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2016年北欧24日間個人旅行(2016.8.23-9.15)
オーフス&コペンハーゲン編/デンマーク
北欧最大の芸術の祭典「オーフス・フェスティバル」
北欧最大の芸術の祭典「オーフス アート フェスティバル」 デンマーク 2016.8.30(火)-8.31(水)
オーフス アート フェスティバルは、1965年からデンマーク・オーフス市で始まった。北ヨーロッパでも、最も有名なアートフェスティバルということで、そのフェスティバル見たさに、ベルゲンからわざわざ、オーフスへ寄った。
オーフスは、もともとアーティストが多く住む町として知られており、年1回のフェスティバル期間中は、市民や観光客が街に繰り出し、街全体がお祭り気分にひたるという。今年の開催は、2016年は8月26日から 9月4日だった
街じゅうがフェスティバル一色という感じで、どこも人でいっぱい。オーフス駅からオーフス大聖堂へ向かうリエスギャーゼ通りと川が交差する川べりでも、イベント中。川に浮かべたウォーターボールの中で、ずっこけ通しの男の子たちを眺めて、わたしたちも大笑い
ホテルに向かう時、何やら、ビルの前に人だかり。ビルを見てみれば、3階建てのビルの外壁に人間(まさか!)。しかも、びっくりして近づいてみると、なんと、ビルの外壁にいたのは、子供たち。おまけに、外壁にぶら下がったり、逆立ちしたりと、危険な行為をしているではないですか。びっくりさせられたものの、これはアートフェスティバルの一環。さすがに、ヨーロッパでも人気のフェスティバルだけあって、やる事がすごい
この角度から見れば、謎が解ける(^^)。実は、巨大な鏡が斜めに設置されていて、下に描かれたビルを写し出しているのだ。だから女の子たちは、大きな鏡に映る自分の姿をチェックしながら、ぶら下がった格好やら、ビルのふちに腰かけた格好やら、思い思いのポーズを取る(^0^)。いたずら一杯の何とも楽しいパフォーマンスだ
このパフォーマンスは何度見てもドキリとする。誰でもが参加できるらしく、大勢の若者や子供たちが出演したくて、順番待ちをしていた ボルダリングもイベントのひとつ。色とりどりの可愛い岩に女の子が挑戦 多くの若者たちが真剣にフェスティバルに参加している姿が特に印象的だった
バンドのテントは、混雑していて、入れない。ビートルズが演奏されて、一気に皆さんが盛り上がる。テント入口で一緒にバンド演奏を聴いていたご婦人たちと意気投合 かっこいいボスターだったので、記念にパチリ
エネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれた2人。ついおもしろくて、20分ほどのパフォーマンスを最後まで見届けた。勝手にタイトルをつけるとしたら、「コミュニケーションの断絶と爆発(おい)」
公園はもちろん、市庁舎やオーフス美術館前の広場など、あちこちにテントが張られて、イベントが目白押し
スプレーやペンキで、巨大なキャンパスを仕上げていた若いアーティストのお兄ちゃん
大きな絵画を仕上げている若者たち。こんな絵を、どこかで見た気がするのだが・・・
