2014年カナダ個人旅行(2014.8.22-9.12)
カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
⑩コロンビア大氷原など、カナディアン・ロッキー巡り
レイク・ルイーズをターコイズ色に染める原因は?(2014.9.3)
4つの国立公園と3つの州立公園からなるカナディアン・ロッキー。そのカナディアン・ロッキーを縦断するのが「コロンビア大氷原」バスツアー。

口コミで評判だったトロコツアーズの「コロンビア大氷原バスツアーに参加したが、評判通り、大型バスでは行けないスポットや穴場スポットに立ち寄ってくれた。あいにく、午前中は曇り日だったが、徐々に雲が取り払われていって、コロンビア大氷原に到着した頃には真っ青な青空がのぞいていた。

また、2014年5月にオープンしたばかりの、絶壁から突き出たガラス張りの展望デッキ「グレーシャースカイウォーク」はガラス張りの先端からカナディアン・ロッキーを臨めて、宙に浮いた感覚があって、おもしろかった
カナディアンロッキーの宝石と称される人気の氷河湖「レイク・ルイーズ」。見事なターコイズ色の湖面が拡がる。ロッキーの湖は全て、氷河から溶け出た水でできた湖。そのため、湖水に岩の粉が混じり、その岩の粉が太陽の光に反射して、このターコイズ色を出すのだそうだ。冬ともなると、レイク・ルイーズは完全に凍ってしまう。およそ6月中旬まで、シャーベット状になった氷が湖面に残っているという
尾根から氷河が「レイク・ルイーズ」へなだれ落ちているのが見える。ロッキーの山々は、1億2000万円前、海底から隆起してできたそうだ。そう言われると、山の岩々の形も不思議な形に見えてくる
湖面に映るボウバレーを映すボウ湖(2014.9.3)
ボウ氷河から解け出した水が流れ着いてできた湖「ボウ湖」。ここは風が強い場所だというが、今日は風がなくて、湖面にロッキーの峡谷「ボウバレー」のむき出しの岩山が映し出されていた
ボウ・サミット展望台からベイトー湖を一望する(2014.9.3)
ボウ・サミット展望台から眼下にペイトー湖を覗き込む。水色に近い青緑色「ターコイズ(トルコ)ブルー」の湖面が静かに横たわっていて、それはそれは素晴らしい
ペイトー湖の湖面を望遠レンズで捉えてみる。これが「ターコイズブルー」なのかと何度も自分に言い聞かせる
カナディアン・ロッキーの小さな脇役たち(2014.9.3)
そこらじゅうの木に発生している、木に寄生するコケのような植物。いつか宿主の木まで倒してしまうというが、自然に任せて駆除は行わないそうだ 足元には種から芽生えた小さな双葉がいっぱいの朝露を得て、生き生き
トロコツアーズさんの焼き立てハンバーガーでランチタイム(2014.9.3)
トロコツアーズさんのおもてなしハンバーガー。ケチャップやマスタードを塗って、焼き立てのほかほかのハンバーガーを頬張る。口の中に拡がる香ばしい味と一緒に森のマイナスイオンを飲み込む(^=^)
ビッグヒル展望台でひと休み(2014.9.3)
コロンビア大氷原に向かって、ハイウェイを一気に上ると、カナディアンロッキーがこんなにも身近に迫る。右端の高い山が通称ブラックピラミッドと呼ばれるキクレイ山。鉄分が多いため、黒っぽい山肌となっている
つまり、どこへ行っても、カナディアン・ロッキーの山々が後ろに付いて回る 私達を偵察しに来たリス
とうとうコロンビア大氷原に到着した! あの大氷原の上に今から立つのだと思うと、気持がはやる
傾斜18度の急こう配の下り坂をギシギジと氷河を押しつぶしながらスノーコーチは下る。バスの座席が3mと高いせいか、前のめりになりそうで、ちょっとビビる(^_^;) 雪上車「スノーコーチ」のゴム製の6本のタイヤは高さ1.5m、幅1mの巨大サイズ。1本約50万円。1台の車両代は約3000万もするという
コロンビア大氷原からなだれ込んで来た氷河がアサバスカ氷河となり、そのままうねった姿をさらしている。深い氷の裂け目クレパスを特有の澄んだ青みがかった色の氷水が流れている
アサバスカ氷河はコロンビア大氷原から流れ出す氷河の中で3番目に長い氷河。バスが到着するたび、そのアサバスカ氷河はたちまち大人たちの遊び場になってしまう。氷河から流れる水をすくって飲む人もいたが、わたしはさすがに手が出なかった
白い氷河と黒々とした岩肌、青い空と白い雲・・・日本の穏やかな冬晴れのようで、ホカロンは不要だった 若い男の子が裸になると、いきなり、バケツに汲んだ氷河の氷水を頭からバシャッとかける。若い(^_^;)
アサバスカ氷河の上では、大きな雪上車スノーコーチ(バス)もまるで小さなゴミになってしまう。この巨大なアサバスカ氷河があと数十年で消滅してしまうとは、にわかに信じ難かった
<nabeさんのUチューブ>
2014.9.3
コロンビア大氷原ツアーのアイスフィールド

