9.世界遺産ブルーマウンテンと高原の町ルーラ散策

 
2009年12月31日5時起床、あいにくシドニーの朝は小雨(;_;)。実はわたしたちが到着する前は、ブッシュファイアー(Bush fire)といって、ブルーマウンテンで山火事があり、燃え続けていたんだそうです。12月25日からの雨でようやく鎮火。雨はブルーマウンテンにとっては、恵の雨だったみたいです(^^;)。

実はこのブルーマウンテンの森林は90%がユーカリの木。真夏ともなると、空気が乾燥し、おまけにユーカリの葉っぱから霧状に発散されるオイル分のために、葉っぱが摩擦しただけでも火災が起きてしまうんだそうです。ちなみに、そのオイル分のせいで、、ブルーマウンテンは青く霞んで見えるんだそうです。 

さて、小雨の中、100万ヘクタール、標高1000mに位置する国立公園の世界遺産ブルーマウンテンへ。深い渓谷は、ユーカリの樹海や熱帯雨林に被われ、4000種の蝶が舞うそうです。

「アーリーシャワー(早朝の雨)なので、大丈夫ですよ」とツアーガイドさんは励ましてくれましたが、ツアーの間じゅう、雨が降ったり、やんだり、大雨になったり、晴れたり、の七変化の天候(ーー;)。おかげで、ウィンドブレーカーを着たり、脱いだりのせわしない観光となりました。

特に、シーニックワールドに到着した時はちょうど視界ゼロの濃霧。そのため、空中散歩のスカイウェイはまるで意味なし(T_T)。床部分のガラスから外が全く見えないので、唯一高所恐怖症のnabeさんだけが明るい顔で乗車していました(−−)。

という訳で、ロクな画像がないので、おしゃべり(愚痴)いっぱいのページとなっています(^^;)。あしからず(^^;)
※ブルーマウンテンツアー料金 二人でA$258(カード支払いで21,212円)
霧の中のブルーマウンテン(2009年12月31日)
天井の頑丈な網は人間が落ちないためのものだったとようやく納得
ちなみにシドニーに到着した30日は晴天で翌日のブr-マウンテンのツアーにも期待が膨らむばかり。夜は星まで出ていたんですよ。うまく星にだまされたなぁ(;_;) シーニックワールドの名物トロッコ列車(レイルウェイ)。最大傾斜52度の急勾配を下ります(ギネスブック掲載)。でも、大したことないだろう、とタカをくくってたら、体がつんのめりそうになり、アセりました(^^;) 岩山スリーシスターズはもちろん、壮大なブルーマウンテンの姿は皆目見えず。見るものもなく、眠気に襲われるわたし(おいおい)
レイルウェイの乗り場の横の木々には体長3、40cmの白い大型オウムがいっぱい。黄色い冠を被っているようなオウム「キバタン」です。モノマネがうまいそうで、でも鳴き声はギャーギャと叫ぶような品のない声(^^;)。この鳥、海外では30万円もするとか 雨が降ろうが、霧に被われようが、ガイドさんは次々に私達を連れ回します(;_;)。ふ、見えないものの説明をされてもねぇ(^^;)。
それでも、遠方の白い霧を眺めながら、説明をじっと聞く私達(^^;)
霧があっても近くのものはちゃんと見えます(当たり前)。トロッコに積まれた石炭をさわるnabeさん。目が「お、本物だ」と語っています(^^;)。ブルーマウンテンには古くは炭鉱があり、その石炭用トロッコに観光客を乗せたのがレイルウェイの始まり
ちょっと見えずらいですが、たくさんのツルが縦横に木に巻きついているのが見えますか?このツルの中には水が入ってるんだそうです ねじれながら成長するため、表皮がはがれて、ぶら下がる「リボンの木」。ひねてますねぇ(^^;) お天気が悪いせいか、観光客もまばら。フル回転の日程を組んでいたので、晴れた日に出直す訳にも行かず、延期できませんでした(;_;)。
ふ、景色が見えないケーブルはただの箱(;_;)
せっかくのスカイウェイも視界ゼロ。でも、なぜかnabeさんは窓に身を乗り出し熱心に遠くをのぞき込んでました(だから、何も見えないんだってば(−−;))。ちなみにケーブルとスカイウェイでA$28(約2500円)。スカイウェイのガラスの床に一瞬、緑の樹木らしき景色が。でも、あっという間に元の木阿弥。 揺れもしないので乗ってる気もせず。あー、アホらし!(Y_Y) ということで、ブルーマウンテンは次回のリベンジに期待です(^^)
ブルーマウンテンの散策ショット(2009年12月31日)
景色が思うように撮れなくて、カメラを持て余していたら、素敵なものを見つけました。モダンなバス停の標識と、機能的なポスト。このゴミ箱は自然の景観を大切にしてるし、何より、ハジケそうな自動販売機が目を奪いました
唯一生き返ったランチビュッフェ\(^o^)丿(2009年12月31日)
もうほとんどヤケ食いです(^^;)。でも、玉子やほうれん草、お肉など、いろいろな種類の温かいキッシュが用意してあって、味もおいしく大満足 オレンジを取るついでに、キッシュもお代わりも(食べすぎ)。デザートはチョコケーキ
高原の町ルーラの散策(2009年12月31日)
「ガーデンビレッジ」と呼ばれるだけあって、木々やお花が街並みにマッチしています。メインどおりの真ん中には桜並木が植えられているんです。10月頃、桜が満開になるとか。また、カエデやモミジなどの紅葉もこの街では楽しめるそうです。

