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2015ドイツ・チェコ・オーストリア個人旅行(2015.9.14-10.5)
ミュンヘン編/ドイツ(2015.9.18-9.21)
G オクトパーフェストでにぎわうミュンヘンの街並
オクトパーフェストでにぎわうミュンヘンの街並み 2015.9.19(土)-9.20(日)
ドイツで人気ナンバーワンの町「ミュンヘン」は850年ほどの歴史を持つ。ミュンヘン旧市街は、リング状の大通りにぐるりと囲まれていて、マリエン広場はその中心。ミュンヘン観光をするなら、このマリエン広場からスタートするのが定番
こちらは、マリエン広場に隣接するミュンヘン最古の「ペーター教会」の塔から新市庁舎を写したもの。豆粒の人間を見れば、如何に「新市庁舎」が巨大なのか、一目瞭然だと思う
新ゴシック様式の「新市庁舎」は14年をかけ、1881年に完成。このエリアは、デパートや流行の店、カフェ、市場など、昼夜を問わず、賑やかで楽しい場所だ マリエン広場の直ぐ横にある旧市庁舎。現在は、おもちゃの博物館になっている。ちょうど、目の前を馬車が通り過ぎて行った
「からくり時計」・・・ドイツ人は時間に厳格ではない! 2015.9.19(土)、9.20(日)
新市庁舎の、ドイツ最大のからくり時計は観光名所となっていて、1日4回、からくり時計を見ようと、大勢の人が集まる(11:00、12:00、17:00、21:00(3-10月)の4回)。10分程、等身大の人形が結婚式を再現したり、ダンスを披露したりする。
ところで、ここで、「ドイツ人は時間にルーズ」という、フュッセン在住の日本女性の言葉を思い出した。
実はこの日、12時になっても、からくりはビクとも動かなかった。5分過ぎても、止まったまま。集まった人たちがざわつき始めた。諦めて帰り始める人もいる。そして、10分近く経って、ようやく、からくり時計が動き始めた。
何だったのだろう。自動ではないのだろうか?スイッチを入れる人が遅刻したのだろうか?
ドイツ人は時間にルーズなのだと、このからくり時計が見事に証明した(^_^;)
下の段のからくりでは、貴公子たちがいつまでもクルクルと踊り続けるだけだが、上の段のからくりの、馬に乗った騎士同士が闘い、長い槍に刺された騎士がガクンと後ろへ倒れるところが唯一、おもしろかった
隣りで、からくり時計を見ていた夫婦。ずっと高い時計を見ていて、凝ってしまった奥さまの首を旦那さんがマッサージ。「Nice!」とカメラを向けると、笑顔が返ってきた 街で見かけた、大胆にも、首からプレッツェルを下げた女の子。手にはこの時期にしか飲めない今年採れたてのワイン「シュトルム」か。なんだか、すっかりでき上がっていた(^_^;) nabeさんのiphoneによる撮影。マリエン広場はそれほど広くないので、新市庁舎の塔を全部収めるのは至難の技。一眼レフはもうお呼びでない(^_^;)
ミュンヘンを一望するか、「ペーター教会」で満足するか・・・ 2015.9.19(土)
はっきり言って、体力がない人は、ペーター教会だけで満足したほうがよい。306段の階段は半端じゃなく辛い。展望台に近づくと、急&窮屈な階段を、ほとんど手すりにすがって、よじ登る感じなのだ。塔の展望台は、足元が鉄網なので、高所恐怖症じゃなくても、若干怖い(^_^;)。ただ、ミュンヘンの街並みを一望する、その景観は、登る辛さを一気に吹き飛ばしてくれる(料金2ユーロ 10:00-19:00)
最初は石造りのしっかりした階段だが、展望台に近づくにつれ、手作りの狭い急階段となり、塔への出口は人一人が通るのが精いっぱい。道を開けて待っていると、山登りの時のように、「Thank you」の声が返ってくる。リュックを背負い、一眼レフを片手の私は、くたびれ果てて、頂上にある休憩所でしばし休んで、ようやく息をついた
マリエン広場に隣接する、12世紀からの歴史を誇るミュンヘン最古の教会「ペーター教会」。内部は、18世紀のロココ調の、華麗な造りが素晴らしい。入った瞬間、見物客は辺りを見渡して、それから天井画に目を凝らす。ところで、わたしが塔の展望台に登って、ミュンヘンの街並みを写している時、nabeさんはこのペーター教会の長椅子でのんびりと休養していた。この旅で、確実にわたしはnabeさんの倍、動き回ったと思う(^0^)
王宮(レジデンツ)めぐり 2015.9.19(土)
14世紀から約500年にわたってバイエルン王家ゆかりの建物「王宮(レジデンツ)」。130室の部屋には豪華な調度品が並び、王冠や宝石、金細工など1250点の美術品を展示する宝物館と、ドイツで最も美しいオペラハウスと謳われるキュビリエ劇場が隣接する
一瞬、誰もいなくなって、静寂が押し寄せる。500年を経た石畳の今の姿を撮してみる
王宮庭園まで来ると、人出もぐっと減り、しばしベンチで朝から歩き回った足を休めた
王宮で見つけたものをちょっと拾い出してみる。左二つは、王宮の門にあったもの。右は、王宮へ向かう途中のビルに飾られたライオン像がぶら下げていた彫塑。下のこの部分だけを皆はさすって行く。何かのおまじない?
