2013年ゴールドコースト・タスマニア個人旅行
ゴールドコーストのブロードビーチでの三日間
2013.1.28-2.10(14日間)
P土ボタルツアーへ 2013.2.8(金)
土ボタルの添乗員・ヒロさんはおもしろい人だった。
20年以上オーストラリアに住んでいるので、いろいろと情報通だったし、
芸能人の人たちとの交流も多いようで
おもしろい話をいっぱい伺った。

コアラは、オーストラリア原住民のアボリジニの言葉「水を飲まない」の意味。
カンガルーは開拓者が現地人にカンガルーの名前を聞いたところ、
原住民が言葉を理解できず「カンガルー、カンガルー(わからない)」と言ったのが語源とか。

ところで、土ボタルについて、ヒロさんの話を紹介。
(撮影禁止だったため、1枚目と6枚目の画像はネットより拝借)

土ボタルは日本のホタルとは全然違って、ヒカリキノコバエの幼虫で
湿気がないと生きられない虫。

体長は1cmほどでお尻の先がLEDのように光る。
(ホタルのように点滅はしない)
懐中電灯で照らすと、2時間ほど光らなくなってしまうので注意が必要。
土ボタルが光るのは、小さな虫を誘って、この棒状のものにくっつけて捕食するため。
あらら、日本のホタルとは、何から何まで見事に違ってますね(^^;)。


ところで、今回の参加者は北海道から来た若い会社員とわたしたちの3人だけ。
懐中電灯をひとりひとりに渡して、真っ暗なユーカリの林の中へ入っていく。
nabeさんいわく、「肝試し大会だなぁ」


ヒロさんが小さなカエルを見つけて、教えてくれる。
踏まないように避けて進む。


フラッシュをたくと、一瞬明るくなるが、また漆喰の闇となる。


これはユーカリの巨木。高い木では80m、90mに
なるとか。この森にはユーカリの巨木がいっぱい


土ボタルは湿気を好むので
水溜りや上からしずくが落ちるような
そんな山道をどんどんと進んでいく。

最後に土ボタルの見物場所の入り口に到着。でも到着時間が遅かったせいか、
入り口は人の背丈ほどの巨大な岩で封鎖されていた。
ヒロさんが「登れますか?」と聞いたので、「大丈夫です」と応えて、岩をよじのぼって入った。

すると、ヒロさんが指差す崖の斜面のあちこちで青白い小さな光が輝いているではないですか!
目が慣れてくると、どんどんと光の数も増えていって、「すごいね、すごいね」を連発してしまう。
か細いけれど、懸命に光る土ボタルの光の世界。
この幻想的な情景に思わず、ため息がこぼれる。


どれぐらい土ボタルを眺めていたのだろう。
余韻にひたりながら、闇のユーカリの林を抜け、駐車場へもどる。

これで今日のツアーはおしまいかなと思っていたら、いきなり広場に出たとたん、
頭上にニュージーランドにも負けないぐらいの流星群が拡がり、
うわぁ、と歓声を上げてしまう。

