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2016年北欧24日間個人旅行(2016.8.23-9.15)
サンクトペテルブルク編/ロシア
ロシア民族舞踊など、サンクトペテルブルクを楽しむ
素敵な想い出となった「ニコライ宮殿のロシア民族舞踊ショー」 ロシア 2016.9.6(火)
ロシア民族舞踊ショーは、いろいろな所でやっているが、一番人気は、やはり、ニコライ宮殿のロシア民族舞踊ショー。途中に休憩を挟んで、約2時間のショーで、席は自由席。ただし、ショーの冒頭で撮影禁止とわかり、仕方なく、ステージごとの終わりのお辞儀だけでも写したくて、一番後ろの席に座った。これが大正解。ショーが佳境に入ると、もうあちこちで撮影が始まるので、遠慮なく、半立ち姿勢で撮影することができた
「ダンスに言葉はいらない!」 観客を巻き込んでのショーに客席から笑いもいっぱい。素敵なダンスもあれば、テクニックを競うダンスもあり、コミカルなショー仕立てで笑いを誘うなど、最後まで夢中で見惚れてしまった
男性も、女性も、若い人が圧倒的に多く、女性は皆さん、美人揃いで衣装がよく似合っていた。その上、ダンスもうまいのだから、言うことなし(^^)
息の合った舞台で、ダンサーさんたちも楽しそうに踊る。右端の男性が一番個性的でダンスもうまかった
舞台後ろのバンド演奏に乗って、舞台を所狭しと踊り回るダンスは素晴らしかった。また、軽やかなリズムに乗って、時折、ピーと鋭く飛び出す、左の男性(ダンスもうまい人)の口笛がまた小気味よく、舞台を盛り上げていた
舞台の上で、高々と飛び、見事な跳躍を見せてくれた青年。その驚異的な高さに、観客から大喝采
ライトアップされたニコライ宮殿
後ろ姿しか写せなかった切符の人 ゴージャスな階段で演奏が始まり、華麗な貴族衣装のカップルが踊る

ところでチケットは、インターネットで購入した。旅行会社のオプショナルツアーで探すと、どれも1万5000円以上でバカ高い。現地で買えば、4500円ほどのチケットなのだ。ただし、現地でロシア語で購入する勇気はないし、当日券があるかどうかもわからない。現地のサイトで探し回ったら、1人48.65ユーロ(約5500円)というチケットを発見し、即、カードで決済した。当日、ちゃんとチケットが受付に届いているか、不安はあったが、ニコライ宮殿の門をくぐると、現地の年配の男性が、「WATANABE」のプラカードを持って、門のところで待っていてくれたのには、恐縮してしまった。あの立派なサイト(TickITnow.com)は個人のサイトだったのだろうか

