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2016年北欧24日間個人旅行(2016.8.23-9.15)
サンクトペテルブルク編/ロシア
エルミタージュ美術館など、サンクトペテルブルク巡り
「北のヴェネチア」サンクトペテルブルクの街めぐり ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
42の島と、大小40の川と、20の運河と、合計300余りの橋がある石造りの都サンクトペテルブルクは「北のヴェネチア」とも呼ばれている。バレエや文学が盛んな芸術都市としても知られ、その筆頭がエルミタージュ美術館だ
真っ赤な夕陽に照らされ、エルミタージュ美術館がシルエットとなって浮かび上がった。皆、寡黙に立ち尽くすだけ。今回、エルミタージュ美術館へ徒歩10分という、主要なスポットが集中するエリアに宿泊したお陰で、幾度もエルミタージュ美術館へ足を運び、この幸運な光景を目にすることができた
「血の上の救世主教会(スパスナークラヴィー教会)」 ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
サンクトペテルブルクは、ネヴァ川河口のバルト海に面した湿地帯を、ピョートル大帝が大量の農奴を酷使して埋め立てて建設。「屍の上に築かれた都市」とも呼ばれ、ロシア帝国の首都として、約200年間栄えた。その象徴が、「血の上の救世主教会」だ
農奴を解放したアレクサンドル二世の暗殺があったのが、この教会。金色の屋根は暗殺現場に造られ、名前の由来になったという。折しも、夕陽がペテルブルクの街に降り注ぎ始め、絶好のシャッターチャンスとなった
帝政ロシアのシンボルとして、1858年に築かれたイサアク(イサク)聖堂。収容人数は1万4000人という世界でも最大規模の教会だ。特徴は、5つの玉ねぎ頭。そして、それぞれの玉ねぎ頭が全く違ったデザインであることもユニークだ。外壁には、ロシアの144の町や地域の紋章などが描かれているという
血の上の救世主教会の沿道には、ずらりと屋台が並ぶ。もちろん、一番人気は鮮やかな模様のマトリョーシカ
帝政ロシアのシンボル豪華絢爛な「イサアク(イサク)聖堂」 ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
内部に入ると更に驚かされる。まばゆいばかりに金色に輝く壮大な装飾に、時の権力のすさまじさを肌で感じることができる(展望台150ルーブル 内覧250ルーブルでフラッシュなしの撮影可)
大理石や孔雀石がふんだんに使われた内部。フレスコ画で覆われた一般的なロシア正教会の聖堂とは違って、金が多岐にわかって使われた豪華絢爛な装飾には目を奪われる。左は、ステンドグラスの「キリストの復活」
「イサアク(イサク)聖堂」の展望台へ上る ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
40年もの歳月を費やした、聖堂の入り口の48本の円柱。高さ17m、直径1.8m、重さ114トン。右下の小さな人の姿と比べると、その大きさが伺える 約60mの高さにある金色のドームの展望台にのぼって、サンクトペテルブルクの街を眺めてきた。教会は高さ101m
石段には、頂上への200段まであと残り何段なのか、数字が書かれている。やっと登り切ったと思ったら、ドーム展望へ続く空中階段が!ここでnabeさん、あえなくダウン。しかも一方通行のため、やむなく上り、気持ちが悪くなり、展望台から一瞥の景色を見ることもなく、げっそりとして地上へ戻っていった(^^;)
展望台から360度、こんもりとした緑や運河など、街を見下ろす。右側に水色のエルミタージュ美術館が見える。改めて、エルミタージュ美術館の建物の壮大さを再確認する
街中に出現するカザン聖堂 ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
メイン通りネフスキー大通りに対峙するように、列柱の回廊がアーチ状に建っている。人間と比べてみればわかるが、とにかく大きい。国会議事堂ですよ、と紹介されたら、納得してしまいそうな重々しい造りだ。イサアク(イサク)聖堂や、血の上の救世主教会が、博物館として位置づけられているのに対し、カザン聖堂は今なお、ロシア正教教会の中心として、多くの信者が訪れているという
世界四大美術館の「エルミタージュ美術館(The State Hermitage Museum) ロシア 2016.9.6-9.8
ロシアが世界に誇る美術館「エルミタージュ美術館」。美術館に興味のないわたしでさえ、名前を知っている(^^;)。美術作品だけではなく、宮殿自体も世界遺産になっていて、サンクトペテルブルクの観光のメインスポットだ。
チケットはインターネットで事前で予約(日時の予約が必須)、1人28.98ユーロ(約3300円)
背後から鋭い日差しが差して、エルミタージュ美術館の向かいにある別館の建物が宮殿広場に真っ黒な影を落としている。朝早く、出てきたので、入場までまだ1時間近くあったのに、もう入が並び始めていた
ロシアのバロックを駆使した「大使の階段」。この階段を上って、「謁見の間」へ向かう。実は、インターネットで購入したチケットの入場口は、一般の入場口とは違っていて、この「大使の階段」にたどり着くまで散々歩き回ってしまった。階段がすこぶる少なく、案内図もわかりにくく、各部屋のスタッフは英語を話せない人が多かったのだ
歴代皇帝が大使や使節に会う「謁見の間」。大きなシャンデリアがこれでもか、というぐらい、下がっている。それにしても、一眼レフを持っているのに、ほとんどコンパクトカメラばかりで写している。余りにスケールが大きすぎて、一眼レフでは全体が収まり切らないのだ
赤が鮮烈な「ピョートル大帝の間」。絵画の価値は、よくわからないが、装飾品や家具ならわかる。権力を誇示すると、究極の形がこれなのかもしれない。背後の絵は、ピョートル大帝と女神。大帝は神と同格ということか
宗教画を始め、西洋絵画が整然と展示されている部屋が次から次へと繋がっている。つい目が天井やら、シャンデリアに行ってしまうのは、絵の知識がないから(^^;)。実にもったいない話だと自分でも思う(^^;)
ラファエロの回廊。天井画はラファエロがヴァチカン宮殿に描いた回廊装飾画を模写したもの 中国人の人たちはどこへ行っても何をしていても、自撮りしか念頭にない
「犬と一緒の少年」。バルトロメ・エステバン・ペレス・ムリーリョは、バロック期のスペインの画家で最も重要な人物。甘美な聖母像や愛らしい子どもの絵で知られている。優しい顔立ちに惹かれて、シャッターを押す 美術品のコレクションは、300万点を超える、と聞かされても、ピンとこない。3時間ばかり、迷子ばかりで疲れ切ってしまい、著名な作品までたどり着けなかった。もっとも混雑している箇所はパスするから当たり前だったかも

