ユリシーズ バタフライ |
幸せを運ぶ「青い蝶(ユリシーズ)」を見た時は思わず息を飲んだ。真っ青な羽を閉じたり開いたりしながら、うっそうと茂る熱帯雨林の間をひととき青い羽が宙を舞った。歓声と共に見逃した人達のため息がこぼれる |
日本を出発して、早朝5時にケアンズ空港に到着。初日はキュランダの一日ツアーに参加。恐竜の時代から変わらずに続いているという世界遺産の熱帯雨林(トロピカル・レインフォレスト)が見たかったのだ。 バロン川を横に古めかしい高原鉄道でのぼっていく。「世界の車窓から」の番組に使われている同じ場面ということでガイドさんがしきりに写真を撮れという。うーむ、熱帯雨林をバックに大きくカーブする高原列車とバロン川の渓谷、しかし、そんなに驚くほどの景色とは思えない(^^;)。 更にスカイレールに乗り、今度は眼下に熱帯雨林を見下ろす。季節が乾季のせいなのか、はたまた、わたしの知識不足のせいなのか、いくらうっそうと茂る木々をながめても太古の迫力が感じられないのだ(^^;)。 ガイドさんから説明を受けて、目を凝らしてながめると、なるほど大きな樹木のあちこちにその大木を締め殺すほどに成長した「つる性植物」や覆いかぶさりそうなシダがおい茂っている。特に奇妙な色や形の花や葉が目を引く。 |
水陸両用車アーミーダックにて | 現地人アポリジニの楽器(笛) |
キュランダ村に到着し、今度は水陸両用のアーミーダッグに乗り、熱帯雨林を分け入っていく。奇妙な鳥の鳴き声や、至るところに身を潜めているウォータードラゴンを見ていると、ようやく太古の息づかいを感じることができた。 ワラビーをなで、コアラを抱き、コアラと一緒に写真を撮ってもらう。動物園の囲いの中にいるコアラはピクリともしないので、まるでぬいぐるみそのものだったが、撮影用のコアラは順番で抱きかかえられるたび、丸い顔を右や左に向けてあたりをキョロキョロとながめていた。順番が来ておもむろに抱くと、ずしりと重い。ダッコしている手で我が家のワンちゃんよろしく、コアラのお尻をたたいてあやしていたら、飼育係の人に、ちゃんと両手を下に重ねて、コアラをしっかりとささえているようにと、叱られた(^^;)。 熱帯雨林では樹木から「ヘルペン」という眠りをさそう「森林の香り」が発散されるそうだ。高原列車の中でわたしは何度もこっくりこっくりと舟をこいだ。 キュランダツアー一日ツアー $170 ←後で思うとちょっと高かったような気がする コアラとの撮影写真$40(ちょっと不確か(^^;)) 二度とコアラを抱くなどそんなチャンスなどあるはずもないから、少々高くても、だいたいの人が写真を撮ってもらっていた(^^;)。 |
熱帯雨林キュランダ | グレートバリアリーフ | 熱気球 | フィッツロイ島 |
ケアンズの人々 | ナイト・バザール | よもやま話 | 「ケアンズの旅」TOP |