2013年ゴールドコースト・タスマニア個人旅行
旅のえとせとら
2013.1.28-2.10(14日間)
えとせとら

@フラット ホワイト
ゴールドコーストでもタスマニアでも、二人でよく飲んだのが、「フラット ホワイト」。
「ワット ワイト」と、はしょって言うと、結構通じる(^^;)。
このコーヒーはオーストラリア育ちのキャサリン(スーちゃん)のお気に入り。

コーヒーの上にクリーミーに泡立てたミルクが載っていて、
時々、その泡で模様が入っていたりする。

普通はコーヒーに砂糖は入れないが、フラット ホワイトには砂糖を入れて飲む。
まろやかな味が更にまろやかになって、ちょっと癖になる味となる。

A道路の上の悲しい動物たち
身近な野生動物たち
ウォンバット ワラビー ハリネズミ
タスマニアは道路事情がよくて、一般道路でも日本の高速道路並みのHighway(ハイウェイ)。
人家近くでは60kmほどにスピードを落とすが、ほとんどの道が制限速度110kmまで飛ばせる。

ただし、道路にはおびただしい数の動物たちが轢かれている。
見つけるたび、悲しくて、できるだけ踏まないように走るが、
それでも、段々とフロント辺りに赤黒い点々が増えていった。

絶対に轢かないためにも、夕方以降の運転はしなかった。
みんなが暗くなってからの走行を控えれば、
どれだけの動物たちが轢かれずにすむことだろう。

足元で草をシャキシャキと食べていたウォンバットも
窓辺で毛づくろいをしてくつろいでいたワラビーも
人が近づいても、おっとりとしていて、逃げ足がにぶい。
110kmで走る車に到底かなうはずのないこの動物たちを
守るすべはないのだろうか?

Bヒル対策
タスマニアに1ヶ月滞在したことのあるキャサリンに
クレイドルマウンテンでトレッキングをすると話すと、
ヒルがいっぱいいるから気をつけなければいけないと教えてくれた。

血を吸ったり、皮膚まで入り込んでしまうヒルは
無理やりはがすとアゴの部分が皮膚に残って腫れてしまうので
濃い塩水をスプレーして落として取るのだと言う。

そこで、日本から空のスプレーをトランクに入れて、持ち込み、
塩はスーパーで買い求め、トレッキングシューズの上には
レインシューズカバーをして、万全のヒル対策で出かけた。

トレッキングの道は木や金で作られた歩きやすいウォーキングロードが続き、
サンダル履きの軽装な人たちとも行き合う。

途中、暑くなって、シューズカバーをはずしたら、
ズボンのすそは汗でびっしょり濡れていた(^^;)。

クレイドルマウンテンのトレッキングは2時間ほどのコースから
何日間もかけて縦走する本格トレッキングなど、種類も豊富。

わたしたちのようなお手軽トレッキング程度では
ヒル対策は無用だった(^^;)。

nabeさんいわく、「一度くらいヒル見たかったなぁ」と。
わたしも沼のような水たまりを見るたび、
オーストラリアのヒルを探していた(^^;)。

Cガスを入れる

ガソリンと呼ぶのは日本だけなのだろうか、
海外ではガソリンのことを「ガス」と呼ぶ。

ホバートをスタートして、ガソリン(ガス)を給油したのは4回。
ロス、シェフィールド、ロンセストン、ホバート。
人家のない場所も多いので、ガソリンメーターが半分になったら
入れるようにした(unleaded:リッター$150ちょっとで日本と変わらない)。

写真は、ロスのガソリンスタンドで、
給油の入れ方を教えてくれた、優しいおじいさん。

給油方法はほとんどがセルフなので、
給油のガソリンホース(通常unleaded)を手にとって、給油するだけ。
満タンになると、給油がストップするのは日本と一緒。

給油が済んだら、車をそのままにして、お店に入って支払いをするだけ。
次の給油の車は、ちゃんと後ろのほうで待っている。

給油したら、前に動かして、次の車に給油させたほうが
効率がよいと思うのはせっかちな日本人の発想。
ここでは給油後も車はそのままにして、のんびり支払いをすればよい(^^;)。

