2014年カナダ個人旅行(2014.8.22-9.12)
7 バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
スタンレーパークの散歩(2014.9.10)
ダウンタウンの北西に位置するスタンレー・パーク。とにかく半端じゃなく広い! 日比谷公園の約25倍だそうだ。本当はサイクリングで回ってみたかったが、nabeさんが却下。そこで、トーテムポールのところまで歩いたが、行けども行けども、中々たどり着けなかった(^_^;)
この日は、サングラスが手放せないほど、日差しが強かったが、一歩、木陰に入ると、ひんやりとして心地よい。人と木を見比べてもわかるが、巨大な公園には、巨大な木々が育つのだと納得する(^^)
水辺に集まる人たちを見つける。みんなが遠巻きに眺めていたのは水辺に休む「カナダガン」の群れ
頭と首が黒くて、顎の部分と胸、腹が白く、羽は茶色。一度は絶滅危惧種となったが、人工繁殖やキツネの駆除などの努力により、今では北米ではありふれた鳥になったとか。日本には数羽程度しか渡来しないそうだ
スタンレーパークを一周する形で外周8.8kmのサイクリングロードが完備している。半島の外回りに歩行者、その内側にサイクリングロードと、道もちゃんと区分してある。自転車だったら、気持ちよく走れたのに、と残念(^_^;)
<nabeさん恒例のUチューブ>
スタンレー・パークの景色
2014年9月10日

※のんびりしたハーバーの景色とヘリコプターの
飛ぶ音とがうまくマッチしています
馬車が小気味よいひづめの音を残して、走り去って行く
カナダ先住民が作っていたトーテムポール。スタンレーパークには4つの部族関係者によって、掘られた8体のトーテムポールが展示されている
対岸のビル群を背景に、スタンレーパークを歩く親子連れの笑い声が静けさを破る
さっきまで、あのぎっしりと林立するビル群の中にいたのかと思う。広々とした木立の間を風が吹き抜けるスタンレーパークは別天地だ。バンクーバーに来たら、ぜひまた立ち寄りたいなと思う
イエールタウン:おいしい牡蠣が自慢のオイスターハウス「RODNEY'S(ロドニーズ)」(2014.9.10)
バンクーバーへ行く前から、オイスターハウス「ロドニーズ」は絶対に行きたいと思っていた。教えてくれた人の名は忘れてしまったが、カナダに移り住んだその人は、このお店に行くのがなによりの楽しみだそうで、オイスターを食べるなら絶対ここ!、と薦めてくれた。新鮮でおいしく、且つ、サービスアワー(日曜以外の15:00-17:00)の生牡蠣ひとつ、1ドル50セントも狙い目だと教えてくれた
店はイエールタウンにある。グランビルステーションから電車でイエールタウンへ向かう。

イエールタウンは、グランビルアイランドのように、鉄道の倉庫として使われていた街を再開発した地域で、今では最先端の人たちが集うお洒落な街として、人気が高い
「HERITAGE BUILDING(ヘリテージ ビルディング)」と書かれた古い建物もそのまま残っていたりする 洒落たレストランの前は、昔のままのレンガ道。デコボコのレンガ道が却って、趣きを出している
「オイスターハウス ロドニーズ」は、入り口が小さくて、ちょっと見つけづらい。5時前だったせいか、最初はすいていたが、みるみる若いお客さんたちで満席になった
照明が暗くて、メニューが見えない(^_^;)。いつものペンライトを出して、メニューをのぞく。牡蠣尽くしの料理の数々に益々期待が膨らむ。ビールはピッチャー並みに大きい(それぞれ$6.75)
大好きなマッスルのスチーム($13.95)を真っ先に注文。ベイエリアの人気店「STEAM WORKS」よりも、身は大きくてぷりぷりでおいしかった 産地はスタッフさんにお任せして注文したフレッシュオイスター($12)。余りにおいしくて、お代わりを注文。スタッフさんはニコリと笑って「おいしいだろ?」と親指を立てた
サーモン($10.95)はわたしがオーダー、nabeさんは好物カキのフライ($12.50)をオーダーする。カキの身は大ぶりでサクサクとおいしく、日本のカキフライそのものだった。写真を忘れたフレッシュオイスター2点が加わって、お腹がはち切れそうになるほど、食べたが、料金は2人で$82.10+チップ$10。
ここはおいしくて、リーズナブルで、バンクーバーに行く方には絶対にお薦めの店だと思う(^^)
イングリッシュベイの夕焼け(2014.9.10)
カナダ旅行も今夜で最後。明日のお昼には日本に向けて、出発だ。オイスターをたらふく食べて、ホテルに戻ってベッドで休んでいたら、nabeさんが突然、夕焼けを観に行こうと、言い出す。もう日没が迫っていて、慌てて、ホテルを飛び出す。30分以上は歩いただろうか。わずかに湖が目に飛びこんで来た時には、駆け出していた
走って走って、ようやくベイに出ることができた。建物の背景がほのかに、下あたりから赤みを帯び始めていた。女の子二人が、夕日の沈むのを待っているようだった
「バラードブリッジ」のオープンデッキは、夕食を楽しむ人で大賑わい。その様を横目で見ながら、ひたすらイングリッシュベイへ向かって走る
一気に、街明かりも、バラードブリッジの陸橋のライトも、橋を渡る車のライトもオレンジに色づき出す
サンセット・ビーチ・パーク近くへ到着した時、目の前で、空が夕陽色に染まり始めた。カヌーが音もなく、通り抜けてゆく。「間に合ってよかったねぇ」とnabeさんに声をかけ、嬉しくて、大きくため息をつく
真っ赤な夕陽を前に、海面に映る女の人のシルエットが少しさびしげだった。
カナダの旅行中、朝から夜まで、本当に精力的に歩き回った。
イングリッシュベイでの、この静寂な夕陽は「心洗われる」という表現がぴったりの、心に沁みる「ひととき」だった
<nabeさんの恒例のUチューブ>
イングリッシュ・ベイの夕焼け
2014年9月10日