ヒロさんがサービスで暖かいコーヒーとウエハウスを振る舞ってくれたが、
満点の星空の元、味わうコーヒーやウエハウスは事の他、おいしくて
冷えた身体のすみずみへ沁み渡っていった。
Qサイクリングでカラーラマーケットへ 2013.2.9(土)
ホテル近くのレンタルショップで自転車を借りる。「ハーフデイ」でレンタル(4時間 2台で50ドルとちょっと高い)。ボーイッシュの彼女は時間をかけて丁寧に2台の点検をしてくれた。よもや、nabeさんの赤い自転車がパンクするとは、この時には想像すらできなかった(;_;)
カラーラマーケットへ行くと告げると、レンタルショップのオーナーさんは、車が多くて危ないからタクシーで行くように、とアドバイスしてくれたが、いざ出かけてみると、広くて快適な自転車専用道路や住宅用の広い道路などがあって、気持ちのよいサイクリングが楽しめた。
実はカラーラマーケット行きのバスがサーファーズパラダイスやブロードビーチから往復$1で出ているとネットの情報もあったが、あいにく、バス乗り場を見つけることができなかった
DUNLOPS運河の素敵な眺め 2013.2.9(土)
ゴールドコーストハイウェイ(国道2号)からショッピングセンター「パシフィックフェア」前の国道90号へ入ると、そこからカラーラマーケットまでは真っ直ぐの道なのでわかりやすい。パシフィックフェアからすぐの、この「Nerang川」の橋の上からの「DUNLOPS CANAL」の眺めは最高(CANALとは運河の意味)
ゴールドコーストへ来たら、ぜひビーチとはひと味違う、この運河地帯の水の世界も見てほしい
カラーラマーケット 2013.2.9(土)
こちらはカラーラマーケットのレセプションでもらったカタログ。土日のみ開催する「カラーラマーケット」はゴールドコーストやブロードビーチでは最大級のマーケットで、10のエリアに500近いお店が立ち並ぶ人気の場所。お土産屋さんから洋服、帽子、アクセサリー、靴、下着、本、時計など、店の多さも半端ではないが、遊園地やヘビ使いのショーまであるのにはびっくりした
到着したのは11時頃。駐車場にはひっきりなしに車がやってくる。開催時間は7:00から16:00まで 500もお店があるのかなと思うほど、入り口は簡素だった(^^;)。自転車置き場はビジターセンターの前にある
こんもりとした木立も多く、暑さをしのぎながら散策。八百屋や果物屋さんもあって、そこでマンゴー(1つで$2、3つだと$5)やブドウを買ったが、マンゴーの甘さは格別だった
左はわかりずらいが、子供たちに人気のバンジートランプリング(ゴムで5mほどの高さまでジャンプするのだ)。上の画像2枚はパンフより拝借 フェイスペインティングは子供にも若い女性にも人気
子供だけじゃなくて、パパ向きの「KING TUTTS」のパターコースも充実 またカフェやレストランも多く、ランチをはさんで、ゆっくり一日遊んでみるのもおもしろい
鶏肉とサラダのサンド。「ホット」とオーダーすると、両面を香ばしく焼いてくれて、美味 今回、本当によく食べたフルーツカップ。どの果物も甘くておいしくて、食べ始めたら止まらない ランチ休憩をしながら、店内からのんびりとマーケットの様子を眺める
せっかくなので、ブロードビーチの海岸もサイクリングしようということで、早めだったが、午後1時すぎカラーラマーケットを出て、ブロードビーチ方面へ向かう
事件勃発(;_;) 2013.2.9(土)
帰り道、「僕を撮って」というnabeさんを写したりして、サイクリングを楽しんでいたら、ちょっとした坂の登り口で、いきなりnabeさんの自転車の後ろタイヤが爆発音を立てて破裂(T_T)。nabeさんは花火を踏んだと思ったとか。仕方なくカンカン照りの中、40分近くもnabeさんは黙々と自転車を引いて、レンタルショップへ戻った。
「彼は40分以上も自転車と一緒に歩かなければならなかった」と文句を言ったら、オーナーさんはニッコリして、「健康のためにダイエットできてよかったね」と笑った(>_<)

次は Qブロードビーチの3日間

1.2013年ゴールドコースト&タスマニア個人旅行 6.ラトローヴ、デボンポート、シェフィールドへ
@海外旅行の初ドライブ旅行に挑戦 Jウエストバリー、ラトローヴ、デポンポートなど
Aゴールドコースト&タスマニアのスケジュール表 K壁画の町シェフィールド
2.サーファーズパラダイス3泊(ゴールドコースト) 7.クレイドルマウンテンの動物やトレッキング
Bサーファーズパラダイスで見つけたもの Lクレイドルマウンテンのトレッキング
C大満足のヤムかに名所満喫クルーズとシーワールド M宿のまわりはワラビーなど野生動物がいっぱい
3.港町ホバート 8.ドライブで見つけたタスマニア風景
D古い町並みのバッテリポイントやホバードの街並み Nドライブで見つけたのどかなタスマニア
E大にぎわいのサラマンカマーケット Oタスマン半島で見た、世にも不思議な海
4.ペンギンウォークで有名なビシェノ 9.ブロードビーチの三日間(ブロードビーチ)
F小さなペンギンたちのペンギンウォークツアー P土ボタルツアーとカラーラマーケットとサイクリング
Gフレシネ国立公園のワイングラストレッキング Qブロードビーチの3日間
5.タマーリバーが流れるロンセストン 10.ゴールドコースト&タスマニア旅行のえとせとら
H魔女の宅急便のモデル?のパン屋があるロスなど @フラット ホワイト A道路の上の悲しい動物たち Bオーストラリアのヒル Cガスを入れるなど
Iロンセストンの古い町並みなど

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