2014年カナダ個人旅行(2014.8.22-9.12)
カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
⑪人気の「サンシャイン・メドウ」のハイキング
3つの湖と高山植物を訪ねる人気の「サンシャイン・メドウ」のハイキング(2014.9.4)
「メドウ」とは、「草花が咲き乱れ、蝶が舞う大草原」という意味。なるほど、雪解けとともに、アネモネやキンポウゲなどの高山植物が一気に花開き、夏にはアズマギクやカノコソウの仲間やインディアンペイントブラシなど、色鮮やかな花々が一面を覆い尽くすのだろう。あいにく夏の花盛りには間に合わなかったが、赤や黄色の初秋色のサンシャイン・メドウをたっぷり5時間、歩き回ってきた
標高2200mのデイロッジ・ネイチャーセンターからスタートするサンシャイン・メデウのハイキングコースは、3つの湖と2,400mのロッキー山脈のパノラマを堪能できる、初心者向きのハイキングコース。この人気コースをランチを持って、2人きりで歩き回ってきた
やはり高度が高いせいなのだろう、まだ歩き始めたばかりだというのに、最初の坂道で、すぐにバテてしまった。ちょっと歩いては休み、休んでは歩いて、ようやく1時間近く経った頃、ひとつ目の湖「Rock Isle Lake(ロック アイス レイク)」が視野の中に入ってきた。余りの素晴らしさに一気に元気が出る
ため息をつきたくなるほどに素晴らしい!一眼レフをリュックから取り出し、青空、雲、山、湖を一遍に画面の中に入れて、シャッターを押し続ける。人気のハイキングコースの割には人影がない。こんな時にも、カナダの広さをしみじみと感じる
穴から顔を出しているリスを発見!巣から出てきて、こちらの様子を伺うが、逃げようとしない。その名のごとく、土の中に巣を作るコロンビア・グランド・スクウォーラルと出会えた
一面、白い綿毛が草の中から飛び出している。花が終わった後の「ウエスタン アネモネ」の種だそうだ
せっかくなので、「Rock Isle Lake(ロック アイス レイク)」をいろいろな角度から写してみる。そのたびに、さっきとはまるで違った表情を見せてくれる
2つ目の湖「Larix Lake(ラリックス レイク)」に到着。残念なことに雲が青空を覆い始めてしまった。山の天気は本当に移ろいやすい
「Larix Lake(ラリックス レイク)」から「Grizzly Lake」に向かう途中の「シンプソン ビューポイント」からカナディアンロッキーを臨む。今更ながら、こんな高い場所に立っていたことに気付く
こちらは、一番小さな湖「グリズリー レイク」。また青空が現れて、湖面に雲と一緒に青空が映し出される。静かだ。ここでリターンをして帰路に着く。往復8kmほどの3時間コースを、わたしたちはかれこれ5時間もかかって、ゆっくりと回ってきた
サンシャインメデウのパンフレット。右側にバスの時刻表がついている
「サンシャイン・メドウ」への行き方(2014.9.4)
バンフからのサンシャイン・メデウ行きのバスは、この黄色い時代ものの(失礼!)スクールバスだった。スタッフのお兄さんはとっても気さく(^^) 乗客は私たち2人だけ(^_^;)。メドウのハイキングはほとんどの人がツアーにしてしまうようだ。ドライバーさんが日本へ行ったことがあり、おしゃべりに花が咲く
まずは中継地点のゴンドラ駐車場へ到着する。建物の中でネットの予約票をネイチャーセンター行きのチケットに替え、帰りのバスの時刻を予約する。さっきの係員のお兄さんがテキパキ切符を手渡している。自家用車で来た人たちがネイチャーセンター行きのチケットをここで購入するのだ。
ハイキング中は、簡易トイレが2か所ぐらいしかないので、必ず、この建物のトイレに入っておくとよい(^^)。
ネイチャーセンター行きのバスも結局、わたしたちがバンフから乗ったスクールバスだった(^_^;)