キシキシ、氷河を踏みしめる音、雪上車「スノーコーチ」の走る姿、氷河を楽しむ大人たちなど、ご覧になってみてください
2014年5月オープンの「グレーシャースカイウォーク」で空中散歩(2014.9.3)
この断崖絶壁に張り付くように建造されたスカイウォークは今年(2014年)5月にオープンしたての人気アトラクション。何物にも邪魔されず、カナディアンロッキーの山々の景色を前にして空中散歩が楽しめる
入り口で配られるトランシーバーからポイントごとに説明を聞くことができる(日本語あり)。このポイントでは、鳥の鳴き声など、カナディアンロッキーに生息している鳥の説明をしてくれた。前方に、鉄板の先端に突き出たスカイウォークが見えるのがわかるだろうか
スカイウォークへ着くまでの歩道は約500mと結構長い。だからスカイウォークは怖くて歩けない人も、この歩道からカナディアンロッキーの山々を楽しむことができる。ただnabeさんはこの歩道でも周りを楽しむ余裕はなかった
突き出たアール部分は、枠以外は全て強化ガラス。突端へ足を踏み出した人は必ず、一度は足元を確認する(^_^;)。※グレーシャースカイウォークを下から見上げた画像はネットより拝借。料金は雪上車とセットで68.20ドル
カナディアン・ロッキーを臨む突端の強化ガラスでできたスカイウォークは全長30m。手すりなしで歩くと、ちょっと平衡感覚がぐらつくような、なんとも言えない気分に襲われる(^_^;)。不安をあおる迫力とでも言おうか、アトラクションとしてはおもしろいと思う
さすがのわたしもガラス張りの床に足を踏み込む瞬間、一瞬躊躇した(^_^;)。3回、突端を歩いて来たが、段々と爽快感が増すので、ぜひ3回は歩きましょう!\(^o^)/
スカイウォーク前の、しっかりと木で覆われたこのベンチのお陰で、ようやくnabeさんはひと息をつくことができた。画像の隅にくつろいだnabeさんの姿が写っている(^_^;)。わたしが空中散歩を楽しむ間、高所恐怖症のnabeさんは、ずっとこのベンチに張り付いていた
すっかり雲が取り払われたカナディアンロッキーの山々を眺めながら、トコロツアーズのバンで帰路の途につく。
どの山肌にも、裾野に拡がる針葉樹地帯の緑の帯、2000mの森林限界を境に拡がる低木地帯の暗緑色の帯、そして、その低木さえ育たないむき出しの岩肌の帯という、三層の分離帯が走っていて、おもしろい
時々、切り立った岩に米粒ぐらいの白い動物を目にする。岩に住むイワシロヤギ(マウンテン・ゴート)のようだ
城に例えられる「キャッスルマウンテン」
雲が取り払われると、見事なキャッスルマウンテンの全貌が現れた
トロコツアーズの「イン・ツー・ザ・ロッキー」ツアー(2014.9.2)
通常、空港からホテルに向かう場合、バスや電車を利用するが、今回は、トコロツアーズのツアーを利用した。高速道路を走るバスでは通らないカウボーイの街「コクレーン」や、先住民の教会「ジョン・マクダーガル・チャーチ」などを見ることができるからだ。あいにく到着した日は曇り日でカナディアン・ロッキーの雄姿は後日、眺めた
カルガリー住民の小旅行先として人気があるカウボーイの街「コクレーン」。小さな町は西部劇のセットのようだ
おもしろそうなので、西部劇に出てきそうな店「big Rock」へ入る。はち切れそうな真っ赤なTシャツを着たスタッフさんだけが今風(^^)
街角にも、スロットルマシーンの前にも、カーボーイハットをかぶった男たちがいて、雰囲気を出している バッファロー・チキン・ラップ(ロール)を注文。これで一人前、ボリュームありすぎ(^_^;)
先住民の教会「ジョン・マクダーガル・チャーチ」(2014.9.2)
先住民のための教会として1870年に建立され、現在も先住民の教会として、使われているという。「イン・ツー・ザ・ロッキー」のツアーでは残念ながら雲が多く、カナディアンロッキーの雄姿の全景は見ることができなかったが、コンダクターさんから、バンフの街のなりたちや現在のバンフの状況など、おもしろい話を聞けて楽しかった
国立公園の中にある可愛いい街「バンフ」と人気レストラン「メリッサ」(2014.9.2-9.6)
バンフの街の真正面にドンとそびえるカスケード・マウンテン。夕陽に照らされ、雲と共にピンクに染まる。
バンフの街を例えるなら、日本の軽井沢と言った感じだろうか。女の子が喜びそうな山小屋風の素敵なお店が通りの両側に連らなっていて、ぶらぶら歩きが楽しめる。
実はバンフにはたくさんの日本人が住んでいる。一時期、カナディアンロッキーがブームになり、たくさんの日本人がやってきて、そのまま住んだ人が多いからだそうだ
いつも混んでいる人気のレストラン「メリッサ」でディナーをとる
バンフには日本人も多く、天井に日本の国旗もちゃんと飾ってある。が、中国の国旗は見当たらない(^_^;) アルバータ牛のバーベキュー リブ$25.95を注文。覚悟はしていたが、とんでもないサイズにやっぱり驚く(^_^;)
ピザを頼んだのは、余っても持ち帰りができるから。何品が注文すると、結局、テイクアウトボックスで持ち帰ることになる。旅行中、持ち帰りはすっかり習慣となった カナダの食事は野菜不足になりがち。そのためサラダを注文するよう心がけた。シェフサラダ$11.95。シェフが腕を振るうのかと思ったら、不思議なサラダだった(^_^;)
バンフの街の中心に位置する「キング エドワード ホテル」(2014.9.2-9.6)
広くはないが、冷蔵庫やコーヒーメーカーなど設備がよくて、お薦めのホテル。何より、バンフの中心に位置するので、どこへ行くにも便利だったし、居心地もよかった。エレベーターはカード式なので、滞在客以外は入れない

