No.1  
●車事情
電車のない上に道路事情も悪いので、自転車、客車付き自転車、バイク、パタパタ(バイクに客席がついたもの)、ジプニー(10人ほどを詰め込むバン)、自家用車、タクシー、バス、トラックが道路でひしめきあう。スモッグがこれまたすごいので、マスクをしたり、ハンカチで口を覆っている人が多い バイクの横に客車をつけたホンダ製のパタパタ。興味津々で乗車(^^)。石ころだらけの渋滞の中、クルクル、ハンドルを切るので、かなり怖かった(^^;)
セブ島の主要交差点には信号はあるが、リゾート地マクタン島にはひとつも信号がない(^^;)。それで、車が少ないかというと、電車がない訳だから、道路が車で溢れかえっている。

スピードの出るタクシー、自家用車、バスが第1群だとすると、第2群は若干早いジプニー(ガイドブックにはジムニーとあるが、現地のアンちゃんはジプニーと発音していた(^^;))、第3弾は少々スピードに欠けるパタパタ(バイクの横に客車をつけている庶民用の足)、第4弾は足こぎでテクテクと頑張る自転車タクシー(自転車の横に客車をつけたもの)、これらの車が混在して、一本の道路を走る訳だから、渋滞して当たり前(^^;)。

交差点はおのずと恐ろしく混む(^^;)。信号がない所へみんなが突っ込んでくる訳だが、それでもガイドのロニーナさんは「ここでは交通事故はありません」と言う。

本当に一度も交通事故を見なかった。上海では、何件も交通事故を目の当たりにしたのに、同じような状況下で、一体何が違うのだろうと思ってしまう。
原油の高騰はこの国も直撃。1リットル約95円と、物価と比べると超高額
国民性かな、とも思う。上海では「そこどけ、ドンドン」と譲った者が損をするとでもいうような勢いだったが、セブでは、一応に双方一歩前へ出るものの、暗黙の内に、ちゃんと出遅れたものが道を譲る。

もうひとつの原因としては先ほども書いたが、第1〜第4群まで、スピードがまるで違うものが一緒くたに道路にあふれているので、スピードの遅いほうが常に道をゆずっているのだ。おまけに道路事情も悪いので、1車線ではカーチェイスにもならない。

でも、みんながみんな、南国ののんびり屋さん、という訳ではなかった。
二日目、セブ島のスーパーマーケットからマクタン島のホテルまで乗ったタクシーは「神風タクシー」だった。nabeさんもわたしも顔を見合わせたきり、黙りこくってしまった(ーー;)。ホーンをププーッ、ププーッとのべつまくなしに鳴らし続け、バイクのタクシー「バタバタ」をごぼう抜きにしていた。

日本と違うのは長距離はタクシー運転手にとって嬉しくないお客さまなのだ。
長距離の場合はまず乗る段階で値段を交渉する。メーターでは割に合わない為だ。

一刻も早くその神風タクシーから逃れたい一心で、チップをあげたかどうかさえ今は思い出せずにいる(^^;)。

もうひとつ、タクシーでショックを受けたのは、夜景の見えるレストランへの往復にタクシーを利用した折、「坂道なのでガソリンを入れないとのぼれない」ということで、セブのスタンドへ立ち寄った。興味シンシン、周りをながめていたら、そのタクシーの運転手は限りなくゼロに近いメーターであったのにもかかわらず、たったの3リッターだけしか給油しなかったのには一瞬言葉を失った。

1リッター46ペソということは約95円。日本ではリッター140円ほどなので、食べ物や衣服の物価に比べると、ずば抜けてガソリンが高価だということがわかる。
彼は3リッターを入れて、140ペソ、約300円ほどを支払った。

セブのタクシー業は、会社からタクシーを借りて、稼ぐ方式なので、余分なガソリンは入れないのかもしれないが、この時はすっかりその運転手に同情してしまい、100ペソのチップをふるまったら、その運転手の喜びようは半端じゃなくて、こっちまで楽しい気分になったのをおぼえている(^0^)
ガソリンの価格が知りたくて写したら、証拠の3リッターの数字も残ってました(^^;)
彼のパタパタにはバイクの上にも日よけ。座席は4人がけでもバイクの後部座席に1人、客車の荷台にも数人詰め込む(^^;)

マクタン島の町並みと人々

シーウォーカーSea walker
アロマセラピー
Aromatherapy
アイランドクルーズ
Iland clusu
シャングリラ H
Shangri-la H
カルボンマーケット
Carbon Market
えとせとら
Etc.

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