A2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行スケジュール Mベルリンの壁と、2015年ベルリンマラソンと、蚤の市
フュッセン編(2015.9.15〜9.18) Nドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街
Bロマンティック街道の南端の街「フュッセン」 プラハ編(2014.9.28〜9.30)
Cドイツ最高峰「ツークシュピッツェ」と「ガルミッシュ」 O聖ヴァーツラフの葡萄収穫祭と百塔の街「プラハ」
ミュンヘン編(2015.9.18〜9.21) P傭兵交代式とマリオネットと聖フランシス教会コンサート
Dミュンヘンのオクトパーフェストの初日編 チェスキー・クルムロフ編(2014.9.30〜10.1)
Eミュンヘンのオクトパーフェストの二日目編 Qチェコで一番美しい町「チェスキー・クルムロフ」
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ローテンブルク&ニュルンベルク編(9.21〜9.23) Sメルク修道院とヴァッハウ渓谷クルーズ
H木組みの家が可愛い「ニュルンベルク」  10 ザルツブルグ編(2014.10.3〜2015.10.4)
I中世の宝石箱「ローテンブルク」 21ザルツブルクの街散策と城壁ディナーコンサート
ライプツィヒ(2015.9.23〜9.25) 11 2015年ドイツ・チェコ・オーストリアのえとせとら
Jエレベ川のフィレンツェ「ドレスデン」 思いつつままに「旅のよもやま話」
番外編「目の前で見た難民たちの姿
K音楽と芸術の街「ライプツィヒ」と四重奏コンサート

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