休憩タイムに、軽食やワインなどのサービスがあるという話だったが、多分、先を争って会場に行かないと、ダメだろうと諦めていたら、おつまみ類は既になかったが、ワインなどの飲み物は豊富に用意されていて、わたしも2杯ほど、ついでもらって、飲むことができ、パーティ気分を味わうことができた。ちなみに右側の女性は人形ではない(^^;)
会場の周りには、店が開き、さっきまでダンスを踊っていた人も売り子さんになって、威勢よく商品を売っていた
右の画像に写っているのは「海賊レゴ君」。こんなところでレゴ仲間を発見(^^)。「ロシアの友人がプレゼントしてくれたレゴで、ロシアに連れてきて記念の撮影をしている」と、嬉しそうに話してくれたのはベルギーの青年。残念な事に、休憩タイム終了が迫っていたので、肝心の彼を写すのを忘れてしまった
ロシア民族舞踊
<nabeさんのUチューブ>
ニコライ宮殿のロシア民族舞踊のビデオです。
舞台を盛り上げる口笛が聴けますよ(^^)
ホテルまで30分ほどの距離なので、ニコライ宮殿からネヴァ川に沿って、夜道を歩いて、ホテルへ帰った。治安が悪いと聞いていたが、実際、夜道を歩いてみると、女性は一人歩きしているし、車道沿いで明るかったので安全だった。思いがけず、ライトアップされたネヴァ川のほとりに、ウエディングのカップルがいて、ムードいっぱい
美しいタイルに彩られた「グレイトモスク」 ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
ガイドブックで、このモスクを見たとたん、ぜひ行きたくなった。ロシア正教支配下のサントペテルブルクに、イスラム教のモスクが存在することもちょっと興味を呼んだ。2番メトロへ乗り、トロイツキー橋を渡り、「ゴーリコフスカヤ駅」で降りると、すぐにタイル貼りの水色のモスクが現れる。気が遠くなりそうな数のタイルが貼られていて圧巻
人物を描くことを禁じるイスラム教は、主に植物から派生した幾何学的文様が徐々に洗練され、アラベスク模様になったそうだ ちょうど白い帽子「イスラムワッチ」をかぶった信者の男性が通りかかった
市民の台所「クズニェーチヌイ市場」をのぞく ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
メトロ「ウラジミールスカヤ駅(Vladimiskaya駅)で下車。市場は駅すぐの立派なビルディングの中にある
駅の出口には、ずらりと並んだ、おばあさんたちが、路上に箱を置き、野菜などを並べて、商いをしていた 日本では見かけない、ぺったんの形の桃。これが甘くておいしい。ただ他にも出かける為、買わずにパス
市場というと、ごった返す雰囲気だが、ここは広々としていて、整然としている。午後だったせいか、お客さんの姿は多くなかった おいしそうな乳製品のコーナー。持ち運べないのでパス
ところで、売り場のお兄さんたちは暇らしく、わたしたちに声をかけてくる。ふざけてばかりいて、陽気な人たちだった。大酒のみで、堅物&偏屈と思っていたロシア人のイメージがすっかり変わってしまった(^=^)
ウラジーミル聖堂でスカーフを巻く ロシア 2016.9.7(水)
クズニェーチヌイ市場から駅に戻る時、黄色い塔の可愛い教会を見かけたので、中をのぞいてみた。階段の入り口にスカーフや腰に巻く布が用意されている。何事も経験!と、スカーフを巻いて、階段を上って行った
「知らない」とはいうことは、「怖い」ものだ。小さな教会だと思って入った「ウラジーミル聖堂」は列記とした、ロシア正教教会の大聖堂だった。なぜ玉ねぎの形の金の小塔に気づかなかったのだろう(^^;)。調べてみると、「ウラジーミルの生神女(しょうしんじょ)大聖堂」という大層な名前までついていた。二階に上がると、敬虔な祈りが行われていて、わたしはうつむいて、教会の厳粛な雰囲気を肌で感じて、満足していた。無宗教ゆえ、何でもありか。知らないとは、本当に怖いものだ。ところで、生神女とは、聖母マリアのことだとネットに書かれていた
恐ろしく地下深くに存在するロシアの地下鉄(メトロ) ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
サンクトペテルブルクの地下鉄は料金も安く(1回約50ルーブル約80円ほど)、頻繁に電車も走っていて、待ち時間も少なく、観光客でも利用しやすい。ただ線路が地下深くを走っているので、エスカレーターで恐ろしいほど地下深くまで下りることになる。実は、冷戦時代、防空壕も兼ねて、建設されたためだ。おまけに、これが地下鉄かと驚くほど、豪華な造りなのだ。ところで、先ほど、調べ物をしていたら、地下鉄は原則撮影禁止と書かれていたので、びっくりした。そこらじゅうで撮影してきたが、KGBに見つかっていたら、どんな事になっていたのだろう
多分、エレベータで転んだら、打撲ぐらいでは済まないと思う。そのせいか、エレベータの下には、監視の人がいて、常時、数台のテレビモニターでチェックしていた。いつも、地下鉄には大勢の利用客
地下鉄の入り口も豪華だし、通路も、1Fの出口も、まるでプロムナード並みだ。ここは、レーニン広場のある「ブロ-シャチ・レーニナ駅」。他にも、博物館並みに大きな絵や飾りがあったりと、どこも豪華だ
ここは博物館ではなく、列記とした地下鉄のホーム。観光コースになっているらしく、たくさんの観光客がいた
ヨーロッパでありがちな電車のイタズラ書きもない なぜか、シャンデリアが並ぶ地下鉄の通路
競技場のような、ゴーリコフスカヤ駅 近代的な改札口(出口はフリー) ホームにも、まさかのシャンデリア
サンクトペテルブルクのえとせとら ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
サンクトペテルブルクには軒並み、素敵な建物が並んでいる。すっかり大都会という景観だが、車だけは感心できなかった。広い道路を車は我が者顔でぶっ飛ばす。交差点でさえ、いつ突っ込んでくるかわからないので、怖かった。青信号に変わっても、車の行き来を確かめてから渡るようになった。車のマナーが悪いのはなぜだろう。舗道に駐車したり、二重駐車はザラ。街のインフラは満点でも、メンタル面のマナーは遅れている気がした
街中でフェスティバルをやっていた。のぞいてみると、女性たちが民謡ダンスを踊っている。両側にはたくさんの店。看板を見たが、ロシア語なので、まるでわからない。サンクトペテルブルクの街では、迷子になると、お手上げだ。標識も、通りの名もロシア語のみ。有名な観光地なのに、なぜ観光客の利便性を考慮しないのか不思議だ
街角で、若者たちがライブをしているのを3件ほど見かけた。上手なバンド(上右)には、たくさんの観客が集まっていた。街全体に、ライブを楽しもうとする気風のようなものがあった
サンクトペテルブルクの人たちはとても優しく、ほがらかだった。迷子が多い分、市民の人たちに助けてもらった。左画像は、セレモニーがあるらしく、軍服姿の女の子が要人を待っていた時のものだ。「写真、撮ってもいい?」と聞いたら、「もちろん(Sure!)」と笑顔を振りまいてくれた。ところで、サンクトペテルブルクで、腐るほど軍人を見た。若い青年たちを根こそぎ軍人にしたかのような膨大な数だった。これがロシアという国なのだろう
可愛いレストラン「ゴスティ(Gosti)」 ロシア 2016.9.7(水)
エルミタージュ横の旧海軍省の前にあるレストランで、何より内装が可愛いし、気軽で入りやすい
階段を上るところから既に楽しくなる 小物使いも心憎い。ビールはローカルビール またもボルシチを注文。ここのボルシチが一番おいしかったとnabeさん
お料理も手が込んで、おいしい上に、盛り付けも楽しめる。ラズベリーソースの程よい酸味が、おいしかった
エルミタージュ美術館裏の「ゴールデン トライアングル ブティック ホテル」 ロシア 2016.9.6(火)-9.8(木)
二泊三日のサンクトペテルブルクでは、トランクはヘルシンキのホテルに預け、身軽なリュックでやってきた。ロシアの出入国での荷物検査や、ホテルや駅などでの盗難を考慮し、必要最低限の荷物にしたのだ。ホテルは2008年築で、センスもよく、高級感たっぷりのホテルで居心地満点だった
部屋のベッドメイキングも素敵だったし、扉も家具もマホガニーで、北欧のホテルとは、月とスッポン(^^;)。おまけに、2泊で14051RB(約23,886円)。北欧のホテルよりも料金は低かった
居心地も最高によく、気に入ったタリンのホテルと互角ぐらいの満足度 タオル地のガウンがとても役立った
朝食は暖かい料理もあって、種類も多く、楽しみだった。ケーキや大好きなぺったんこの桃もおいしかった