地方の町は、小さなお店屋さんがスタンドを兼用しているので、
お店の中に入って、支払いを済ませる。

特に防犯カメラがあるでもなし、給油したまま逃げちゃう人は
いないのかなぁと心配になるほど、至ってシンプルだった。
もちろん、現金でも、カードでも受け付けてくれる。

Dタスマニアのトイレ事情

長距離ドライブをしていると、トイレ休憩がちょうどドライバーの休息タイムになる。
タスマニアを旅していて、感心したのがトイレ。

キャンピングカーが発達しているせいか、
小さな町でも、公共のきれいなトイレが常に完備されていた。


こちらはゴールドコーストのブロードビーチのトイレ。
思い切り楽しくなるトイレだ。
ファミリー連れが多いせいかもしれない。

Eタスマニアのビール
旅をしていて、注文するビールは「ローカルビール」に決めている。
ローカルな食事には、ローカルなビールが似合う(^^)。

オーストラリアにはたびたび出かけているので、
ローカルビールの好みもできた。
VB(ヴィービー)やXXXX (フォーエックス)などは一般的で飲みやすい。

空気のきれいなタスマニア、やっぱりビールもおいしいなと思っていた矢先、
とんでもなく、まずいビールに出くわした。

nabeさんは腐った味だと評した(^^;)。
このビールだけはまちがっても飲まないよう、皆さんにも注意したい。

ちなみに、シェフィールドの小さなボトルショップで見つけたもので、
「タスマニアビール」の文字と、タスマニアタイガーの絵が気に入って購入した。
「CASCADE DRAUGHT」、ひと口飲んだだけで、吐き出して、口の中をすすいだ(^^;)。

後で調べてわかったが、カスケードはそれなりに有名なビールの銘柄。
あのマズサはやっぱり腐っていたのかもしれない(^^;)。

こちらはおいしかったビール「JAMES BOAG’S DRAUGHT」。
ビンだからおいしいのか、このビール自体おいしいのか。

F「Hallam's(ハーランズ)」のレストランは粒揃い
ロンセストンの「Hallam's」はお料理も、抜群のおいしさだが、
ここにはもうひとつ大きな魅力がある。

テキパキとお客をさばく店長らしき男性も、
厨房で真剣にお料理を作っているシェフたちも
若くてハツラツとしたウエイトレスたちも
揃いに揃って、みんな若くて、粒ぞろいなのだ。
特に厨房の男性陣は映画俳優並みの甘いマスク。

nabeさんを写すフリをして、厨房を写した一枚がこれ。
ぜひ、ロンセストンにいらした折には見に行ってください(^0^)

Gタスマニアのブッシュファイヤー
特にブッシュファイヤーの被害が大きかったのが
ポートアーサーのあるFORESTIER(フォレスティア)半島やタスマン半島。
国道9号のハイウェイの到る所で、ブッシュファイヤーの惨状を見た。

この夏、オーストラリアは40℃を越える酷暑に見舞われ、
雨も少なく、ユーカリの葉から蒸発する油や、
葉っぱと葉っぱの摩擦などによって自然発火が起こり、
タスマニアの到るところでブッシュファイヤーが発生していた。

ちょうどタスマニアの旅が迫っていた時期なので(特に今回ドライブだったため)
ワイングラスベイやポートアーサーへ行けるかどうか、気を揉んだが、
タスマニアに到着する頃には、ブッシュファイヤーは収まっていた。

ドライブをしていると、燃えた木材を切るなど、始末をしている場によく出くわした。
また丸こげの家もあり、ブッシュファイヤーのすさまじさを身近に感じた。

帰国の時、タクシーの運転手さんが
またブッシュファイヤーが発生したと言っていたが、
タスマニアとブッシュファイヤーは切っても切れない仲なのかもしれない。


Hオーストラリアの歩行者ボタン

オーストラリアの横断歩道は基本的に、押しボタン式。
自分の行きたい方向のボタンを押すと、初めて、青信号に変わる。

ただし、メチャクチャ、すぐに赤い点滅になるので要注意(^^;)。
小走りに渡らないと間にあわない。
車社会だなぁと変なところで納得する(^^;)。

I久しぶりのインターネット
インターネットカフェやホテルでも、日本語を使用できるPCがなくて、
残念ながら、今回は中々「おしゃべり広場」への書き込みができなかった。

