2012ニュージーランド個人旅行
 
2012/1/20〜24
ニュージーランドのえとせとら(2012.1.10〜24)

@ニュージーランド人は黒がお好き

ニュージーランドのレストランに入ると、まず店員さんの黒いユニフォームが目に飛び込む。
街を行きかう人も、若い人をはじめ、年配の方も、黒といういでたちが多いのに驚く。
パーネルで道案内してくれた婦人も、パーネルで見つけたトレンディーなおばさまも
ワンちゃんのクッキーを買っていたおばあちゃんも
見事に上から下まで黒づくめだった。
  
そういえば、ニュージーランドの国技であるラグビーチーム「オールブラックス」も、
「ぜーんぶ黒」という意味だ。
ちなみに、オールブラックスが優勝した時の優勝パレードでは、
オークランドのダウンタウンに 黒い服を着た人たちが続々と集結したそうだ。

「オールブラックス」のせいで、黒い服が好きなのかなと思っていたら、
オークランド博物館で、ほかの理由も見つけることができた。

博物館の歴史館に飾られた古(いにしえ)の貴族のドレスなど、
結構、黒い衣装が多かったのだ。つまり歴史的に、昔から黒が重用されていたようだ。

ひょっとして、「黒」の起原は、マオリの顔や体一面に彫られるイレズミに
大きく関係しているのかなと思う。イレズミの黒が、服にまで派生したとみるのは
ちょっと行き過ぎだろうか。

どちらにせよ、ニュージーランド人にとって、黒は神聖な色で、重要な色ということだろう。

そういえば、オークランドのビジネスマンのスーツも、
日本でよく見る紺地のストライプは皆無で、皆さん、黒系の無地だった。

黒大好き人間のわたしにとって、ニュージーランドのファッションは
ちょうど目の保養になって楽しかった(^^)。

A青信号はすぐ変わる 轢かれた方が悪いとは(^^;)

ニュージーランドの青信号は驚くほど短い。
ちょっとモタモタしていると、すぐに赤信号に変わってしまうのだ。
まるで「こらこら、早く渡らんかい!」とせっつかれている感じだ(^^;)。

ニュージーランドでは、市街地は時速50キロだが、
郊外となると、一般道路でも制限時速が100キロになる。
つまり、日本の高速道路並みに、一般道路の上を車が100キロ近いスピードでビュンビュン走る。

クイーンズタウンで夜、スターウォッチングへ行った時、
米戸(よねと)さんの車は、100キロのスピードで元ワイン畑へ向かった。

100キロ近いスピードだと、道路上に何かがあっても、気楽にハンドルは切れない。
道路に飛び出したウサちゃんをコテッ、コテッ、と押しつぶしながら車は進んだ(^^;)。
10年前の旅行の時には道路の上のおせんべいと化したポッサムをいたる所で見た。

実は恐ろしい事だが、これがウサちゃんやポッサムだけの話にはとどまらないのだ。
人間だって、突然道路に飛び出そうものなら、「轢かれても仕方ない」になってしまうという(・_・;)。

つまり、車社会のニュージーランドでは、「飛び出した人間が悪い」という法律になっているのだそうだ。

その話を聞いてから、やむなく道路を横切る時は、
慎重の上に慎重を期したことはいうまでもない。
恐るべし、ニュージーランドの車社会!

ニュージーランドへお出かけの際には、猛スピードの車に要注意です(^^;)。
やっぱり、短い青信号が、「早く渡らんと、轢くぞ!」に思えてしまうのは気のせいだろうか(^^;)


Bニュージーランドの夜は明る過ぎ(^^;)

今回の旅行で一番面食らったのは、ニュージーランドの夜の明るさだ。
夜の8時、9時でもまだまだ明るい。「明るい夕方」ぐらいの感じでしかないのだ。
そのせいで、時計の見まちがいかと、何度、時計を見直したことか。

それでも日の出は日本と同じ5時、6時。
つまりニュージーランドの真っ暗闇の時間はすこぶる短いということになる。

オークランドのダウンタウンの週末は、0時過ぎでも人通りが激しく、
中心街のホテルだったせいか、酔っ払いの騒ぐ声がいつまでも窓越しに聞こえていた。

(オークランド空港前のノボテル エアポートホテルより撮影)

翌朝、ホテル前のアーバン通りは見事に閑散としていて、
ぽつんと清掃員が所在ない様子で携帯をもてあそんでいた。

夜が中々暗くならない分、きっと夜遊びの時間が長くなってしまうのだろう(^^)。

C空から人が落下!


何か悲鳴のようなものが聞こえたと思って、上を見上げたら、
スカイタワーからビルの隙間に向けて、人が落下しているではないか!

飛び込み体勢

ああ〜、飛んだぁ!

ひ〜! 女性だったんですねぇ。

スピードのためか、髪が上に流れてる(^^;)

タワーからのスカイダイビングを終えて、意気揚々と引き上げる勇敢な女性。

実はこのあと、ホテルの窓からスカイタワーのスカイジャンプ(スカイダイビング)が
見えることが判明し、毎日望遠レンズで落下する人々を撮影した(^^)

ちなみに、スカイジャンプは192mの高さから時速約85kmで落下。
(スカイタワーの高さは328m)
約14秒間の恐怖のアトラクションとなる(^^;)。

Dニュージーランドで出会った人々

クイーンズタウン空港で出会ったママさん

オークランドへ向かう空港で、白髪のおばあさんから話しかけられた。
どこへ行くのか?と尋ねるので、オークランドへ行くというと、
「娘はオークランドに住んでるのよ」と子供の横の若いママに微笑んだ。