アザム兄弟の芸術が炸裂する教会「アザム教会」 2015.9.20(日)
ちょっと不思議な「アザム教会」。アザム兄弟が自分たちのために建てた、バロック様式やロココ様式を取り入れた、豪奢な教会だ。明かりが入るのは、入口だけなので、入り口に陽の当たる午前中にのぞいてきた
入り口の朝陽の元で、祭壇に目を向けると、一瞬、人間の臓器を垣間見せられたような、おどろおどろしい感覚に襲われる。「教会はもう飽きた!」と言っていたnabeさんもいつになく、じろじろと内部を眺めている。おまけに、「なんか、すごいねぇ」とか言っている(^_^;)。そうなのだ、何かが決定的に他の教会と違うのだ。何が違うのだろうと、マジマジと眺めた
ガイコツが天使の首を剣で切り落とそうとしているのだろうか。共に金色で塗りたくられている。金色に塗ることで何かを伝えたいのだろうとは予測できるが、意図が分からない(^_^;)。それにしても、強烈なほどに金色が多い
ブティックやカフェが並んだ繁華街のセントリンガー通りに面したビル群の中に突如、教会の入り口が現れる。決して華やかなブティック群にも負けてない 金の首輪の少年を踏みつけ、金の燭台で打ちすえているのは誰なのだろう。回りには、金の首輪をした幼子があちこちにいる。そうか、教会に、神職者らしき者が天使をいじめている彫刻があること自体が異様すぎるのだ
欄干ひとつをとっても、細工が細かい。一瞬、内臓のように見えてしまったのは、壁の基調に使っている大理石が赤みを帯びたものだからかもしれない。大理石独特の、流れたような赤みが生々しく見えてしまった
ミュンヘン最大の青空市場「ヴィクトアリエン市場」 2015.9.18(金)-9.21(月)
「ミュンヘンの台所」と言われるミュンヘン最大の青空市場「ヴィクトアリエン市場」はマリエン広場から歩いてすぐ。広場では、ビールや、好きな惣菜を買って、野外のテーブルでおしゃべりをしている人たちがいっぱい
マイバウムはマルクトのシンボル且つ、バイエルンのシンボル。営業は月-金10:00 -18:00, 土10:00 -15:00 生鮮食品をはじめ、雑貨、花、はちみつなど、140ほどの店がひしめく
オクトパーフェストの定番お菓子のアクセサリーや、タワシ風の白鳥が店先に並ぶ。海の幸の惣菜もいっぱい
市場でも行列ができていたシーフードの店で、素敵なサラダをゲット。目の前で白身魚のフライも注文。たくさんの副菜が載って、テーブル席へ届く。肉料理に飽きていたので、ほくほくの魚のフライに感動。ビールは並んで買う
世界で二番目に大きいアーチの天井「聖ミヒャエル教会」 2015.9.20(日)
反宗教改革のシンボルとして16世紀建造された、ルネッサンス様式の壮麗な「聖ミヒャエル教会」。思わず、おお、と言って、天井に目が奪われる。世界で2番目に大きい独立型のアーチ天井だけに、ものすごい高さだ。大きな窓から差し込む日差しが一層教会内の白さを浮き立たせていて、薄暗いアザム教会を見た後なので、特に白い装飾が、際立って見えた
「アウグスティーナ・グロースガストシュテッテン」でバイエルン料理を楽しむ 2015.9.20(日)
アウグスティーナ醸造所は680年の歴史を誇る、ミュンヘンで最も古いビール醸造所。アウグスティーナ修道院が1294年に創立し、修道院でのビール醸造が1328年から始まったとか
ブリュワリー(地元のビール醸造所)の、ヴァイツェンビール(伝統的に、濾過していない白ビール)が飲みたくて、「アウグスティーナ」の看板を見つけて、フラリと入る
豚肉の塊をオーブンで焼いてスライスし、肉汁を混ぜたブラウンソースで煮込んだバイエルン料理「シュヴァインブラーテン。付け合わせはもっちりとしたジャガイモ団子のポテト・クネーデル 重曹につけた表面を飴色に焼いて仕上げた、ドイツの名物パン「プレッツェル」。表面はパリッとしていて、中はもちもち
ビールは南ドイツ地方で造られる白ビール(ヴァイツェンビール)を注文。フルーティな香りで、ホップの苦味は少なく、飲みやすい(0.5リットルで4.3ユーロ)。ビールのつまみには、定番の白ソーセージ(ヴァイスヴルスト)。仔牛肉に玉ねぎやレモンの皮などを混ぜて作ったもので、2本のソーセージが壺に入って出てくる。皮をむいて、少し甘めのスイートマスタードをたっぷりつけて食べる。食感は柔らかくておいしい。付け合わせの伝統料理のひとつ「キャベツの酢漬け「ザウワー クラウト」は、山盛りだったが、優しい味で、サラダ感覚で全部食べてしまった
フラウエン教会で悪魔の足跡を踏むのを忘れる(^_^;) 2015.9.20(日)
