2012年ニュージーランド/クライストチャーチ
2012/1/11〜1/13
クライストチャーチへの強行軍もフタを開ければ(2012.1.10〜11)
強行軍と思われた初日の成田→ゴールドコースト→オークランド→クライストチャーチの2回の乗り継ぎや飛行時間約14時間の長旅もフタを開けると、5時間の乗り継ぎ時間もほどよい気分転換となり、全然苦にならないどころか、乗り継ぎ時間も楽しく過ごせた。よっぽど直行便のヨーロッパのほうが疲れた気がする。

直行便のニュージーランド航空だと、成田18:30発、翌10:00にクライストチャーチに到着し、飛行時間は格段と短いけれど、航空券だけでも一人往復20万円ほど。ジェットスターの航空券(成田→オークランド→クライストチャーチ、クイーンズタウン→オークランド、オークランド→ゴールドコースト→成田)は、ニュージーランドの国内便も含めて、全部で一人約13万円ほどで済んでしまった。なんとNZ航空券に比べて、一人7万円も安いのだ。

もし、日程に余裕があるのなら、断然ジェットスターをお薦めしたい(^^)>all
毛布からドリンク、ビデオまで全て有料のジェットスター。帰りの便のみ、2食付きに。サービスがない分、、かえって気ままでよいと思う 乗換時間にゴールドコースト空港で看板メニューの朝食セット(豪$19:.90)を摂る。よっぽど機内食よりもおいしいし、何よりゆったりと食べることができるのが嬉しい
オークランドからクライストチャーチへは国内便の乗り換え。この自動読取機にチケットを入れて操作。搭乗券の発券は意外と簡単 オークランド空港でランチのためにレストランへ。まずはローカルビールで乾杯! 旅に出たのを実感するのが、レストラン。おいしいビールや食べ物を前に、のんびりと周りの様子を眺めると、気持ちがウキウキしてくる(^^)
初挑戦のベイクドクマラ($13.50)サラダ付き。サツマイモの一種クマラがほくほくして美味。NZ$換算約65円 ターキッシュBLT(サンド)$9.90。ターキッシュブレッドに、ハムや卵などたっぷり入ったサンドイッチ ウィンドウに並んだおいしそうなサンドをセレクト。品数が多いので、選ぶのも楽しい作業だ
オークランドからクライストチャーチまでは1時間20分。ニュージーランドは日本と反対で1月は真夏。夏のシーズンだというのに、すいていた タクシーと見間違いそうな明るいペイントのパトカー 今回の旅でよく利用したシャトルバス(空港からクライストチャーチシティまで$28)。後のボックスにトランクを積み、人数が揃うと出発する
衝撃の地震の爪跡クライストチャーチ(2012.1.11)
10年前、サイクリングで回って、美しい花壇の家々に魅了されたクライストチャーチ。そのクライストチャーチを2011年2月22日大地震が襲った。1年以上経つので、てっきり復旧しているとばかり思っていたら、到るところに地震の爪跡が生々しく残っていて、旅の初日に私たちはショックに見舞われてしまった。

大聖堂をめざして歩き出したのがいけなかったのだ。レッドゾーンに紛れ込んでしまい、しかも午後8時過ぎだったので、誰も人がおらず、シーンと静まり返った廃墟のような中をレストランや売店を探して、うろうろと歩き回って、ほとほと疲れ切ってしまった。
市内中心部が特に地震の被害が大きかったようで、まだ破壊されたままの建物がたくさん残っていて、レンズを向けることさえ、ためらわれるほどに痛々しい
フェンスで囲まれた建物は危険なのか、人の住んでいる気配がまるでない。それなのに、花がきれいに咲いているのは、更に悲しみを誘う 屋根を簡単に補修している民家。庭には見事な花が咲き誇り、10年前のクライストチャーチを彷彿させる
共に立ち入り禁止のフェンスで囲まれた建物。両方の建物とも、建物の先端が崩れていたり、塔の先端がひしゃげていて見るのも辛かった
暗い気持ちから救い出してくれたティファニーズのディナー(2012.1.11)
薄暗い市内をあちこちさまよったものの、レストランはおろか、売店さえも見つからず、午後8時も過ぎて、ほとほと疲れ切ってしまった時、目の前に灯のともったレストランを発見。店内に一歩入るとランプの光がともり、お洒落をした人たちがなごやかにおしゃべりを楽しんでいて、街の外とは別天地だった。

私たちが入ったレストランは「ティファニーズ」。実は地元の人たちに人気の、ちょっと格式のあるレストランで、料理もおいしいと有名なレストランだったことを後で知った。

そして、運ばれてきたラム肉とサーモンフィレを見て、思わず心の中で歓声(^=^)。クライストチャーチの悲惨さも旅の疲れも一瞬、吹き飛んでしまった。

ラム肉は、ミディアムでやわらかく、ちょっと甘酸っぱいソースにぴたりで、超厚のサーモンもナイフで切ると、中は赤いミディアムで、口の中に入れると、とろけていく。

残念ながら、店内の雰囲気をそこなうため、フラッシュなしで撮影したので、画像が暗く、雰囲気やおいしさをうまく伝えることができなくて、残念。
オイスターを前菜に、ラムローストと、サーモンのフィレ、ブラックリゾットを注文。すると、サービスですと、真っ先にスプーンに載ったヴェニスン(鹿肉)のカルパッチョ風が出てきて、そのまま口に放り込む。実は後で鹿肉だと知った訳で、その時は、結構さっぱりとしていたので牛肉かなと思って、食べてしまった(^^;)。鹿と知っていれば、もっと味わったのにと後悔(^^;)。
ひと口食べるなり思わずうなってしまったnabeさん。このブラックリゾットは久々の絶品でした ニュージーランドに来たら絶対ラム肉がお薦め。ラムローストはやわらかく、甘酸っぱいソースとぴったり ラム肉同様、絶対に食べてほしいのがサーモンのフィレ。こちらもとろける美味しさだ
こちらもサービスですと、持ってきてくれたデザート。スフレのようなお菓子。名前も味も忘却(^^;)。帰り、親切だった店員さんにチップをはずむ ティファニーズのハス向かいにあった建物。お腹いっぱいおいしいお料理を食べたせいか、さっきまでの暗い気持ちが吹き飛んで、白い建物が新鮮だったのでパチリ。明日のサイクリングはもちろん中止。ホテルに戻って、予定変更のプラン作りをする

次は Cアカロアのドルフィンウォッチングクルーズ(2012.1.12)

2012年ニュージーランド個人旅行 クイーンズタウン編(2012.1.16〜20)
@2012ニュージーランド旅行について
Gクイーンズタウンの別荘とスターウォッチング
A2012ニュージーランド旅行スケジュール表 Hクイーンズタウンの街とミルフォードサウンド
クライストチャーチ編(2012.1.11〜13) I懐かしの町アロータウンなど
B衝撃だったクライストチャーチ オークランド編(2012.1.20〜24)
Cアカロアのドルフィンウォッチングクルーズ Jあこがれのパーネルのフレンチマーケットなど
マウントクック編(2012.1.13〜16) Kバグパイプの演奏やマオリショーなど
D二人きりのフッカーバレーのトレッキング Lワイヘキ島クルーズやKELLY TARLTON'Sなど
E全貌を現したマウントクック 2012年ニュージーランドえとせとら
Fゆったりと過ごしたハーミテージの四日間 ニュージーランド人は黒い服がお好き、他

2012年ニュージーランド個人旅行のTOP  「旅いろいろ」TOP  「アイビーネット」TOP