2013年スペイン&ポルトガル20日間の個人旅行
3 コスタ・デ・ソルのマラガ(2013.10.3-10.5)
マラガEヒブラルファロ城やアルカサバを歩き通す
2013.9.30-10.19(20日間)
<マラガ> ヒブラルファロ城へ(2013.10.3)
左手にアルカサルの遺跡を横目で見ながらヒブラルファロ城へ続く石畳の坂道を登る。登るという表現がぴったりの坂道を歩きながら、「とんでもないことになったねぇ」とnabeさんが笑いかける。バスでも行けたが、「足」や「耳」「目」などの五感で感じてこそ、旅だと、歩くほうを選んだが、早くも後悔(^^;)。
ヒブラルとは、「岩」を語源にしたアラビア語。ファロは灯台の意味。つまり高い丘の上にあって当たり前(^^;)
高くなるにつれ、景色がどんどんと開けていくのが唯一の慰め。水を飲むという口実を作って、少し上るごとに休む。そんな時、巨大な闘牛場を見つけた 模型によると、右の高台にあるのがヒブラルファロ城。中間どころにあるのがアルカサル。手前の1つだけファサードがあるのがマラガの大聖堂カテドラル。高台というよりヒブラルファロ城は山の上にあるのか、と気づく
ようやく上りきって、達成感にひたりながら、ヒブラルファロ城からマラガの市街地を見下ろす
見張りの兵士が行き来したであろう城壁の細い道を歩いてみる 寒さも暑さもしのげるとは思えない、こんな小さな見張り小屋で見張りをしていたのだろうか?
子供にとっては、大砲もよじ登るおもちゃ 高貴ないでたちの兵士。ふとナポレオンを思い起こす ヒブラルファロ城の坂道を最後まで下った先でネコちゃんがお出迎え
<マラガ> ミニアルハンブラのアルカサルへ(2013.10.3)
夕日がアルカサルのレンガの壁に当たって、レンガが一気に色めき立つ ミニアルハンブラの名のごとく、規模こそ小さいが、随所にアルハンブラを思わせる石の精巧な彫刻が目に付く
ヒブラルファロ城のふもとにあるアルカサバは要塞を兼ねた宮殿。イスラム教徒がローマ時代の要塞跡に築いたもの。ちなみに、「アルカサル」と「アルカサバ」の違いは「アルカサル」が城や宮殿で、「アルカサバ」が砦の意味
山の上に宮殿を造るということは、水を如何に確保するかがカギ。どんなに精巧な遺跡よりも、見かけは悪いが、この小さな水路のほうがずっと貴重だということになる
アルカサルでマラガの街を眼下にタイタニックごっこをしているカップルを発見。不思議な形で情景をくり抜くと、小さなドラマが生まれる
<マラガ> マラガワインのボデガ(醸造所)で昔ながらのバルを楽しむ(2013.10.3)
楽しみにしていたバルのひとつ「ボデガ」。ボデガはマラガワインのチェーン店のバルでスペインの到るところで見つけたが、マラガのこのお店「Antiqua Casa de Guardia」は昔ながらのバルのシステムを残す1840年創業の有名なお店。皿に盛り付けられたタバスを指で差して注文できるのも楽でいい。
おなじみさんが1、2杯のワインを飲んでおしゃべりしている。無骨な店員さんは話しかけない限り、目の前に突っ立っているだけ(^^;)。店内の写真を撮る許可を得てから、パチパチ写真を撮る
茹でたマッスルやエビ、イワシ酢漬け&オリーブの可愛い串さしが届く。ワインは名前がわからないので適当な樽を指差してオーダーしたら、コップに無造作に注がれた「PAJARETE(パハレテ)」はチェリー酒だった(^^;)
注文の品が届くと、テーブルにチョークで値段が書かれていく。それらの数字を足して、ハイ、会計です(^0^)。これが昔ながらのバルのシステム
アラメダ・プリンシバル通りに面した1階。小さな入り口なのでわかりずらい ずらりと並ぶワインの樽を見ながら飲むのは、なかなかオツなもの 店内には古い時代の写真がいっぱい。この古びた感じがたまらない
<マラガ> サンプラーノ駅のコインロッカー(2013.10.5)
マラガ駅「サンプラーノ駅」の「コインロッカー」に荷物をあずけ、ミハスとフエンヒローラを観光後、「サンプラーノ駅」に戻り、renfeでコルトバへ。
コインロッカーはお釣りが出ないので要注意。受付の人に両替してもらった
ここはマラガのサンブラーノ駅だが、renfeの改札口は異様と思える位、セキュリティチェックがすごかった

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13 バルセロナ後編 14 えとせとら 15 空港ラウンジ紹介

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