2014年カナダ個人旅行(2014.8.22-9.12)
7 バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑮バンクーバーの街とグランビルアイランド散策
世界一住みたい都市に選ばれ続けている「バンクーバー」(2014.9.9)
カナダ旅行もとうとう最後の都市「バンクーバー」へ。人口210万人のバンクーバーは、カナダで3番目に大きな都市。ただ、どうしても行きたくて寄ったのではなく、単に日本へ向かうための立ち寄り先だった(^_^;)。だが、下調べする内に、グランビル・アイランドや、スタンレー・パークなど、行ってみたい場所が次々出て来た

見事な秋晴れの中、カナダプレイスを眺める。カナダプレイス横には、豪華客船が停泊
バンクーバー美術館前のロブソン通り。ブランドのブティック店が並び、ショッピングを楽しむ人たちが行き交う
バンクーバーの発祥の地「ギャスタウン」(2014.9.9)
<nabeさん恒例のビデオ>ギャスタウンの蒸気時計

観光客たちが蒸気や汽笛が鳴るのを待っている。結婚式の撮影もやっていた
「ギャスタウン」はバンクーバーの発祥の地。なんでも、1867年にジャックデイトンという人が宿とバーを始めたのが発祥で、そのジャックデイトンがギャシージャック(おしゃべりジャック)と呼ばれたことから、このあたりをギャスタウンと呼ぶようになったとか。この蒸気時計は15分ごとに蒸気を吹き上げ、結構、大きな汽笛が鳴る(^_^;)。
nabeさんがiphoneでその汽笛をビデオで撮影してくれた
ウォーターフロントの「STEAM WORKS」のシーフードディナー(2014.9.9)
雑誌に出ていた人気のレストラン「STEAM WORKS」は「ウォーターフロント駅」のすぐ横
重厚な店内は照明がぐっと落としてあって、メニューが見えないので、小さなライトを点灯してメニューを見る(^_^;)
ムール貝のスチームやサーモンのステーキを注文。イエローナイフからの長い移動で疲れた胃袋をワインが潤す
バンクーバーの玄関口「ウォーターフロント駅」(2014.9.10)
通りからウォーターフロント駅を見る
1979年のVIA鉄道開通までは、大陸横断鉄道の重要な要だったウォーターフロント駅。外観も内部も、当時のままだそうだが、とってもお洒落な駅だ 茶色い建物の下がウォーターフロント駅。展望台のあるのが、167mのハーバーセンター
ウォーターフロント駅からカナダプレイスを回り込むと、目の前に巨大な青い毛髪(!)が現れる! 思わず、浅草の吾妻橋に鎮座する「炎のオブジェクト(またの名を黄金のう○ち(^_^;))」を思い出す。ああ、こんな大都市バンクーバーにも、変テコリンなオブジェがあるのかとちょっと安心する。水上飛行機よりずっと毛髪のほうがインパクトが強かった(^_^;)
周辺には「建物遺産」となっている「HERITAGE BUILDING(ヘリテージ)」と書かれた建物が多い
グランビル通りのぶらぶら歩き(2014.9.9-9.11)
グランビル通りとハウ通りの角に重厚で優雅なバロックスタイルの建物「シンクレア・センター」が建っている。ドーム型の塔が道しるべになる。ここはかつて、バンクーバー初の郵便局として使われた場所だそうで、1986年に高級ブランドが入るショッピングセンターに生まれ変わった
バンクーバーの街はインフラも、雰囲気も、ほとんど日本と変わらない。旅先として、都会は好きではないが、バンクーバーは街以外におもしろい所がいっぱいあって、2泊3日では、まるで時間が足りなかった
グランビル・アイランドで食べる・買う・遊ぶ(2014.9.10)
グランビル通りをウォーターフロントと反対方向へ進むと、グランビル・アイランドへ続く橋「グランビルビレッジ」に出る。そのグランビルビレッジを渡れば、グランビル・アイランドだ。バスでも行けるが(ダウンタウンから50番バスで約10分)、朝の散歩がてら、グランビルアイランドまで歩いていくことになった。

ところが、グランビルビレッジは、ものすごく大きく、ものすごく高く、そしてものすごく長かった(^_^;)。橋を渡り始めて、すぐにnabeさんがふるえあがった。左の車道では猛スピードの車が通り過ぎ、右はるか下にイングリッシュベイが拡がる。