後期ゴシック様式のミュンヘンのシンボルの「フラウエン教会(聖母教会)」。煌々とした光の中、真っ白な22本の八角柱が両側に立ち並び、白壁のように見える。その構造のためか、入口付近の「悪魔の足跡」に足を乗せて、内部を見ると窓が見えないという。悪魔がここに立ち、窓がないと、「地団駄踏んで怒った」という伝説がある。物見高いわたしは、この悪魔の足跡を踏むのを楽しみにしていたのに、すっかり忘れて、教会を後にしていた(^_^;)
フラウエン教会(聖母教会)は、マリエン広場から10分程の所に立ち、2本の玉ねぎ型の円蓋の塔が目印
青空市場「ヴィクトリアリエン市場」で調達したランチ 2015.9.19(土)
スパイスなどでマリネした豚のすね肉をじっくり炭火で焼いたドイツの伝統料理「シュヴァイネハイセ」。市場で2個買うと、お得プライスだったので、つい2個、買ってしまう。食べても食べても減らなかった(^_^;)。毎回、海外で買って食べるオリーブやトマト、青ブドウ。どうして海外で食べると、こんなにおいしいのだろうといつも思ってしまう
立地が最高だった「ホテル ゲルマニア」) 2015.9.18(金)-9.21(月)
ミュンヘン中央駅から徒歩5分ほどで、オクトパーフェストのパレードが、ホテルの目の前を通るので、実に便利で楽だった。ただ、やっぱり宿泊費は高かった(^_^;)。朝食付きで3泊2人分で87,626円。朝食もおいしく、レバーのウィンナー(フォークで刺すと、ヌルヌルと出てくる(^_^;))とマリネとケーキが特に美味しかった
ミュンヘンのえとせとら 2015.9.18(金)-9.21(月)
さすがにビール天国ドイツ。小さな樽をふたつ載せたビール売りを道端で発見。ひょっとして、オクトパーフェストの間だけ売られる「Festbier(フェストビアー)」だったのだろうか オクト―バーフェストの準備作業を手伝ったスタッフで一番の有名人はアインシュタイン。ショッテンハーメル社のテントで電球の取り付け作業をしたそうだ 2015年のオクトパーフェストの公式ポスター。このマーク入りのものを買いたかったが見つからなかった
今回の旅で、とても役立ったのが、ドイツ鉄道(DB)が展開する「HOTSPOT」。乗車中は、30分間、無料でwifiを利用することができる。早く日本にも普及してもらいたいと思う DB(ドイツ鉄道)の自動販売機は使い勝手が良い。英語表記もあるし、札も使用できる(チェコは小銭のみ)。バイエルンチケットを5回利用して、格安であちこち移動した 王宮庭園の道端で見つけた自転車止め。音楽を愛するドイツの国らしく、音符マークのおしゃれな自転車止めがずらりと並んでいた

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H木組みの家が可愛い「ニュルンベルク」

2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行22日間 ベルリン&ハンブルク編(2015.9.25〜9.28)
@2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行について L新旧の魅力が調和する「ベルリン」とオペラ鑑賞
A2015年ドイツ・チェコ・オーストリア旅行スケジュール Mベルリンの壁と、2015年ベルリンマラソンと、蚤の市
フュッセン編(2015.9.15〜9.18) Nドイツサッカー観戦と、ミニチュアランドと、倉庫街
Bロマンティック街道の南端の街「フュッセン」 プラハ編(2014.9.28〜9.30)
Cドイツ最高峰「ツークシュピッツェ」と「ガルミッシュ」 O聖ヴァーツラフの葡萄収穫祭と百塔の街「プラハ」
ミュンヘン編(2015.9.18〜9.21) P傭兵交代式とマリオネットと聖フランシス教会コンサート
Dミュンヘンのオクトパーフェストの初日編 チェスキー・クルムロフ編(2014.9.30〜10.1)
Eミュンヘンのオクトパーフェストの二日目編 Qチェコで一番美しい町「チェスキー・クルムロフ」
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Gオクトパーフェストでにぎわうミュンヘンの街並み R千年の音楽史をもつ「ウィーン」と佐渡裕コンサート
ローテンブルク&ニュルンベルク編(9.21〜9.23) Sメルク修道院とヴァッハウ渓谷クルーズ
H木組みの家が可愛い「ニュルンベルク」  10 ザルツブルグ編(2014.10.3〜2015.10.4)
I中世の宝石箱「ローテンブルク」 21ザルツブルクの街散策と城壁ディナーコンサート
ライプツィヒ(2015.9.23〜9.25) 2015年ドイツ・チェコ・オーストリアのえとせとら
Jエレベ川のフィレンツェ「ドレスデン」 ★思いつつままに「旅のよもやま話」(
K音楽と芸術の街「ライプツィヒ」と四重奏コンサート

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