「パーネルのフレンチマーケットを見に行くんです」と言うと、若いママがびっくり目をして、
「わたしはパリスに住んでるの。パーネルのフレンチマーケットはすぐ近くよ」と言う。

「毎日行くの?」と尋ねると、週に2、3回行って、
「新鮮な野菜や果物、パンを買ってくる」と言っていた。

10ヶ月のこの赤ちゃんの名前は「Asher」ちゃん。
イングランドの古い名前だそうだ。


☆ハーミテージでピアノを弾いていたニュージーランドの青年☆

ハーミテージを発つ日の朝、ロビーで休んでいると、
後ろの時代もののピアノを素敵に弾きこなす男性が。
思わず、聞きほれて、曲名を知りたくて、声をかけた。

曲名はフランスの作曲家のもので、
ちゃんとした名前を調べます、と、
彼はネットで曲名を調べてくれた。

「Jann Tiersen」の曲で
「Comptine D'un autre ete L'Apres Midi」。
(フランス語なので、一部文字不明)

ピアノは独学という彼は、ニュージーランド人。
オークランドから北へ何時間も行った所が故郷だそうで、
1年かけて、ニュージーランドを旅しているというからスケールが違う(・_・)。

このホームページができあがったら、彼にメールでも出そうかと思っている。

☆不思議な縁☆

マウントクックからクイーンズタウンへ向かうバスの中で日本人男性と知り合った。

奥様は先生をしてらして仕事中のため、残念ながら、今回は一人旅だそうで、
リタイア後ののんびり旅だと言っていた。

その後、クイーンズタウンのハーバーで見かけ、
フィッシュボーンの店でもスチームのマッスルを食べている彼に出会った。

そして、オークランドでわたしたちがレストラン探しでさまよっている時、
「ちょうどハーバーで今、食べてきたところです」という彼に出会った時は
3度目の偶然に、本当にびっくりしてしまった(^^;)。

名刺を差し上げたので、ひょっとしたら、このページを
見にいらっしゃるかもしれない(^^)。

E行く先々でポリスと遭遇(2012.1.23)

朝、オークランドのアルバート公園へ散策に行くと、
美しい花いっぱいの公園の中にやたらポリスの姿が目に付く。
変だなと思っていたら、公園内のブルーテントの人たちの取り締まり中だった。
その後、アオテアセンターへ行って、
広場のおもしろいアーチの門を見ていたら、またしても大勢のポリスを発見。

今度はブルーテントの人たちとポリスだけではなく、
テレビ中継も行われていて、ぐっと騒ぎはエスカレートしていた。

テレビ局の人がブルーテントの人にマイクを向けて、取材。

道路には見事にパトカーが並んで、
ちょっと物々しい様子。

実は最後のホテル「ノボテル エアポート ホテル」でテレビを見ていたら、
この時の出来事がニュースに流れたので、びっくりしてしまった。
もう少し前の列で見ていたら、テレビに写っただろうか(^−^)。


Fニュージーランドで見つけたおもしろい生き物

朝、一人でハーミテージの回りを散策中、チョウチョを発見

名前は不明(^^;)。
ちょっと日本のシジミ蝶みたいな感じの小さなチョウチョだった。

お腹がぷっくりしていて、頬の色が可愛い小鳥(ハーミテージにて)。

藪の中で見つけたまだくちばしが黄色い雛。
大きさは両手に載るぐらいの大きさ。
親鳥も見たが、親鳥と大きさは変わらなかった。

赤い頭をしている小鳥

Gニュージーランドのおもしろショット

☆これ、無料なんです(^^)☆

オークランドの街を走る三輪車。
実は無料だそうで、好きなところへ連れて行ってくれる。
わたし、「乗ってみようかしら?」と目をキラキラ。
nabeさん、「えぇっ?」とあらぬほうを向く(^^;)。

☆ニュージーランドスタイルの駐輪☆


縦に3台の自転車を駐輪

水族館KELLY TARLTON'S(ケリー タールトンズ)のペインティング☆

水族館の前のハーバーは見事にヨットだらけ

H超ビッグサイズのダイアモンド プリンセス(DIAMOND PRINCESS)(2012.1.23)

いつも通り、ハーバーへ行くと、世界の旗をはためかした超巨大な豪華客船が停泊中。

実は「ダイアモンド プリンス」は2002年、長崎造船所で造船中に出火。
幸いけが人はなく、2番船(サファイアプリンセス)を急遽ダイヤモンドプリンセスとして改修し
2004年2月に無事納入されたという、ちょっといわく付きの船。

太平洋をクルーズする、この大型豪華客船は全長290m、
乗客は2,674名、乗員は1,238名だそうだ。

いつかこんな客船で海の旅も楽しみたいなと思っている。

終わり

2012年ニュージーランド個人旅行 クイーンズタウン編(2012.1.16〜20)
@2012ニュージーランド旅行について
Gクイーンズタウンの別荘とスターウォッチング
A2012ニュージーランド旅行スケジュール表 Hクイーンズタウンの街とミルフォードサウンド
クライストチャーチ編(2012.1.11〜13) I懐かしの町アロータウンなど
B衝撃だったクライストチャーチ オークランド編(2012.1.20〜24)
Cアカロアのドルフィンウォッチングクルーズ Jあこがれのパーネルのフレンチマーケットなど
マウントクック編(2012.1.13〜16) Kバグパイプの演奏やマオリショーなど
D二人きりのフッカーバレーのトレッキング Lワイヘキ島クルーズやKELLY TARLTON'Sなど
E全貌を現したマウントクック 2012年ニュージーランドえとせとら
Fゆったりと過ごしたハーミテージの四日間 ニュージーランド人は黒い服がお好き他、えとせとら

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