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ミコマスケイ クルーズ (2010.11.3 1人A$152 わたしのダイビング代A$65) | ||
クルーズ船の名前はオーシャンスピリット。乗客150名中、最も多かったのがスペイン人で、他はさまざまな国の人たちがいたものの、日本人はnabeさんとわたしの二人だけでした(^^;)。他のツアーで見かけたアジア系の人たちも皆無。ミコマスケイはあんまりアジアではメジャーではないのかもしれません。また、参加者は結構年齢の高い方たちが多かったのも意外でした。 船旅は酔い止めを飲むでもなく、快適で、ミコマスケイが姿を現わした時は、サンデッキでは皆さんが口々に歓声を上げていました。 ケアンズから40km北東に位置するミコマスケイはさんご礁の砂が寄せ集まってできた島で、南半球では最大の海鳥の繁殖地で、多い時期には約3万羽が生息しているんだそうです。島の大きさは長さ300m、幅60m。2千年から3千年前にできあがったそうで、年に1mずつ北に移動していることもわかっているそうです。 小さくて、低いなだらかな島はこのまま温暖化で海面の水位が上がったら、沈んでしまいそうにも見えました(^^;) |
島へは船から水上タクシーで10分ほどの距離。今からグラスボートでさんご礁で泳ぐ魚たちを眺めに出発です | 頭のてっぺんが灰色のクロアジサシ。尾が羽を越えているのが特徴。越えていないのはヒメクロアジサシ | 世界で一番多いと言われているセグロアジサシ。背中がカラスの羽のように真っ黒でした |
なだらかな島の真ん中には埋め尽くしてしまいそうな鳥たちの姿と鳴き声が充満。人間は北側のビーチのみ利用させてもらっているという感じです(^^;)。1975年に国定公園に指定されるまでは、ナマコ漁やリーフ調査、肥料用の鳥のフンの採集などが行われていたそうです |
この縄の張ってあるところが立ち入り禁止区域。左のビーチで、シュノーケルを楽しみます。 |
プロの女性カメラマンが写してくれたnabeさんとわたしのシュノーケル姿です。コーラルブルーの海の色、ご覧いただけますか?(^0^) ※写真1枚A$19 足元は、さんご礁の白い砂か、さんご礁。だから、海はどこまでも透明なんです。 おまけに、ミコマスケイは、ほとんどが足のつくぐらいの遠浅の海が拡がっているので、nabeさんも心置きなくシュノーケルを楽しむことができました(^^;)。 ※ミコマスケイクルーズは8:30に出航し、10:30到着。 午前と午後にミコマスケイで泳ぐことができます。 17:00港に帰着 |
ミコマスケイ、ひとり占めのダイビング(2010.11.3) |
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ダイビング参加者で女性はわたし1人だけ(^^;)。お蔭で日本人インストラクターのMISUZUさんを1人占め。ウエットスーツに着替え、ダイビングポイントまで運んでくれるボートの中で待機していたら、エンジンが故障だとのこと(^^;)。左端で手を振っているのはMISUZUさん | そのため、ミコマスケイ行きの水上タクシーに便乗させてもらってミコマスケイに上陸し、泳いで船まで戻るコースとなりました(・_・;)ヒッ 画像は船からミコマスケイを写したもの。ふ、距離あり過ぎ(;_;) |
ダイビング開始前のMISUZUさんとの2ショット。 後ろが停泊中の船。女性カメラマンを前に、OKサインを出して、いざ出陣の気勢をあげるわたしたち(^0^)。 さて、まずは10分ほど練習、ということで、マスクをはめ、マウスピースをくわえて、浅瀬に潜ります。 ん? なぜか右半身が浮き上がってしまい、うまくバランスが取れません。そのため、本当はMISUZUさんと腕を組まなくてはいけないのに、右手で海水をかいてバランスを取ろうとしてしまうわたし。 潜るため、ウエットスーツの腰に鉛の玉のウエイトをつけるんですが、「3つにしたからバランスが悪いのかな」とMISUZUさん。 ウエイトの位置をずらしたものの、やはり身体は右側に傾き加減でしたが、そのまま敢行。 耳抜きをしたり、マウスピースを口からはずし、再度くわえて、マウスピースに入った海水をトゥーッと一気に息を吹き出して海水を出すマウスクリアの練習や、MISUZUさんのハンドシグナル通りにかがんだり、フィン(足ひれ)を動かしたり、と基本的動作をひと通り練習します。 さ、沖合いの船までのダイビングの始まりです。 「呼吸はゆっくり!1mごとに耳抜き!」と自分自身に言い聞かせながら、MISUZUさんと一緒に徐々に深く潜っていきました。 慣れるまではゴボゴボと自分の吐き出す空気の泡の音が耳元でうるさくつきまといます。 |