次は サンクトペテルブルク編/ロシア
⑮ロシア民族ダンスショーなど、サンクトペテルブルクを楽しむ

2016年北欧24日間の個人旅行 タリン編/エストニア
①2016年北欧&タリン&St.ペテルブルクの旅行表 ⑩中世の面影が残る石畳の世界遺産タリンの旧市街
オスロ編/ノルウェー ⑪野外オペラなど、タリンのフェスティバルを楽しむ
②オスロの街めぐりと、オスロを楽しむ ヘルシンキ編/フィンランド
③ビィグドイ地区など、オスロの文化と歴史をめぐる ⑫トラムを使って、ヘルシンキの街めぐり
フロム&ベルゲン編/ノルウェー ⑬かもめ食堂ロケ地巡りとバルト海シリヤラインクルーズ
④フロムの街と、フロム鉄道と、ハイキング サンクトペテルブルク/ロシア
⑤世界最大のソグネフィヨルドのクルーズ ⑭エルミタージュ美術館など、サンクトペテルブルク巡り
⑥ベルゲンの街並みと、世界遺産ブリッケンの散策 ⑮ロシア民族ショーなど、サンクトペテルブルクを楽しむ
オーフス&コペンハーゲン編/デンマーク ストックホルム編/スウェーデン
⑦北欧最大の芸術の祭典「オーフス・フェスティバル」 ⑯旧市街ガムラスタンと国会議事堂と王宮衛兵交代式
⑧コペンハーゲンの街と、ニューハウン地区 ⑰ストックホルム街散策とオペラ鑑賞と地下鉄アート
⑨ヒッピーの楽園クリスチャニアと傭兵交代式 ⑱スウェーデンの原風景が広がる「ダーラフローダ」
2016年北欧個人旅行のえとせとら

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