※バラードブリッジに行き来するボート
の様子も見ることができます
シーバスに乗って、「ロンズデール・キー・マーケット」へ(2014.9.11)
今日は日本に発つ日。お昼にホテルを出ればよいので、nabeさんが「シーバス(フェリー)」に乗って、朝食を食べに行こうと提案する。わたしたちの旅はこんな感じで、いつも出発ぎりぎりまで続行する(^0^)。

デイパスチケット(一日券)を買って、電車でウォーターフロント駅まで行き、「シーバス・ターミナル」へ向かう。2ゾーンフェアだったので、一応、このままで入れるかどうか、駅員さんに聞くと、「あの緑の機械に入れて、ジーっと音がしたら、切符を取りな」と教えてくれた。本当に「ジーッ」と音がしたので、思わず、笑ってしまう。
オレンジ色の改札口から入り、シーバスを待つ。通勤や買い物らしい人がどんどんと集まってきた
ビーク時は15分間隔で、その他の時間帯は30分間隔でシーバスは「ベイエリア」と「ノースバンクーバー」を往復する。乗車時間は約12分間。窓に張り付いて、子供たちは大はしゃぎ
ノースバンクーバーの「ロンズデール・キー・ステーション」に到着すると、もう目の前が「ショッピングセンター「ロンズデール・キー・マーケット」。赤いペンキ色が目印のマーケットだ
中の造りもとってもおしゃれ。生鮮食品が圧倒的に多い「グランビル・マーケット」とは、ひと味違う
2階に上がると、テラスは見事に、「赤一色」。ここから、対岸の「シーバス ・ターミナル」がよく見える
対岸のベイ・エリアのビル群がまるで海の中に樹立しているように見える。左側に小さなシーバス(フェリー)が今、こちらに向かっているのが見えるだろうか
ワイン、総菜、香辛料と専門店が軒を連ねる
「ロンズデール・キー・マーケット」のカラーは「赤」。入り口は赤のテント張りだ
食べ損ねていた「エッグベネディクト」を見つけて、大喜びで注文。サーモンの上にたっぷりとかかったソースが甘酸っぱくて、おいしい!一気に食べてしまう! nabeさんは朝食セット。さわやかな潮風を浴びながら、アウトサイドで食べる食事は最高だ。予定になかったシーバスの旅で素敵な所へ来ることができて嬉しかった

nabeさんと二人で歩き回ったカナダ&ロサンゼルスの22日間の旅が終わった。

実はもう、次の旅探しが始まっている。
今回のオーロラで懲りたせいか、昨年のスペインのピラール祭りが楽しかったせいか、
来年はお祭りとドッキングさせて、南仏など、ヨーロッパを歩こうかなと思っている。

nabeさんに、「早く行き先を決めなよ」、と、お尻を叩かれている(^^)

次は 2014年カナダ旅行えとせとら
思いつくままに「旅のよもやま話」

2014年カナダ個人旅行(2014.8.22~9.12) カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
①2014年カナダ個人旅行について ⑩コロンビア大氷原など、カナディアンロッキー
②2014年カナダ個人旅行のスケジュール ⑪カナディアン・ロッキーの人気ハイキング
ロスとサンディエゴとメキシコ編(8.22~8.26) ⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検
③ロスの夜景と、国境を歩いてメキシコへ イエローナイフのオーロラ編(2014.9.6~9.9)
④ロスと、MLB観戦と、サンタモニカのサイクリング ⑬移動型オーロラ観賞とオーロラのにわか知識
トロント編(2014.8.26~8.30) ⑭イエローナイフの街散策やビストロ料理など
⑤巨大な滝「ナイアガラの滝」へ バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑥トロント大学など、トロントの街散策 ⑮バンクーバーの街と、グランビル・アイランド散策
⑦トロントの2大マーケットめぐりとMLB観戦 ⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
モントリオール編(2014.8.30~9.2) 2014年カナダ旅行のえとせとら
⑧ノートルダム大聖堂や旧市街をめぐる 思いつくままに「旅のよもやま話」
⑨キャサリンとの再会とモン・ロワイヤル公園ピクニック

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