高所恐怖症の人にとって、まさに綱渡りなのだろう。
nabeさんはわたしの手を痛いほどにぎって、前を向いたまま、顔をこわばらせていた(^_^;)
わたしにとっては、高い所から眺める景色は楽しみのひとつ。たくさんのヨットに目を奪われ、イングリッシュベイにかかる旧陸橋のバラードブリッジを眺める。nabeさんの手を振り切って、写真を撮っていると、nabeさんは完全に落ち着きを失ってしまった(^_^;)
「グランビル・アイランド」は、出島のような小さな島だ。以前は製鉄所や食肉処理場などが集合するほこりっぽい工場地帯だったという。1970年代から長い時間をかけて再開発され、今や、パブリック・マーケット、アートスクール、劇場やホテル、ギャラリー、クラフトショップ、シーフードレストランなど、おしゃれな店が100以上も集まる、バンクーバーの人気のスポットになっている
「パブリック・マーケット」でお買い物(2014.9.10)
グランビルブリッジを渡り終えてから、グランビル・アイランドへ入り、「パブリックマーケット」まで10分ほど歩いただろうか。特に約4000㎡の広場で開催されるパブリックマーケットはたくさんの市民や観光客でにぎわう
新鮮な野菜、果物、肉、シーフード、ケーキ、香辛料、花など、さまざまなものが並んでいる
果物に目移りしたが、お目当てのお土産用のメープルシロップとサーモンのお店を探す
メープルシロップのお店を発見。味見をさせてもらって、さっそく購入!
シーフードの店員さんは陽気に応対。サーモンの中でも、天然物しか獲れないというソッケイのスモークサーモンを無事ゲット
楽しいクラフトのお店と、思わず、手にとってしまった絹製品を扱うブティックなど、見る所が多くて飽きない
おもちゃがいっぱいの「キッズ・マーケット」(2014.9.10)
こちらは、子供専門の「キッズ・マーケット」。どの子も嬉しくて、おもちゃ探しの目は真剣(^0^)
「パブリック・マーケット」で食べる(2014.9.10)
お昼になると、いつの間にか、どこも人でいっぱいになってしまった
厚くておいしかったサーモンのベーグル。たっぷりレモンを絞っていただく ランチ中、おこぼれを狙っていた10cmほどの鳥。名前は「ホシムクドリ」。人なつっこい
目の前には対岸の林立したビル群が迫る
居心地満点だったホテル「Moda Hotel」(2014.9.9-9.11)
ウォーターフロントとグランビル・アイランドを結ぶグランビア通りの真ん中辺りに位置するシティホテル。赤とブラウンと白で統一されたモダンなインテリア
机と椅子、冷蔵庫、バスタブ、タンス、金庫、コーヒーサイフォンと、欲しいものは全て完備。

実はこのホテルでチョンボをしてしまった。暗号を設定する前に金庫が閉まり、そのまま開かなくなってしまったのだ。仕方なくフロントに電話をしてスタッフさんを呼んだ。さっと直してくれたスタッフさんに、10ドルのチップを差し出すと、遠慮している。どうにか手渡したが、「24時間、困ったら、いつでも電話してください」と丁寧にお礼を言って帰っていった。都会なのに全然、スレてない。実はこのModaホテル、どのスタッフさんも皆さん、感じがよかった(^=^)
空港から「Moda Hotel」へ(2014.9.9)
ホテルへは電車を利用。バンクーバー空港からカナダライン(電車)に30分ほど乗って、シティセンター駅で下車し、徒歩5分ほどでホテルへ到着した
カナダラインの車窓風景。川を使って運搬するための、材木の長い帯が続いてた。材木の国、カナダらしい風景だ。こんな景色をのんびり眺められるのも、電車利用のメリットかなと思う。

ちなみに、カナダの森林は世界の森林面積の10%を占め、カナダ全体の針葉樹林の約60%がこのバンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア(B・C)州に拡がっているそうだ。カナダは世界最大の林産物輸出国だ

次は バンクーバー編
⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など

2014年カナダ個人旅行(2014.8.22~9.12) カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
①2014年カナダ個人旅行について ⑩コロンビア大氷原など、カナディアンロッキー
②2014年カナダ個人旅行のスケジュール ⑪カナディアン・ロッキーの人気ハイキング
ロスとサンディエゴとメキシコ編(8.22~8.26) ⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検
③ロスの夜景と、国境を歩いてメキシコへ イエローナイフのオーロラ編(2014.9.6~9.9)
④ロスと、MLB観戦と、サンタモニカのサイクリング ⑬移動型オーロラ観賞とオーロラのにわか知識
トロント編(2014.8.26~8.30) ⑭イエローナイフの街散策やビストロ料理など
⑤巨大な滝「ナイアガラの滝」へ バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑥トロント大学など、トロントの街散策 ⑮バンクーバーの街と、グランビル・アイランド散策
⑦トロントの2大マーケットめぐりとMLB観戦 ⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
モントリオール編(2014.8.30~9.2) 2014年カナダ旅行のえとせとら
⑧ノートルダム大聖堂や旧市街をめぐる 思いつくままに「旅のよもやま話」
⑨キャサリンとの再会とモン・ロワイヤル公園ピクニック

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