オリーブの島「小豆島」
忽然と現れたエンジェルロード(2012.8.9)
サンサンと降り注ぐ太陽の下、山々から湧き上がるセミ総出の鳴き声に包まれて、汗だくの過酷なサイクリングを強行(^^;)。宿泊先の土庄(とのしょう)から、オリーブ園まで、延々と続くアップダウン(^^;)。
そんな中、いきなり現れたエンジェルロードに目をみはりました
潮の満ち引きで現れたり消えたりするエンジェルロード。今の時期は7:00頃に道ができて、13:45頃、道が消えるそうです。
もちろん、ジャブジャブと足首までつかって小さな余島(という名前だそうです)へ。
温まった海水がほてった足を優しく洗ってくれました
サイクリングで走り抜けたオリーブの街路樹の道。庭木も、海岸線の風よけ?も、見事にオリーブだらけだった小豆島(^0^)。
それにしてもオリーブと言えば、高価な木。街路樹を見ながら、つい計算してしまう(^^;)
小豆島はオリーブがいっぱい(2012.8.9-8.10)
2時間半かかって、ようやくオリーブ園へ到着。オリーブの丘を抜けると、忽然と巨大な風車が現れたので、びっくり。これは小豆島オリーブ公園にあるギリシャ風車で、想像を絶する大きさでした。オリーブ園には約50品種、2000本の大きく育った大木が群生し、ぜいたくな「オリーブの森」になってました。もちろんメスの木にはオリーブの実がたくさん。10月頃から色づきはじめ、11〜12月頃には紫色の実になるそうです
オリーブ園の中の喫茶室で休んでいた時、隣の女の子がハート型のオリーブの葉っぱを発見し、見せてくれました。この葉っぱを見つけると、幸せになれるんだそうです(^^) オリーブリーフのソフトクリームとオリーブサイダーでひと休み。ソフトの中のリーフ形のクッキーでほんのりと緑がかったアイスをすくって食べました オリーブ園の帰り、汗だくでサイクリングをしていると、「がんばってるねぇ!」と道路向こうから声をかけてくれたお遍路さん。編み笠ではなくて、黒いハットなのが、今風
小豆島「醤の郷(ひしおのさと)」のご当地グルメは「ひしお丼」。「醤の郷」で作った醤油やもろみを使い、小豆島の魚介や野菜、オリーブなど地元の食材がてんこ盛りに入っている。それぞれのお店でオリジナルの「ひしお丼」を作って、味を競っているとか。こちらのひしお丼は、オリーブ園で食べたもの。素揚げした野菜やサラダがこんもりと載っていて、夏にぴったりのさっぱりのもろ味仕立てでオリーブオイルをかけて、おいしくいただきました
サイクリングで見つけたもの(2012.8.9-8.10)
探し回ってやっと見つけた、ギネス認定の土庄港と池田湾を結ぶ世界一狭い「土淵(どふち)海峡」。全長約2.5km、最狭幅は9.93mだとか 昔、裕福な家は二重の瓦屋根を競って建てたという。どしりとした屋根瓦は今もたくさん残っている
本道のトンネルの横に作られた自転車と人のためのトンネル。炎天下から入るとひんやりとエコクーラー 宿で借りた二日目の自転車はお揃いのママチャリ(^^;)。登り坂は自転車を引っ張って、トボトボ 西光寺周辺の「迷路のまち」。細くて、曲がりくねった道が続く。俳人尾崎放哉氏も歩いた歴史ある町並み
「迷路のみち」に入り込んで、西行寺の赤い三重塔を目指して歩くが、道が狭いので、すぐに三重の塔を見失ってしまう。
ようやくパンフレットで見つけた撮影ポイントを見つけて、おもむろにシャッターを押す
上が、山全体から湧き上がる声の主・せみ。小豆島にはきっと気が遠くなるほどのせみがいるにちがいない(^o^)。
下は、道路を走っていて見つけた「石奉行陣屋跡」。古くは小豆島は良質な花崗岩があり、石で栄えたという。屋敷前にはほとんどの家の前に飾ってある、小豆島のキャラクターがずらりとお出迎え(^^)
小さな港に似合わない、新しくてきれいな大型船が停泊。「三都丸」と書かれたこの船ははたして漁船やら?
今、思い出しただけでも暑くなりますが(^^;)、左ピンクの丸の土庄(とのしょう)から右のオリーブ園までの勾配のあるアップダウンの道を二時間半かけて、nabeさんと二人ふうふう言いながらサイクリングした思い出はそう簡単には忘れられそうにもありません(^0^)
海の幸を満喫した小豆島の民宿カワセ新館に宿泊(2012.8.9)
翌日は土庄(とのしょう)から高速艇(1人1,140円)で高松へ移動するので、土庄にあった民宿を選択。去年新築されたばかりで、口コミで好評だった「島の味会席」(地魚舟盛りプラン3000円を追加)を楽しみにしてました。いざ、夕食の席に着くと、テーブルいっぱいのお料理が出てきて、新鮮でおいしいこと!(^=^) この宿もお薦めです!
一泊二日1人7300円(舟盛りなしは5,800円)。二日間、無料で貸してくれた自転車で、あちこち見て回りました
最後に小豆島の夕焼けです。小豆島はゴミもなく、蚊もおらず、きれいな町だったのが好印象でした。「瀬戸内の小京都」と呼ばれる由縁かもしれませんね

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