友人の関係から二人の現地の方と交流する場に恵まれました。

一人は、観光の仕事をしているニニィハットさん。
タイでは僧侶の修行が義務づけられていて、丸坊主頭がようやく伸びたとの事。
「僧の修行をすると人生観が変わります」とニニィハットさんは言った。

もう一人は、日本企業のタイ工場で通訳をやっているソンブンさん(女性)です。

日本語学校で学んだ日本語は流暢。
マクドナルドで彼女や彼女の友だちはナイフとフォークで器用にハンバーガーを切って食べて、わたしを驚かせました(^^;)。
ソンブンさんは左端。隣が友人とわたし。現地の人に人気の「ビエンチャンレストラン」ソンブンさんの会社の社長さんとタイ人の奥様。ご馳走するつもりがすっかりご馳走になってしまいました。
香辛料をたっぶり染み込ませたお肉や香味野菜のお皿が次々に並び、楽しい会食会となりました(^^)
5年ぶりの再会に大喜びのわたしの友人。その頃はまだ学生さんだったニニィハットさんがバイトでやったガイドで二人は出会ったそうです

ニニィハットさんは、現地の飲み屋さんを見たい、というわたしの我がままを聞いて、
カントリー調の生バンドが出演している高級そうなお店にわたしたちを招待してくれました。
ボトルオーダーをするニニィハットさん。余ったら持ち帰りができるそうです。

素敵な曲に聞きほれていると、「バンコクで今、人気のある曲です」と言って、
ニニィハットさんが歌詞を教えてくれました。
「日本に出稼ぎに行って、売春をして、家に仕送りをして、
日本の悪い男に出会って、悪いことをして、
もう二度と娘は故郷に帰ることができなくなった・・・」

なんと、日本に出稼ぎに行ったチェンマイの女性をうたった歌だったんです。
優しく静かなフレーズがリピートし、甘いボーカルが店内にこだまします。
悲しい歌なのに、甘く歌い上げるメロディーに一層の悲しみが込められてました。


タイでは女性も対等に働きます。
一般の月収は12000バーツ(約36000円)だそうです。
ただ、通訳ソンブンさんの収入は高いとのこと。
ソンブンさんはタイで人気の携帯電話を首から下げ、
高級品の資生堂化粧品を愛用します(携帯電話は契約料込みで15000バーツ(約45000円)。
本体は高いそうですが、電話料金はタイでは安いんだそうです。

タイは高級品はバカ高いです(^^;)。
新築高層マンション(64u)約1000万円・ベンツが約850万で日本と変わりのない金額。
生活用品は高速代40バーツ(約120円)
ビールにぴったりの茹で落花生(カップ2杯)10バーツ(約30円)
ビール(SINGHA)30バーツ(約120円)
安いディナー130バーツ(約420円)という具合に安いんですよね。
庶民が暮らしやすい国ということでしょうか。

他に、バンコクでも人気のカラオケは1曲5バーツ(約150円)
インターネットカフェが1分利用で2バーツでした。

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