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2016年北欧24日間個人旅行(2016.8.23-9.15)
ヘルシンキ編/フィンランド
かもめ食堂ロケ地とバルト海クルーズ「シリヤライン」
かもめ食堂のロケ地散策 スタートはエテラ港の屋外マーケットから ヘルシンキ 2016.9.4-9.6
実は、フィンランド旅行の予備知識のため、TUTAYAで「かもめ食堂」のDVDを借りて、映画を観た。通常、邦画は見ない人だが、「かもめ食堂」に出ていた異色の出演者たちのせいか、映画はおもしろかった(2006/3公開)
そこで、フィンランドの散策は、「かもめ食堂」にあやかって、ロケ地めぐりをしてきた
まずは、オレンジのテントがまばゆい、屋外マーケットで賑わうエテラ港からスタート
映画の冒頭にもなったエテラ港はヘルシンキの玄関口。映画同様、晴れやかな水色の空を、大きなかもめたちが、ぐるぐると旋回していた。そして、エテラ港の横には、いつも金色に光る玉ネギを載せたウスペンスキー寺院が控えていた
かもめ食堂でトランク一杯に入っていたオレンジのキノコもちょうど採れる時期のようであちこちで売っていた 海の幸が自慢のテントが並ぶ。どの店で食べようかと、テントの中をのぞきながら歩くのも楽しい 新鮮な海の幸のほか、果物、キノコ類、民芸品、花など、テント市場は朝からにぎわう
ギンガムチェックのテーブルクロスの上に、魚がドーンとてんこ盛りになった30cmほどのプレートが届く。ポテトなどの野菜の上に、お目当てのイワシのフリッターがこれでもか、という具合に山盛り。できたてで、おいしいのだが、食べても食べても減る量ではなかった(^^;) パクパクと口を動かしながら、ダイナミックな彼女の料理を見ていた。紙皿に野菜を入れると、やにわに炒めたイワシをガバッと大胆に上からかけるのだ。もちろん、イワシがたくさんこぼれ落ちる。でも、彼女は気にしない。なんだか、すごいものを見てしまった気がした(^^;)
<nabeさんのUチューブ>