路地をのぞくと、空から傘がぶら下がっている。期待して路地を曲がると、ジャズバンドが演奏中。道路向こうでテンポの早い曲に合わせ、激しくサルサを踊るカップル2組を発見。チラチラと踊る姿が見えて、もうその場所から離れることができなかった
オーフスのアートフェスティバルのせいなのか、川のほとりのレストランはお客さまたちでギュウギュウ詰め 素敵な建物につられて近づいてみると、「アメリカン スピリット」を上演している。見るかどうか迷ったが、時間が大分遅くなってしまうので、残念ながらパス
アロス オーフス美術館 デンマーク 2016.8.30(火)-8.31(水)
レインボーカラーに変化する展望台が街のシンボルになっている「アロス オーフス美術館」。道に迷った時、この展望台を見つけて、無事、目的地にたどりついた
オールドタウン「デン・ガムレ・ビュ」(国立野外民俗博物館)に感動! デンマーク 2016.8.30(火)
オスロの民族博物館へ行って、おもしろくなかったので、オーフスの民族博物館も期待していなかった。一歩入って、建物の多さと素晴らしさ、建物の内部のおもしろさ、メンテナンスのよさ、あちこちで見るアイデアいっぱいの工夫、スタッフさんのやる気度など、すっかり気に入ってしまった。さすがに、デンマークを代表する野外博物館だけある。オーフスに来たら、ぜひ立ち寄ってほしい、お薦めスポットのひとつだ。
デンマーク各地の民家、商家、市長館など、70件以上の建物が並ぶ。何より、入場者を飽きさせない工夫がいっぱい凝らされていておもしろい。nabeさんが、「日本の江戸村なんて、足元にも及ばない」と、うなっていた
青空と、石畳と、200~400年前のデンマークの古い建物群。建物の中にも入ることができて、展示も凝っていて、当時の生活ぶりなど、古きよき時代を垣間見ることができる。ただ、中に入ると・・・
ドキリとする場面もある(^^;)。あまりに、蝋人形がリアルなのだ(^^;)。薄暗い中、ミシンのある仕事部屋で、店主が針仕事をしている。今にも動き出しそうで、ゾクゾクしてしまう(^^;)
建物や、家の中の展示品だけでもすごいのに、庭には、丈の高い草花が見事に咲き誇り、他の庭では、洗濯ものが風にひるがえっている。実に、心にくいばかりの演出が施されているのだ
角を曲がった時、ちょうど、アヒルの散歩に出くわした。民族衣装のおじさんの後ろから、アヒルたちがヨチヨチと尻尾を振りながら、ついていく(^0^)。これも、入場者たちへの大サービスだ
ともかく、家具など、調度品や小物の状態がすこぶるよい。どこからこんなものを運んできたのだろうと思う。どれも手入れが行き届いていて、スタッフさんたちの気構えが伺えた
歩き疲れたら、この池のほとりのベンチで過ごすとよい。のんびりとそよ風に吹かれて、回りを見渡せば、デンマークの田舎へ足を伸ばした気分にさせられる。最高に気持ちのよい時間になるはずだ
広場に、遠足に来ていた小学生のグループがいた。昔のデンマークにタイムスリップするのに、ぴったりの場所だと思う。そして、あの蝋人形たちに、キャーキャーと騒ぐ彼らの姿が見えるようだった(^0^)
nabeさんのUチューブ「デン・ガムレ・ビュ」(国立野外民俗博物館) デンマーク 2016.8.30(火)
実は「デン・ガムレ・ビュ」へ行くのに迷ってしまい、ようやく到着した時はかなり疲れ切っていた。