ホバード空港で結構時間があったので、ネットカフェを利用した。

カフェでインターネットを申し込むと、特に説明もなく、カードを手渡される。

20分で4ドル。

カードを挿入するのかなとPCをあちこち確認するが、
それらしき、挿入場所は見つからず。
カードを裏返して、ようやく納得。

左上のシールのところを爪でこすると、ナンバーが現れる。
そのシリアル番号を入力して無事接続することができた。

アドレスを入力して、久しぶりに自分のHPを開く。
もちろん日本語が使用できないので、やむなくローマ字入力で対応した。
nabeさんは「Yahoo Japan」で、久しぶりに日本のニュースをのぞいて
「株が上がった、上がった」と喜んでいた。

Jカメラリュックが大活躍


今回の旅行用に購入したカメラ用リュック。
4つの大きなポケットはとても便利で大いに役立った。

特に上部の丸いポケットにはサンバイザーやカーディガンを入れ、
いつでも簡単に取り出せて便利だった。

実は酷暑のはずのオーストラリアは、朝晩が肌寒くて、
着たり脱いだりと目まぐるしくカメラリュックからカーディガンを出し入れしていた。
Kオーストラリアの酔っ払い

とうとうロンセストンでやってしまった(^^;)。

シーフードレストラン「Hallam's」でおいしい料理につられて、
ついついビールやワインを飲みすぎて、帰り道、
「Hallam's」の前のキングスパーク(公園)のベンチで動けなくなってしまった。

薄暗くなりはじめた公園で、「ああ、もうダメ」とnabeさんを困らせる。

連発するのは、口ぐせの、「ゲポする」・・・「ゲポする」

半分、抱え込まれてホテルに帰りつくまで、
優に1時間以上かかってしまったとか。

2枚目の画像、よく見ると、「反省ザル」に見えるのは気のせいだろうか?

Lサンダルよ、さようなら

今回の旅ですこぶる役立ったのが、100円ショップで買ったこのお揃いのサンダル。
このサンダルを履くと、散々、歩いて、疲れ切った足も
思い切りリラックスすることができた。

どのホテルでも、真っ先にトランクから出して、
最後の最後にトランクに詰めるのがこのサンダルだった。

ちょっと迷ったが、ブロードビーチのメリトンホテルで、このサンダルとお別れした。
ゴミ箱の横にきちんと揃えて置いてきたので、
ひょっとしたら、掃除のオバサンに拾われて、第二の人生を送っているかもしれない(^^)。


終わり

1.2013年ゴールドコースト&タスマニア個人旅行 6.ラトローヴ、デボンポート、シェフィールドへ
@海外旅行の初ドライブ旅行に挑戦 Jラトローヴやデポンポートの街並み
Aゴールドコースト&タスマニアのスケジュール表 K壁画の町シェフィールド
2.サーファーズパラダイス3泊(ゴールドコースト) 7.クレイドルマウンテンの動物やトレッキング
Bサーファーズパラダイスで見つけたもの Lクレイドルマウンテンのトレッキング
C大満足のヤムかに名所満喫クルーズとシーワールド M宿のまわりはワラビーなど野生動物がいっぱい
3.港町ホバート 8.ドライブで見つけたタスマニア風景
D古い町並みのバッテリポイントやホバードの街並み Nドライブで見つけたのどかなタスマニア
E大にぎわいのサラマンカマーケット Oタスマン半島で見た、世にも不思議な海
4.ペンギンウォークで有名なビシェノ 9.ブロードビーチの三日間(ゴールドコースト)
F小さなペンギンたちのペンギンウォークツアー P土ボタルツアーとカラーラマーケットとサイクリング
Gフレシネ国立公園のワイングラスのトレッキング Qブロードビーチの3日間
5.タマーリバーが流れるロンセストン 10.ゴールドコースト&タスマニア旅行のえとせとら
H魔女の宅急便のモデル?のパン屋があるロスなど @フラット ホワイト A道路の上の悲しい動物たち Bオーストラリアのヒル Cガスを入れるなど
Iロンセストンの古い町並みなど

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