2013年スペイン&ポルトガル20日間の個人旅行
4 グラナダ(2013.10.4)
Gカテドラルやアルバイシン地区など
2013.9.30-10.19(20日間)
<グラナダ> 約180年を費やして完成した「カテドラル」(2013.10.4)
スペインルネッサンスの最高峰と言われるグラナダの「カテドラル」。181年もかかったこの大聖堂には、ルネッサンス様式以外にもゴシック様式が混在。高さ45mの中央礼拝堂は美しいステンドグラスとともに、アロンソ・デ・メナとペドロ・デ・メナによる豪華な彫刻が見どころ。特にシロエの手による黄金の主祭壇は豪華絢爛
見物時間は10:00-13:00、16:00-20:00。 スペイン独特のシエスタ(昼寝タイム)には要注意
大きすぎて全体を写せないので、カテドラルの周りをぐるりと歩いて、望遠で装飾の一部を切り撮ってみる
「カテドラル」の周りには、なぜかハーブや香辛料のお店がいっぱい。大きな袋を提げた屋台も開店の準備中。ハーブや香辛料の香りが混ざり合って、「カテドラル」に中東の独特な雰囲気がただよっている
窓枠をペインティングした古めかしい建物。まるで一見すると、だまし絵のように見える やはり「カテドラル」の周りにもポリスがいっぱい。観光地では必ず、ポリスと出食わす
実は「カテドラル」のある地域は下町。「カテドラル」の南側はイスラム時代に市場だったアルカイセリアという場所。今はみやげ物屋さんが所狭しと商品を並べている 鉄板の鍋のような楽器を膝でかかえて、打楽器のように演奏する スペインギターを奏でる男性も。ここはパフォーマンスにも人気の場所?
<グラナダ> 昔は「危険な世界遺産」と言われたアルバイシン地区(2013.10.4)
玄関や柱、壁など、到る所でザクロのモチーフが目に付く。シンボルの「ザクロ」は皮が必ず一部割れているのも特徴。
イスラム教徒に支配されたグラナダの町は頑丈な城壁に囲まれ、キリスト教徒は苦戦。やがて、その硬い殻を打ち破り、アルハンブラ宮殿など、おいしい実を奪うことができたという意味を込めて、実が割れているのだ
11世紀頃、イスラム教徒たちによって築かれたグラナダ最古の街並みが残る「アルバイシン地区」。キリスト教徒によるグラナダ奪回の折には、たくさんのモーロ人たちの血が流れたという 右の土手がアルハンブラ宮殿と分かつダロ川。ここからアルバイシン地区が始まる
白く塗られた壁は、強い日差しに当たっても、室内の温度が上昇しないようにする生活の智恵。白壁の家の室内は外気より10℃ほど低くなるそうだ。どの家も思い思いに花や植木を飾っている タイルで作られた楽しいタイルの表札や思い切り個性的なアズレージョの玄関先
敵の攻撃を考えて造られた城砦都市だけに狭くて迷路のような路地が多い 洗濯物がたなびく先はグラナダの市街地。「アルバイシン地区」で迷子になったら、とにかく下ればいい
花や緑で飾った中庭のある家を「カルメン」と呼ぶ。グラナダ特有の「カルメン」があちこちに点在する
イスラム色いっぱいのお店、発見 16世紀に市場として栄えた「ラルガ広場」は「アルバイシン地区」の中心
<グラナダ> 「ヌエバ広場」(2013.10.4)
「ヌエバ広場」のレストランでビールと、いろいろ入ったボリュームいっぱいのタバスで腹ごしらえ(Tapas variadas 8ユーロ)
ヌエバ広場の前のビル群。グラナダの中心街にはこういう建物がザラに建っているので、「カテドラル」を探すのは中々むずかしい(^^;) ヌエバ広場はちょうどカテドラルやアルハンブラ宮殿、アルバイシン地区への中継地点として便利。
カテドラルやアルバイシン地区は5分ほど。アルハンブラへは小さなアルハンブラバス(30番、34番)に乗車
予約した列車は21:00。まだまだ時間もたっぷりあるので、ここ「ヌエバ広場」の「LA HACIENDA PALAZA」で夜の食事を食べることに。小さな教会から聴こえてくる鐘の音とともに、グラナダの街に陽が沈んでゆく
大道芸の人が次々に作る大きなシャボン玉に喚声を上げる子供たちを眺めながら、TABO(ビール 3.25ユーロ)、ワイン(RIOJA CRIANZA 4.27ユーロ)、シーフードパエリア(PAELLA MARINERA 17.84ユーロ)と野菜たっぷりの鶏肉煮込み(VIA COLON 19.97ユーロ)をゆっくりと味わう。これでグラナダの街ともお別れ

次は  5 ミハスH白い村ミハスやフエンヒローラへ

1 スペイン旅行情報 2 バルセロナ前編 3 マラガ 4 グラナダ
5 白い村ミハスなど 6 コルトバ 7 セビージャ 8 リスボン
9 トレド 10 マドリッド 11 ピラール祭り・サラゴサ 12 マジョルカ島
13 バルセロナ後編 14 えとせとら 15 空港ラウンジ紹介

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