次は カナディアン・ロッキー編
⑪人気「サンシャイン・メドウ」のハイキング

2014年カナダ個人旅行(2014.8.22~9.12) カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
①2014年カナダ個人旅行について ⑩コロンビア大氷原など、カナディアンロッキー
②2014年カナダ個人旅行のスケジュール ⑪カナディアン・ロッキーの人気ハイキング
ロスとサンディエゴとメキシコ編(8.22~8.26) ⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検
③ロスの夜景と、国境を歩いてメキシコへ イエローナイフのオーロラ編(2014.9.6~9.9)
④ロスと、MLB観戦と、サンタモニカのサイクリング ⑬移動型オーロラ観賞とオーロラのにわか知識
トロント編(2014.8.26~8.30) ⑭イエローナイフの街散策やビストロ料理など
⑤巨大な滝「ナイアガラの滝」へ バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑥トロント大学など、トロントの街散策 ⑮バンクーバーの街と、グランビル・アイランド散策
⑦トロントの2大マーケットめぐりとMLB観戦 ⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
モントリオール編(2014.8.30~9.2) 2014年カナダ旅行のえとせとら
⑧ノートルダム大聖堂や旧市街をめぐる 思いつくままに「旅のよもやま話」
⑨キャサリンとの再会とモン・ロワイヤル公園ピクニック

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