バス便は、センター行きのバンフ発着便(バンフ発8:15am、バンフ行14:30と16:30)、センター行きのパーキング発着(8:00-17:30 1時間置き)が表示されている。ネットで購入したバンフ往復チケットは1人$55
黄色く色づいて落葉する不思議な松「ラ―チ」(2014.9.4)
サンシャイン・メドウのハイキングでは、最初の登り坂で早くも参ってしまい、座り込んでいるわたしに、「Save your power!」と声をかけてくれたのはハイキング中の白髪のおじいさん。眼の前の大きな松を見上げ、葉っぱに触ると、わたしにも葉っぱを触れと言う。触ると、ティッシュで作った葉っぱのように柔らかくて、びっくり。
秋になると、一面、黄色く染まること、温度が低すぎると、松ぼっくりができないことなど、いろいろと教えてくれた。元気なら、おじいさんのことも写すところだったが、バテテいて、とても写すどころではなかった(^_^;)。
その後、疲れてバテそうになると、ハイキング道のやわらかい松の葉っぱをさわって、気分を変えることができた。松の名前は「ラ―チ(高山カラ松)」。秋には黄色の葉っぱに色づいて、針葉樹の松なのに、落葉するという不思議な松だ
軽井沢のように可愛い街「バンフ」(2014.9.2-9.6)
バンフの街は、スイスを思わせるような素敵な建物が連なっていて、街をぶらぶら歩いているだけで、心が浮き立ってくる。特に宿泊先の「キング エドワードホテル」がバンフの中心だったので、どこへ行くにも便利だった
バンフの街並みにぴったりの可愛い教会「セント ポールズ長老教会」 カラフルなお菓子がぎっしり並んだキャンデーショップ お花をいっぱい飾ったお店が多い。街全体がおしゃれなのだ
レストランはもちろん、ブティックやお土産屋さん、酒屋、レンタサイクル、スーパーなど、この小さな一帯に全部揃っている
夕方5時ぐらいでは、まだまだバンフの街は青空が覆ったまま。夜までまだ遊べるのも嬉しい。
バンフ到着当日(9/2)には「イン・ツー・ザ・ロッキー」、翌日(9/3)は「コロンビア大氷原ツアー」、3日目(9/4)は、サンシャインメドウのハイキング、4日目(9/5)は、日中、バンフ近辺のサイクリングをして、夕方から「イブニングサファリ動物探訪ツアー」、と毎日毎日、本当に動き回った(^0^)
お薦めレストラン「エルク&オスマン」(2014.9.2)
週末以外は毎日のようにスペシャルをやっていて、お薦めということで、トロコツアーズの資料にも載っていたレストラン「エルク&オスマン」へ。二階へ上がると、店内の天井からカヌーがぶら下がって、ワイルドな雰囲気でおもしろそう。夕方5時にはすいていたのに、あっという間にお客様でいっぱいになった
火曜日はステーキサンドイッチ(右上)が8ドルのサービスデー。一応肉の下にうすいパンが存在するが、日本の普通サイズのステーキとなんら変わらない(^_^;)。わたしは9オンスのプライムリブ(右下)を注文($24)。今回の旅行でミディアムレアの焼き加減がすっかり気に入ってしまった。「エルク ラガー」のビールで乾杯!

次は カナディアン・ロッキー編
⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検

2014年カナダ個人旅行(2014.8.22~9.12) カナディアン・ロッキー編(2014.9.2~9.6)
①2014年カナダ個人旅行について ⑩コロンビア大氷原など、カナディアンロッキー
②2014年カナダ個人旅行のスケジュール ⑪カナディアン・ロッキーの人気ハイキング
ロスとサンディエゴとメキシコ編(8.22~8.26) ⑫バンフのサイクリングとイブニングサファリ動物探検
③ロスの夜景と、国境を歩いてメキシコへ イエローナイフのオーロラ編(2014.9.6~9.9)
④ロスと、MLB観戦と、サンタモニカのサイクリング ⑬移動型オーロラ観賞とオーロラのにわか知識
トロント編(2014.8.26~8.30) ⑭イエローナイフの街散策やビストロ料理など
⑤巨大な滝「ナイアガラの滝」へ バンクーバー編(2014.9.9~9.11)
⑥トロント大学など、トロントの街散策 ⑮バンクーバーの街と、グランビル・アイランド散策
⑦トロントの2大マーケットめぐりとMLB観戦 ⑯スタンレーパーク散策とシーバス探検など
モントリオール編(2014.8.30~9.2) 2014年カナダ旅行のえとせとら
⑧ノートルダム大聖堂や旧市街をめぐる 思いつくままに「旅のよもやま話」
⑨キャサリンとの再会とモン・ロワイヤル公園ピクニック

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