2014年カナダ個人旅行(2014.8.22-9.12)
トロント編(2014.8.26~8.30)
⑤巨大な滝「ナイアガラ」へ(2014.8.27)
ナイアガラの滝で「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」(2014.8.27)
世界中から年間1500万人が訪れるというナイアガラの滝。高さ54m(13階相当の高さ)、幅670mの巨大な滝から、毎分168,000㎥もの膨大な水が流れ落ちるものだから、滝下から、ものすごい量の水煙がわき上がっている。そんなアメリカ滝とカナダ滝にクルーズ船「ホーンブロワー・ナイアガラ」で、ギリギリまで接近するのだから、おもしろくないハズがない(^=^)
定番だった遊覧船「霧の乙女号」が2014年から「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」に変更された。
ドック→アメリカ滝→ブライダル・ベール滝→カナダ滝→ドックというルートを30分かけて(クルーズは15分)運航する。まずは、目の前でごうごうと流れるアメリカ滝に圧倒されて、乗船する前から気持ちが昂揚(^_^)
まさに、カナダ滝の威力に洗礼される瞬間。700席を有する最新の船さえ、飲み込まれそうな迫力だ。赤いビニールポンチョからのぞく顔や手を、容赦なく滝の水しぶきが叩く
すさまじい水しぶきに向かっている青い米粒行列に気付いて、びっくり(・_・;)。それはブルーのビニールポンチョに身を包んだ、アメリカ側の人気ナンバー1のアトラクション「風の洞窟ツアー」の一行たちだった
何といっても、水しぶきが半端じゃない! 辺り一面、水煙となって、滝も空も覆ってしまう
クルーズ自体は15分でも、見ごたえ、濡れごたえなど、ワクワク感は半端じゃない。帰路にもう一度、アメリカ滝をじっくりと眺められる。アリ状態で滝に続くブルーポンチョの一行を眺めるのも楽しい
赤いビニールポンチョはお土産に持って帰れる。途中、荷物が増えて、捨ててしまったが、後で後悔(^_^;) 「ホーンプロワー」になって、「Mist グルメ」や「Mist パティオ」が新設された。下船後、私達ものんびりと休憩
「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」のチケットは日本でネット購入(料金22.5ドル(税込))。時間も指定したが、現地では特に時間チェックはないので、いつでも好きな時間に乗船できる。

乗船すると、皆、こぞって屋上に上るが、滝の下間際まで行くと、屋上は猛烈な水しぶき攻撃の場となり、逃げ場がない。1階のほうがお薦めだと思う(^_^;)。

Uチューブ「ナイアガラの滝」

nabeさん恒例のUチューブのビデオです。
左画面をクリックして、ご覧ください。

iPhoneを濡らしながらの撮影による滝の音が実感できます(^^)。
こちらは、滝を間近に眺めることができる「テーブル・ロック・コンプレックス」のテラス。カナダ滝の水煙が一望
テラス下では、プレスリーのそっくりさんが身体をふるわせて熱唱していた。この階にトイレやお土産屋さんがある
年間1500万人が訪れるというナイアガラらしく、カジノを始め、アトラクションや遊園地など、施設も充実。さまざまな国の人たちを一遍で見れて、それはそれで楽しい(^^)
恐竜の回りでは子供たちが大はしゃぎ。一日いても飽きない工夫がいっぱい 見事に、どこを見ても、手入れが行き届いていて、心地よい 膨大な量の水は一体どこへ行ったのだろう。レインボウ橋下では、嘘のように川の流れはゆったりとしている
テーブルロックから、バスターミナルまでの30分の道のりは、ちょっときつい。他に歩いていたのは、インド人の家族だけだったが、明らかに、子供たちは暑さにバテテいた(^_^;)。でも、ナイアガラに沿って走るこの道路脇には素敵なお家が多くて、何度も立ち止まって、シャッターを押した
バスターミナル事件(^_^;)(2014.8.27)
とんでもない事態になって、さすがの強心の持ち主のわたしも一瞬、思考が止まった(・_・;)。
7時に起き、早朝、さわやかな街並みを歩いて、バスターミナルへ行き、ナイアガラ行きのシャトルバスに乗ったところまでは順調だった
車窓から、朝のトロントのビル群を眺めながら、B&Bで一緒になった家族の方と、おしゃべりを楽しんでいた。トロントに留学している息子さんがご両親を誘って、トロントの街案内をしているとのことだった。
そして、事件は起きた・・・