でも、残念ながら、ルーラーの街を歩き始めたとたん、ものすごい土砂降り状態に。ということで、お店の中がちょうど雨宿りの場所になりました(^^)。

小さな街だけれど、文房具店やキャンドルショップ、キャンディストアー、アンティークショップ、キッチン用品のお店など女性好みのお店が並んでいて、ひととき、お店めぐりが楽しめます。
散策用にいただいたかわいらしい地図がありますので、紹介しますね。
ところで、ルーラの街でどしゃぶりになり、今夜のNew Year Eveの花火が中止になったらどうしようと本気で気を揉みました。
なんたって、今回の旅の一番の目的はNew Year Eveの花火。まさか中止にでもなったら、わたし、ショックで立ち直れないとnabeさんに話したら、君なんかよりも、もっとオーストラリアの人たちがガッカリするよ、と言われてしまいました(^^;)。そうですよねぇ、オージーたちは1年間New Year Eveの花火を待ちわびていたんですよね。

そうこうする内に、一時、激しく降った雨も、1時間半ほどのルーラの街の散策をしている内に上がってくれました
メガロンバレーでブルーマウンテンをわずかに垣間見ることができました(^^;)(2009年12月31日)
ツアーガイドさんの機転で、ランチを先に済ませ、最後にメガロンバレー(渓谷)に立ち寄ると、霧が晴れて、ブルーマウンテンの一部を垣間見ることができました(^0^)。心なしか、わたしの目には遠くの稜線がブルーに(^=^) 上:イノシシの頭と呼ばれている岩
下:蝶を見つけて、慌ててパチリ(^^;)。蝶の種類は4000種とか

次は 10:シドニー水族館とNICK'Sディナー

シドニーの街並み散策 シドニーのイベント オーストラリアのえとせとら
1:オペラハウスとダーリンハーバー
フィッシュマーケット
ロックスの街とロックスマーケット
8:パディスマーケットとチャイナタウン
2:2009ダーリングハーバーの花火
3:2010年元旦ディナークルーズ
4:ポートスチーブンス・エコツアー
6:挫折したビーチウォーク
9:ブルーマウンテンとルーラ散策
10:シドニー水族館/NICK'S
オーストラリアの国旗、乗り物体験、おいしかったもの、リコライズ、サルサ、ホテルという名のパブ

おまけ:クジラとカンガルーとラクダの話 コアラの話

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