エテラ港のにぎわう様子を写したビデオです。うまい具合に、港でおじいさんがアコーデオンを奏でていて、港の景色とうまくマッチしています。
品数豊富なエテラ港の屋内マーケット ヘルシンキ 2016.9.4(日)-9.6(火)、9.8(木)-9.9(金)
マーケットとは思えないほどの立派な建物で、モザイク模様の建物は長細く続く。通路の両側には、魚、肉、乳製品、野菜、果物、惣菜、スイーツなど、ずらりとお店が並ぶ様は圧巻
魚の缶詰や、瓶詰、かもめ食堂で出てきた可愛い紅茶パックなど、お土産探しにも役立つお店もいっぱい
「カフェ・ウルスラ」から「カイヴォ公園」、「かもめ食堂」へ  ヘルシンキ 2016.9.5(月)
賑やかな港のマーケットを後にして、まず3番トラムで、中継地点となる「Eiran Station」で行く。そこから、カイヴォ公園やカフェ・ウルスラ(Café Ursula)、カモメ食堂をめぐることにした。「Eiran Station」駅を下りて、適当に歩いていくと、素敵な港に到着。このあたりのカイヴォ地区は、ロシア人の保養地として栄えた地区とのこと。そのせいか、素敵な建物が並ぶ。nabeさんが「僕、ここで休んでいるよ」と言い出すので、1人、カメラを持って、出発!
海岸沿いに歩いていくと、15分ほどで、ヨットの帆のような「カフェ・ウルスラ(Café Ursula)」が現れる。店の中はすごく混んでいる。駐車場に車がいっぱいところを見ると、人気店だということがわかる
真っ青なバルト海に、ぽっかりと白い雲が浮かぶ。そろそろ、左手のカイヴォ公園の中をのぞいて、nabeさんの待つ港へ引き返すことにする
だだっ広いカイヴォ公園を見渡す。市民に人気の公園ということだったが、ここまでに、出会ったのは人だけ(^^;)。広い、というか、広すぎ(^^;)
nabeさんのところに戻ると、nabeさんがヘルシンキの親子とおしゃべりをしていた。日本のお菓子キットカットをあげたそうだ。女の子の口の周りに名残りのチョコがついている(^^)。ママいわく「幼稚園にも、日本人の子供がいるのよ」とのこと。女の子が通っているのはインターナショナルの幼稚園だった。わたしの孫もインターナショナルに通っていること、これから英語はますます重要な言語になるだろう、などと、おしゃべりを楽しんだ
天気がよいので、港の芝生の上では、赤ちゃんたちが日光浴 公園には、キノコがぎっしり
道に迷って、現地の人に道を教えてもらって、ようやく「かもめ食堂」にたどり着いた。新しい日本人オーナーによって、今年4月にリニューアルされたとか。ガラス越しに中をのぞくと、お客さんはゼロ(^^;)。写真だけで退散した
「ハカニエミ屋内マーケット」 ヘルシンキ 2016.9.5(月)
映画の中で登場する「ハカニエミ屋内マーケット」は、1914年から続くという、老舗のマーケット(Hakaniemen kauppahalli)だ。屋内・屋外ともに大規模で、周辺にも店がたくさんあって、賑やかな所だった
マーケットホールの1階は、おもに食材屋さん。生鮮品から、自家製パン・ケーキ屋、ピクルスやスパイスの専門店、コーヒーやお茶などの嗜好品を扱うお店など、さまざまな店が、ジャンルごとに並んでいた
おいしそうな惣菜や、めずらしい惣菜も豊富に揃っていて、楽しい。エテラ港の屋外マーケットで食べた山盛りのイワシのフリッターも売っていた。アクセス:地下鉄、トラム「Hakaniemi」駅下車すぐ 営業時間:月~金曜8:00~18:00、土曜8:00~16:00 定休日:日曜日
バルト海豪華クルーズ「シリヤライン」で船旅を楽しむ フィンランド 2016.9.9(金)-9.10(土)
フィンランドの首都ヘルシンキと、スウェーデンの首都ストックホルムを結ぶシリアラインは豪華客船で人気のあるクルーズだ。A-Class Cabin ディナー・朝食ビュッフェ付275ユーロ(約31,625円)。鉄道パス割引を利用
「シンフォニー号」は5万8400トン。全長203m。乗客乗員合わせて3000名を超え、客室も986室というから半端じゃない。乗船の折、ムーミンとミィーがお出迎え。ヘルシンキオリンピアターミナルを9/9 17:00、無事出港した
ガラス越しになっているので、慌て者が落ちる心配もない。サンサンと太陽が降り注ぐデッキでは、真っ赤に日焼けするのがオチ。わたしは帽子を深々とかぶって、日の当たらない場所を探し回ったが、北欧の人は外の景色を眺めながら、日光浴も楽しんでいた
メインフロアーの7階は、吹き抜けのプロムナードになっていて、凸凹した客席の窓が12階まで続く様は圧巻。通路の両側には、カフェ、レストラン、パブ、ショップ、カジノ、バーなどが並び、まるで街中のにぎわいだ
船内の施設は豪華。他にも、免税店、サウナ、ラウンジ、ディスコも揃っている。免税店は空港並み
船内の探索に出かけると、既にあちこちでジャズなどのバンド演奏が始まっていた
クルーズのイベントの中でも一番大きな「空中ブランコ」。なんと、下のネットや命綱はない!当たり前だが、空中ブランコがブランブランと大きく揺れたび、ヒヤヒヤしてしまう
踊りも歌も迫力いっぱいで、盛り上がったアフリカンダンス。熱いリズムに乗りまくるダンサーたちの肢体に観客の目は釘づけ
ディスコ会場でも激しいリズムのダンスショー
海の幸いっぱいの豪華ビュッフェを食べまくる フィンランド 2016.9.9(金)-9.10(土)
今回もベルゲン~ヒアッツハルツ同様、夕食も朝食もビュッフェを予約。テーブルは予約制になっていて、スタッフさんがテーブルまで案内してくれる。ラッキーなことに、案内されたのは窓際の席110番だった。外の景色を眺めながらの贅沢なディナーとなり、まずは、ワインとビールで乾杯! さぁ、頑張るぞ、と気合が入る(おい)
ソフトドリンクの他、ビールと赤・白ワインも飲み放題。マッスルやエビ、チーズなど少しずつプレートによそって、味見の開始
マッスルは5cm以上と大粒の身。しかもプリッとしていておいしいので、何度もお代わりをする。貝の淵が緑色だったが、種類が違うのだろうか? キャビアや寿司も発見。まだまだ味見する料理がいっぱい残っているのに、半分ほどの味見で、満腹になってしまう
スイーツコーナーにはいろいろな種類があって、とてもじゃないが、全種類は食べられない。7種類をチョイスして、トドメにソフトクリームを食べて、大満足でレストランを後にした
快適に過ごせた船室 フィンランド 2016.9.9(金)-9.10(土)
両側が船室になっている廊下が、はるか遠くまで続く。最初は当然迷う ベッドはソファベッドと折り畳みベッドになっていて、結構ゆったりサイズ 化粧テーブル兼デスクはドライヤー付き
船内は、想像より広くて明るく、設備もコンパクトながら充実。遊び疲れたら、船内でひと休みして、また遊んだ(^^)
ヘルシンキからストックホルムへ向かうバルト海クルーズは、穏やかな海で揺れることもなく、デッキで景色を眺めたり、快適な船室で昼寝をしたり、ビュッフェで食べまくったり、あちこちで開催されるショーを楽しんだりと、1泊2日のクルーズを満喫した、

次は サンクトペテルブルク編/ロシア
⑭エルミタージュ美術館など、サンクトペテルブルク巡り

2016年北欧24日間の個人旅行 タリン編/エストニア
①2016年北欧&タリン&St.ペテルブルクの旅行表 ⑩中世の面影が残る石畳の世界遺産タリンの旧市街
オスロ編/ノルウェー ⑪野外オペラなど、タリンのフェスティバルを楽しむ
②オスロの街めぐりと、オスロを楽しむ ヘルシンキ編/フィンランド
③ビィグドイ地区など、オスロの文化と歴史をめぐる ⑫トラムを使って、ヘルシンキの街めぐり
フロム&ベルゲン編/ノルウェー ⑬かもめ食堂ロケ地巡りとバルト海シリヤラインクルーズ
④フロムの街と、フロム鉄道と、ハイキング サンクトペテルブルク/ロシア
⑤世界最大のソグネフィヨルドのクルーズ ⑭エルミタージュ美術館など、サンクトペテルブルク巡り
⑥ベルゲンの街並みと、世界遺産ブリッケンの散策 ⑮ロシア民族ショーなど、サンクトペテルブルクを楽しむ
オーフス&コペンハーゲン編/デンマーク ストックホルム編/スウェーデン
⑦北欧最大の芸術の祭典「オーフス・フェスティバル」 ⑯旧市街ガムラスタンと国会議事堂と王宮衛兵交代式
⑧コペンハーゲンの街と、ニューハウン地区 ⑰ストックホルム街散策とオペラ鑑賞と地下鉄アート
⑨ヒッピーの楽園クリスチャニアと傭兵交代式 ⑱スウェーデンの原風景が広がる「ダーラフローダ」
2016年北欧個人旅行のえとせとら

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