チケットに書かれた到着地は「バスターミナル」。
おしゃべりをしていたら、「バスターミナル」と書かれた大きな建物のある停留所に止まった。降りる人たちがいるので、慌てて、一緒に降りた。まさか、途中にも、「バスターミナル」があるとは思わなかった。

バスを降りてから、ナイアガラへの道を人に尋ねると、誰もが「わからない」と応える。変だ。
購入したバス会社の窓口がないので、他のバス会社の切符売り場の人に尋ねて、初めて、途中で降りてしまったことを知った

わたしたちの茫然ぶりを察知して、切符売り場の人は、バスに乗るために必要な小銭に両替してくれたり、バスの料金が2人で10ドル50セントであること、ふたつのバスを乗り継ぐが、二つ目のバスは「トランスファー」で無料であることなどをていねいに教えてくれた
こうしてわたしたちは親切なカナダ人に救われた。何度も何度もお礼を言って、シティバスに乗り込んだ
シティバスは、のんびりした田園風景の中、小刻みに止まりながら、ゆっくりと走った。こうして、1時間半かけて、わたしたちは無事ナイアガラの滝に到着することができた。カナダ人の優しさがしみじみ身に沁みた事件だった
人気の「bannock」でランチ(2014.8.28)
ウォーターフロントからベイ・ストリートへ行くと、お洒落なお店がいっぱい。ガイドブックで見つけていた「bannock(バンノック)」へランチを食べるために入る
洒落た店内にはお客様がいっぱい。フレンドリーなスタッフさんがてきぱきと働いている。メニューを見て、「bannock シーザー」というサラダ($11)と、「ロースト ダッグ プティン($18)」というおもしろそうなピザをオーダーしてみた。「プティン」はぜひ食べたいと思っていた。
アツアツのフライドポテトとダッグに、牛乳やヤギ・水牛の乳で作ったフレッシュチーズ「カーズ」が載っていて、グレービーソースがかかっている。見た目は強烈だったが、口の中でソースと具材がとろりとからまって、おいしかった とってもフレンドリーなスタッフさん。楽しいサービスをしてもらうと、チップを払うのも気持ちがいい(^^)

次は トロント編
⑥トロント大学など、トロントの街散策

2014年カナダ個人旅行(2014.8.22~9.12) カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
①2014年カナダ個人旅行について ⑩コロンビア大氷原など、カナディアンロッキー
②2014年カナダ個人旅行のスケジュール ⑪カナディアン・ロッキーの人気ハイキング
ロスとサンディエゴとメキシコ編(8.22~8.26) ⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検
③ロスの夜景と、国境を歩いてメキシコへ イエローナイフのオーロラ編(2014.9.6~9.9)
④ロスと、MLB観戦と、サンタモニカのサイクリング ⑬移動型オーロラ観賞とオーロラのにわか知識
トロント編(2014.8.26~8.30) ⑭イエローナイフの街散策やビストロ料理など
⑤巨大な滝「ナイアガラの滝」へ バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑥トロント大学など、トロントの街散策 ⑮バンクーバーの街と、グランビル・アイランド散策
⑦トロントの2大マーケットめぐりとMLB観戦 ⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
モントリオール編(2014.8.30~9.2) 2014年カナダ旅行のえとせとら
⑧ノートルダム大聖堂や旧市街をめぐる 思いつくままに「旅のよもやま話」
⑨キャサリンとの再会とモン・ロワイヤル公園ピクニック

2014年カナダ個人旅行TOP  「旅いろいろ」TOP  「アイビーネット」TOP