次は ストックホルム編/スウェーデン
⑯旧市街ガムラスタンと国会議事堂と王宮衛兵交代式

2016年北欧24日間の個人旅行 タリン編/エストニア
①2016年北欧&タリン&St.ペテルブルクの旅行表 ⑩中世の面影が残る石畳の世界遺産タリンの旧市街
オスロ編/ノルウェー ⑪野外オペラなど、タリンのフェスティバルを楽しむ
②オスロの街めぐりと、オスロを楽しむ ヘルシンキ編/フィンランド
③ビィグドイ地区など、オスロの文化と歴史をめぐる ⑫トラムを使って、ヘルシンキの街めぐり
フロム&ベルゲン編/ノルウェー ⑬かもめ食堂ロケ地巡りとバルト海シリヤラインクルーズ
④フロムの街と、フロム鉄道と、ハイキング サンクトペテルブルク/ロシア
⑤世界最大のソグネフィヨルドのクルーズ ⑭エルミタージュ美術館など、サンクトペテルブルク巡り
⑥ベルゲンの街並みと、世界遺産ブリッケンの散策 ⑮ロシア民族ショーなど、サンクトペテルブルクを楽しむ
オーフス&コペンハーゲン編/デンマーク ストックホルム編/スウェーデン
⑦北欧最大の芸術の祭典「オーフス・フェスティバル」 ⑯旧市街ガムラスタンと国会議事堂と王宮衛兵交代式
⑧コペンハーゲンの街と、ニューハウン地区 ⑰ストックホルム街散策とオペラ鑑賞と地下鉄アート
⑨ヒッピーの楽園クリスチャニアと傭兵交代式 ⑱スウェーデンの原風景が広がる「ダーラフローダ」
2016年北欧個人旅行のえとせとら

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