でも、すぐに目の前に繰り広げられる海のパロラマに、泡の音の喧騒も忘れて、心まで奪われていきます。辺り一面のさんご礁の形や色の豊富さ、突然の侵入者に驚くでもなく、ゆうゆうと泳ぐ魚たち。 ミコマスケイのダイビングポイント「コーラルガーデン」は珊瑚が綺麗なダイビングポイント。さんご礁に近づいて、小さなカラフルな魚たちが泳ぐ様子をのぞきます。 MISUZUさんが海底へ海底へとわたしを案内します。わたしは1mごとにせわしく耳抜き(^^;)。それでも間にあわないのか、徐々に鼓膜に痛みが(^^;)。 限界かなと思ったところで、ちょうど海底へ到着。 MISUZUさんが「かがめ!」とハンドシグナルを出すので、膝を折ってかがみます。キョロキョロと見回すわたし。海底に座るだなんて、初めての経験!(・_・) |
※さんご礁の画像は女性カメラマンより拝借 |
すると、MISUZUさんが30センチ以上はありそうな大きなオレンジ色の物体をわたしの両手に載せました。MISUZUさんが表面をなでると、さわったところだけ、オレンジ色が白っぽく変化していきます。わたしの手に載っていたのは、巨大ナマコでした(^^;)。 実はケアンズはナマコの産地で、昔はナマコ漁船が操業していて、グレートバリアリーフの島々にはナマコ工場もあったんだそうです。中国とか香港に輸出されていたそうです。 泳いでいて、おもしろい魚を見つけると、MISUZUさんは指をさして、教えてくれます。 小さめですが、エイも横切ってひらひらとウチワのように横切っていきました。 そうそうニモ(クマノミ)にも会いました(^0^)。 イソギンチャクにまとわりつくように遊ぶ愛らしいニモたち。MISUZUさんが手をのばして、イソギンチャクをなでます。わたしにも手を伸ばせと、身振りで言うので、手を伸ばすと、ニモに触れそうになって、慌てて、MISUZUさんが手で制止します。 そうなんです、ダイビングのルールとして、絶対に魚たちに触ってはいけないんです。ケアンズのニモは熱帯魚店で見るより、はるかにオレンジ色がくっきりしていました。 ※ニモの画像は女性カメラマンより拝借 |
マウスは唇をウの形にして、グッとくわえますが、ついきれいな魚を見つけると、「あっ!」と叫びそうになって慌てます。しかも疲れが出てくると、口元の力も弱まり、何度かマウスがはずれそうになってハラハラドキドキ。 行けども行けども船までの距離は遠く、MISUZUさんは海底が大好きで(^^;)、海底へ海底へとわたしを案内します(^^;)。 途中、余りに耳が痛くなり(セブ島でもシーウォーカーをして、帰国後、浸出性中耳炎になりました(^^;))、MISUZUさんの顔の前で手を横に振り、これ以上、下へ行くのは無理だと告げました。フィッツロイ島のダイビングに比べて、格段の深さだったんだと思います(^^;)。 |
多分、30分以上のダイビングになってしまったんじゃないでしょうか、いきなり頭上に黒い大きな物体が現れて、ようやく船までたどり着けたことを知りました。 ただ、よーく見ると、真ん中に大きなスクリューが(^^;)。万が一、スクリューが動き出したらと思うと、その下を横切るのは結構怖かったです(^^;)。 船に上がると、わたしの出発を見送っていた外国人の婦人が「どうだった?」と聞くので、「すごくよかった!あなたも試したら?」と、まだ興奮状態で答えました。ちなみに女性でダイビングをしたのはわたし1人だったそうです(^^;)。 楽しさと怖さがドッキングしたハラハラドキドキのダイビング(^^;)、ちゃんとライセンスを取って、技量を上げたら、もっともっと海のパロラマを存分に楽しめるはず。クロールが泳げるようになったら、ぜひライセンスも取りたいなと思っているところです(^^)。 |
今回インストラクターのMISUZUさんを独占し、二人きりでダイビングができたのはラッキーでした(^^)。 MISUZUさんは池袋のサンシャインで餌付けショウを8年間していた女性で、本物のイルカを見たくて、ケアンズへ来て、そこで日本人男性とめぐり合い、結婚。今はケアンズに住んでいます。つい最近お子さんの七五三で日本に帰ったそうです。 手持ちの亀田のおせんべいをさしあげたら、貴重品ということで、とても喜んでました(^^)。お子さんへのお土産になったのかな(^−^) |
ミコマスケイの快適クルーズ(2010.11.3) |
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あいにくダイビングの時間が迫っていて、楽しみにしていたランチビュッフェが慌しくて、カメラで写すことができませんでした。ここのランチはコックさんの手作りで、おいしいと人気のビュッフェ。アフタヌーンティーの手作りケーキもおいしく、ついお代わり(^^)。帰りにはシャンパンも振る舞われます | 女性カメラマンが写した画像を選択中です。写真を購入すると、彼女が写した画像のCDをもらえます。魚などの画像はそのCDから拝借しました |
こちらはツアー会社のHPから拝借したランチビュッフェの画像。ここまで豪華ではありませんでしたけど(^^;)、でも、シーフードいっぱいのおいしいビュッフェでした | 港に戻ると、スタッフさんが乗客の皆さんひとりひとりを笑顔で見送ってくれます(^^)。もちろんいろいろとお世話になったMISUZUさんともしっかりと握手をしてお別れしました |
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