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2013年スペイン＆ポルトガル20日間の個人旅行 | |
| 7 | フラメンコの本場「セビージャ」 ⑫大聖堂や旧タバコ工場など（2013.10.6-10.7） |
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| 2013.9.30-10.19(20日間） | ||||
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2013年スペイン＆ポルトガル20日間の個人旅行 | |
| 7 | フラメンコの本場「セビージャ」 ⑫大聖堂や旧タバコ工場など（2013.10.6-10.7） |
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| 2013.9.30-10.19(20日間） | ||||
| ＜セビージャ＞ セビージャ大聖堂のもうひとつの顔（2013.10.6-10.7） | |
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| 闘牛やフラメンコの発祥の地「セビージャ」。前日、コルトバのホテルを出て、メスキータなどで一日遊び、renfeでセビージャへ。ホテルに着いたのは18時過ぎ。荷をほどき、徒歩３分の大聖堂へ夜の散策へ出かけた。突如、目の前に夕陽に照らされ、燃えるようなオレンジ色の大聖堂が現れる。大聖堂の前はたくさんの人だかりで、みんな、熱心に7、8人ほどの女性グループの美しいハーモニーに聴き入っていた（※画像は一部電線を処理）。 ※今回、「セビージャ」と表記したが、日本では「セビリアの理髪店」が知られているせいか、セビリアやセビリヤのほうが一般的。実際、スペイン各地でも、セビージャ、セビーヤ、セビリャ、セビーリャと表現はいろいろだとか。ここでは、スペインで最も通じる発音、「セビージャ」に統一した |
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| 翌朝、早く起きて、真っ先に大聖堂へ行くと、入り口が開放されていて、中では厳かにミサが行われていた。牧師さんたちが目の前を通るたび、わずかに牧師さんとともに静寂な空気が横に流れていく | |
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| こんな荘厳な祭壇は初めて目にする。祭壇に書かれた「PERMEREGESNANT」の文字をネットで調べてみると、「PER ME REGES REGNANT」と区切るらしいが、「わたしを統治する国王」としか、わからなかった | 奥行116ｍ、幅76ｍ、高さ37ｍの大聖堂の巨大な天井に目をみはる |
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| ヨーロッパで３番目に大きなセビージャの大聖堂。中世のセビージャがいかに繁栄していたかを物語る。レコンキスタ（キリスト教回帰運動）以前には、この地に巨大なモスクが建っていた。コロンブスの墓があることでも有名 |
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| 97ｍある大聖堂の一画にあるセビージャのシンボル「ヒラルダの塔（世界遺産）」。かつてはイスラム寺院のミナレットだった。乗馬したまま登れるよう、スロープの階段があるという | 大聖堂の入り口には物乞いの人がじっと座っていた。スペインではお金を恵む人たちをよく見かけた。じっと黙って缶にお金が入るのを待つ人、缶をもって直に物乞いをする人など、不景気なスペインを肌で感じた |
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| 「ヒラルダの塔」を思い切り首を後ろに曲げて写す。鐘の周りに人や動物の頭の彫刻があるのに気づく。注意して見ると、更に顔がアチコチにあって、奇妙な感じがしてくる。 鐘は大小25個あるそうで、大きく揺れて、一瞬丸い鐘が外観からはみ出す「ターニング（回転）ベル」の鳴る様をいろいろな寺院で何度か見かけた。1997年までは人がぶら下がって鳴らす人力だった鐘も、今ではコンピューター制御で鳴っているという。「ＴＶＲＲIS」の文字の意味を知りたくて、ネットで調べたが、「TURRIS」というスペルらしいことはわかったが、意味まではわからなかった |
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| 大聖堂近くに、イスラム様式を強く残した建物があって、周りの景色にうまく溶け込んでいた |
| ＜セビージャ＞ カルメンの舞台となった旧王立タバコ工場「セビージャ大学」（2013.10.7） | |||
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| 旧市街地に建つセビージャ大学は、フランスの作家メリメが書いた「カルメン」の舞台となった旧王立たばこ工場を改築したもの。傭兵だったドン・ホセがカルメンという美しい娼婦（ジプシー）に恋をし、振り回されたあげく、上官を殺し、ついには自分のものにならないカルメンをも手に掛け、最後には死刑になるという悲話。「カルメン」は社会進出を始めたその頃の女性たちの変化の兆しだったのかもしれない。 美しい石造りのセビージャ大学を見物できると知り、キャンパスに入って、現代のカルメンたちをのぞいてきた |
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| 学生たちがひっきりなしに行き来をする中、構内のパティオに座って、ぐるりと周囲を見回す。見上げると、崩れかかった壁、さびたフェンス、古びたガラス戸や窓枠など、昔の面影が随所に見つかる。構内は、近代的な部分と、昔ながらの部分をちゃんと区分けしながら、うまく共存させていた | |
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| それにしても、スペインの人たちはどうしてあんなにタバコを吸う人が多いのだろう。人口の30％が喫煙者と言われるスペインでは、女性の喫煙者も多い。到るところにタバコ屋さんがあったし、喫煙大国のお国柄なのだろう、レストランへ行けば、当たり前に聞かれる「No
smorking？」という問いかけもほとんどなかった。 2011年1月から「新禁煙法」が施行。また2012年には、バル・レストランをはじめ、公共の建物内でも禁煙となり、喫煙事情が大きく変わったはずだが、道端でタバコを吸う人など、喫煙マナーは決してよくなかった |
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