でも、一歩足を踏み込んだとたん、疲れも吹き飛ぶほど、中世そのままの建物が立ち並ぶ様は圧巻だった。

おまけに、建物の中の展示がおもしろい。アヒルの散歩にも出くわして、嬉しい悲鳴を上げた。

nabeさんのUチューブは、館内を散々歩き回って、ほとほと疲れ切った時に休んだ、池のほとりの場面だ。

静かに時が流れ、そよ風が疲れを少しずつほぐしてゆき、nabeさんとのんびりおしゃべりをした印象的な場所だ。
ランドマーク的存在のオーフス大聖堂 デンマーク 2016.8.30(火)-8.31(水)
奥行きが95mと長いのが特徴のオーフス大聖堂。教会の奥行きの長さと、壁面のフレスコ画が有名(フレスコ画を写すのを忘れてしまった(^^;)) 天井の刺繍のような白地の清楚なアーチが続く先には、りっぱなパイプオルガンが控える
入り口の左手の小さな部屋で、熱心に膝まづいて、祈る女性がいると思っていたら、彼女は、カメラで格子の中を写していた。何があるのか、わからなかったが、マネして写してみる(おい)。帰国して画像を編集したら、りっぱな棺が数点写っていたので、びっくりした。本来、写してはいけないものを写してしまったのだろうか。ネットで調べたが、この数個の棺の由来はわからなかった
後期ゴシック建築の、手の込んだ精巧な細工をあちこちで発見 アーチの壁のフレスコ画(ネットより)
nabeさんのUチューブ「オーフス大聖堂」 デンマーク 2016.8.30(火)-8.31(水)
12世紀に建てられたデンマーク一の高さを誇るオーフス大聖堂。偶然、オーフス大聖堂へ入った時、パイプオルガンの音色が白い荘厳な教会じゅうに流れていた。
後ろを振り返って、パイプオルガンを眺めたが、演奏している姿を見つけることはできなかった。
オーフスの新名所「市民スペース Dokki」 デンマーク 2016.8.30(火)-8.31(水)
デンマーク第2の都市オーフス(Aarhus)に去年、最新鋭の図書館「DOKKI(ドッキ)」が建った。オーフスの新名所として、人気沸騰中、という情報を見て、立ち寄ってきた
建築先進国デンマークらしく、デザインが斬新。とても図書館とは思えない 左手がホテル並みのインフォメーション。天井は高いし、スペースも広い。ゲームセンターなど娯楽も充実とか 一画で、ファッションショーで賞を取った作品が展示されていた
ベビーカーを押したママがPCで本を見つけて、持参した本を返却ボックスに入れていた。システムが便利そう 海を眺めることができる二階の外のスペースに、なぜか大きな白頭鷲。白頭鷲の後ろにテントが張ってあって、女の子たちが中でくつろいでいた
DOKKIの階段を下りると、そこは海。二階までの長い階段を使って、トレーニングをしている男女を発見した。手と足だけで、石の階段を往復したり、重い丸太を運んだりと、すさまじい訓練をしている(^^;) 素敵なヨットが横付けされているところを見ると、このヨットの乗組員たちなのかなぁと、勝手に想像(^^;)
オーフスでお薦めレストラン「A HEREFORD BEEFSTOW」 デンマーク 2016.8.30(火)
陽気なスタッフさんが、お店のシステムを教えてくれる。ステーキカードに、希望の料理や、焼き加減、ガーリックあるなし、付け合わせのポテト料理の選択、サラダバーの有無にチェックを入れ、スタッフさんに手渡す。ビールを持ってきた彼は、ビッグサイズのグラスをわたしに、スモールサイズのビールをnabeさんに渡して、笑いを誘った(^^)。サラダバーも充実。リブアイと、カレイの焼き加減も味付けも、付け合わせのポテトも最高においしかった
利便性の高いリーズナブルなホテル「Cabin Hotel オーフス」 デンマーク 2016.8.30(火)-8.31(水)
コペンハーゲンでもCabinホテルを利用。このホテルは利便性がよい。オーフスでは、オーフス大聖堂まで徒歩2、3分で、にぎやかな川べりに建つ。赤いレンガの建物の横がこのホテル。朝食付きで料金もリーズナブルで(1泊840Dkr(約13,440円)、部屋は広くはないが、設備は機能的で、モノトーンな色彩が気に入った。ロビーやレストランは広くて、モダン

次は オーフス&コペンハーゲン編/デンマーク
⑧コペンハーゲンの街と、ニューハウン地区 

2016年北欧24日間の個人旅行 タリン編/エストニア
①2016年北欧&タリン&St.ペテルブルクの旅行表 ⑩中世の面影が残る石畳の世界遺産タリンの旧市街
オスロ編/ノルウェー ⑪野外オペラなど、タリンのフェスティバルを楽しむ
②オスロの街めぐりと、オスロを楽しむ ヘルシンキ編/フィンランド
③ビィグドイ地区など、オスロの文化と歴史をめぐる ⑫トラムを使って、ヘルシンキの街めぐり
フロム&ベルゲン編/ノルウェー ⑬かもめ食堂ロケ地巡りとバルト海シリヤラインクルーズ
④フロムの街と、フロム鉄道と、ハイキング サンクトペテルブルク/ロシア
⑤世界最大のソグネフィヨルドのクルーズ ⑭エルミタージュ美術館など、サンクトペテルブルク巡り
⑥ベルゲンの街並みと、世界遺産ブリッケンの散策 ⑮ロシア民族ショーなど、サンクトペテルブルクを楽しむ
オーフス&コペンハーゲン編/デンマーク ストックホルム編/スウェーデン
⑦北欧最大の芸術の祭典「オーフス・フェスティバル」 ⑯旧市街ガムラスタンと国会議事堂と王宮衛兵交代式
⑧コペンハーゲンの街と、ニューハウン地区 ⑰ストックホルム街散策とオペラ鑑賞と地下鉄アート
⑨ヒッピーの楽園クリスチャニアと傭兵交代式 ⑱スウェーデンの原風景が広がる「ダーラフローダ」
2016年北欧個人旅行のえとせとら

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