2014年カナダ個人旅行(2014.8.22-9.12)
モントリオール編(2014.8.30~9.2)
⑨キャサリンとの再会と、モンロワイヤル公園ハイキング
(2014.8.31)
キャサリンとJoeとの再会(2014.8.31)
オーストラリアから日本に来て、2年ほど過ごした後、キャサリンとJoeはカナダへ飛び立って行った。今はカナダの研究機関で環境について研究をしているキャサリン。Joeはレストランで料理の腕をふるっているそうだ。

久しぶりにキャサリンたちに会って、モントリオールの街を案内してもらった。翌日は、モン・ロワイヤルパークでピクニックを楽しんだ。若い二人はこれからも世界じゅうを渡り歩き、最後は、ニュージーランドに戻って、二人でレストランを開くのが夢だと言う
<ダウンタウン> お洒落な住宅地「プラトー・モン・ロワイヤル」(2014.8.31)
カルティエ・ラタンを貫くサン・ドニ通りを西に行くと、「プラトー・モン・ロワイヤル地区」へ続く。「プラトー・モン・ロワイヤル地区」は20世紀初め頃まで、貧しいインテリ層やフランス系カナダ人たちの労働階級の住宅地だったところ。その頃のビクトリア様式の赤レンガの建物が今もなお、大切に使われ続けている
テラスハウスの玄関の飾り階段や植木の緑の使い方が目を楽しませてくれる
探していた「らせん階段」も発見 ビクトリア様式は屋根や窓に大きな特色
キャサリンと待ち合わせしたのは、「プラトー・モン・ロワイヤル地区」にあるメトロ「Laurie」駅。
駅前には小さな教会「セント・デニス」やビクトリア様式の建物が立ち、鉢植えも見事で、町全体が小ぎれい
カフェでJoeと待ち合わせ(2014.8.31)
Joeが遅れて来るということで、キャサリンとnabeさんの3人で「cafe SARDINE」でしばし待機。30分後、久しぶりにJoeの二枚目スマイルを見る(^-^)。Joeは一日10時間以上、旧市街のレストランでシェフとして働いている
人気レストラン「ローレンス」で素敵なランチ(2014.8.31)
キャサリンたちがランチのお店として選んでくれたのは人気レストラン「ローレンス」。店の外には、長い行列。モントリオールの人たちはよく並ぶ(^_^;)。Joeのアドバイスをもらいながら、ランチをチョイス
ボリュームもいっぱいで、盛り付けも楽しいランチを、おしゃべりをしながら、ゆっくりといただいた(^0^)
醸造所から直送のビールを堪能(2014.8.31)
ランチの後、場所を変えて、醸造所から直送のビールを出すレストランへ行く。ビールの種類はなんと32種!アルコールの度数をみると、10度以上のビールが2種類もあった。こんもりと茂った木陰の木のベンチでビールを飲みながらおしゃべり三昧
こういう地元のお店は、観光客では中々立ち寄れないと思う。キャサリンたちも、時々寄るのだという 6種類のビールを味わえるテスタービール。グラスが大きすぎる(^_^;)。アルコール10度のビールはビターでヘビー。チェリーの入ったビールも初体験
ちょっと小雨が降ってきて、店内に移動。結局、またやんだので、アウトサイドへ行く(^^) 店内はレンガとマホガニー色の木の家具で統一
日曜日のフリーマーケットに遭遇(2014.8.31)
この日は日曜日だからか、歩行者天国になった通りにはフリーマーケットが開かれていて、色とりどりのテントが立ち、古着やアクセサリー、手作りグッズなど、楽しそうなお店がいっぱい出ていた
ディナーはJoeお薦めの創作料理レストラン「メゾン パブリック」(2014.8.31)
店内には、カリブーの角や、昔の食器棚などが自然に置かれて、古きよき時代を思わせる。イギリス人のシェフが作るお料理はJoeのお気に入り
レストランのスタッフさんの腕にはタトゥー。結構、普通に女性たちもタトゥーを入れている このお店にはメニューなし。その日の料理がボードに張ってあって、Joeが見に行って、オーダーしてくれた
イベリコのハモンセラーノとメロン ビールにぴったりの生ハム
Joeにお任せだったので、料理の名前は聞きもらしてしまった(^_^;)
デザートもボリュームいっぱいなので、みんなで仲良く四等分して食べる。この日は、お昼から食べたり、飲んだりの一日だったので、もうお腹ははち切れそうだった(^_^;)
<ダウンタウン>モントリオール名物の人気ベーグル店「フェアモント・ベーグル」(2014.9.1)
モントリオールといえば、やっぱりベーグル!Joeが連れて行ってくれたのは、Laurie駅から20分ぐらい歩いた先のフェアモント通りのJ人気ベーグル店。祭日のせいか、ものすごい行列。この日はモン・ロワイヤル・パークのピクニックへ行くので、Joeはサンドにするためのセサミのベーグルをたくさん買う
ベーグルを焼いている釜を店内からのぞく。ベーグルが山のように積まれていた 焼き立てのベーグルを店先のベンチで食べ始める人が多かった
キャサリンとJoeと4人で「モン・ロワイヤル・パーク」ピクニック(2014.9.1)
モン・ロワイヤル・パークは美しい緑のじゅうたんがどこまでも続く。広さも半端ではなく、なんどか道に迷う
ベーグルにペーストを塗り、たっぷりのサーモンと紫玉ねぎをはさんだJoe手作りのサンドがおいしくて、ふたつも食べてしまう。ビールも冷たくて喉をうるおす。重たいリュックでピクニックを用意してくれたJoe、ごちそうさま!
ダウンタウンの街の中心部にあるモン・ロワイヤルパークは、標高232mの小高い丘にあり、展望台からはモントリオールの街並みを一望できる
展望台にはたくさんの人 下から吹き上げる風が最高に気持ち良い
丘の頂上の展望台の後ろには、石造りの建物「シャレー・ド・ラ・モンターニュ」がある。中には、案内所やトイレもあって、わたしも暑い日差しを避けて、休憩した。実はモントリオールの人たちにとって、待ちに待った夏は3か月ほどの短さ。だから思いっ切り、夏を享受するために、公園は大賑わいなのだという
公園にはリスがたくさんいて、よく出没する。人間にも慣れていて、エサをくれる相手だと思っている(^_^;)
リスを取り囲んで、みんなニコニコと雑談 手のひらからエサをもらってパクパク
ニューヨークのセントラルパークの設計者が設計したという人工湖「ビーバーレイク」は思ったよりも平凡だった(^_^;) きつかった展望台への階段辺りでは、ちらほら紅葉も始まっていた
ピクニックの帰りに、「聖ジョゼフ礼拝堂」へ(2014.9.1)
モン・ロワイヤル公園のすぐ近くのモントリオールの最高地点263メートルの高台に建てられた聖ジョゼフ礼拝堂。イタリアルネッサンス様式の建築で、高さ97mの銅製のドームの聖堂はローマのバチカン市国になるサン・ピエトロ寺院についで、世界2番目という。今では年間200万人の人たちが巡礼に訪れるとか(無料)。
おごそかにミサが行われていたので、5分ほど、ミサに参加させてもらった。讃美歌に出てくる「アーメン」だけを一緒に歌った(^_^;) 廊下の壁には、松葉杖がギッシリとぶら下がっている。奇跡の神父「ジョセフ」によって、歩けるようになった人々が奉納したものと言われている

実は、聖ジョセフ礼拝堂に上る石段の中央には、「Reserve・・・」と書かれた白い板でできた階段が造られている。その日、車椅子から下りた婦人が、板の階段を一段ずつ這うように上っていた。何段か上ると、婦人は板の階段に口づけをする。聖ジョセフ礼拝堂の奇跡を信じて、這って上るその婦人の姿は痛々しかった・・・

祈りを捧げる人たちがお供えした、たくさんのろうそくがチラチラと燃えて、厳粛な気持ちにさせてくれる
聖ジョセフ礼拝堂をバックに記念写真。日差しが強くて、色白のJoeの顔は真っ赤に日焼け アンドレ修道士がわずか数m四方の礼拝所を建てたのが前身
モントリオールの街並みを見下ろす高台は気持ちのよい風が吹いていた。キャサリンたちはモントリオールに在住しているが、聖ジョセフ礼拝堂には来たことがなかったという。一緒に来ることができて、素敵な想い出となった

次は カナディアン・ロッキー編
⑩バンフ編 コロンビア大氷原へ

2014年カナダ個人旅行(2014.8.22~9.12) カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
①2014年カナダ個人旅行について ⑩コロンビア大氷原など、カナディアンロッキー
②2014年カナダ個人旅行のスケジュール ⑪カナディアン・ロッキーの人気ハイキング
ロスとサンディエゴとメキシコ編(8.22~8.26) ⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検
③ロスの夜景と、国境を歩いてメキシコへ イエローナイフのオーロラ編(2014.9.6~9.9)
④ロスと、MLB観戦と、サンタモニカのサイクリング ⑬移動型オーロラ観賞とオーロラのにわか知識
トロント編(2014.8.26~8.30) ⑭イエローナイフの街散策やビストロ料理など
⑤巨大な滝「ナイアガラの滝」へ バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑥トロント大学など、トロントの街散策 ⑮バンクーバーの街と、グランビル・アイランド散策
⑦トロントの2大マーケットめぐりとMLB観戦 ⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
モントリオール編(2014.8.30~9.2) 2014年カナダ旅行のえとせとら
⑧ノートルダム大聖堂や旧市街をめぐる 思いつくままに「旅のよもやま話」
⑨キャサリンとの再会とモン・ロワイヤル公園ピクニック

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