2014年「くらやみ祭り」の「例大祭」(2014.5.5撮影)
5月5日午後2時半、「各太鼓送り込み」という、各町内から随神門と拝殿前に大太鼓が送り込まれる
白丁(はくちょう)に白い烏帽子(えぼし)、白足袋、白たすきの白装束の若者が神輿の担ぎ棒をかついで現れる
何を言っているのか聞き取れなかったが、口上のようなものを叫んでいた(^_^;)
ひしめくほどに続く行列。何しろ人数が半端ではない(^_^;)
「白丁(はくちょう)」に身を包んだ「四之宮」の元気いっぱいの一行が現れると、いきなり、あちこちで輪となって、ぐるぐる回り始める。「すごいねぇ・・あれ、何してるの?」とnabeさんにびっくりして話しかけると、目の前にいたおまわりさんがニッコリと笑って、「あれは人神輿(ひとみこし)ですよ」と教えてくれる。
なるほど、神輿を待ちきれず、まずは人神輿で大騒ぎなのかな?(^0^)
5月5日、午後3時半から始まる「汐盛講送り込み(2014.5.5撮影)
提灯に火がともされ、厳粛な神儀の行列が続き、ゆっくりと時代が巻き戻されていく
笛は、神儀にとって、大切な楽器。その笛の一行の中に、竹を組み合わせた不思議な形の笛を発見。nabeさんから「笙(しょう)だよ」と教わる(^_^;)
装束も、道具も、年季の入った皆さんだからこそ、しっくり収まる
5日午後6時からの「神輿渡御(みこしとぎょ)」に向けての大太鼓(2014.5.5撮影)
合図の花火とともに、6張りの太鼓が打ち鳴らされる。
大太鼓の上に乗った警固役が、警固提灯を太鼓の真ん中まで下ろし、「オーライ」の掛け声をかけると、太い撥が大太鼓の真ん中に振り下ろされる。ド〜ンと闇を破る音があちこちで響き渡る
2014.5.14追加 府中の小澤氏からの情報です。
一番大きい太鼓、お先払い太鼓は、小金井と調布の方たちがご奉仕されていて、御本社太鼓も、講元は、小金井です。」とのこと。 

上の画像では半纏の前後に「御先拂」の文字。 ということは、この大太鼓の周りには小金井の方たちもいっぱいいたんですね。
府中のお祭りにこんなにも小金井が深くかかわっていただなんて、驚きですよね(^_^;)。
二人の男性による力強い連打。立て続けに音が炸裂 女性の太鼓打ちも男性陣に引けはとらない
nabeさんのビデオ編 「5日の神輿渡御」の時の大太鼓(2014.5.5撮影)
上の画面をクリックすると、「神輿渡御」で披露される大太鼓の迫力ある音を楽しむことができます>all
5日の例大祭の見どころ「おいで」と呼ばれる「神輿渡御(みこしとぎょ)」(2014.5.5撮影)
5日午後6時、花火の合図とともに、例大祭の一番の見どころ「神輿渡御(みこしとぎょ)」が始まる。
かつては街の灯りをすべて消して深夜0時の暗闇の中で祭事を行っていたことから、名付けられた「くらやみ祭り」。ただ、過去にいろいろな事件が起きて、祭りが中止になったこともあり、今ではある程度の灯りのもと、夕方の6時からお祭りが行われるようになったそうだ。
三之宮の、はちきれそうな元気な担ぎ手が神輿をかつぎ、こぶしを振り上げながら、現れる。頭には烏帽子(えぼし)、白い衣装も独特だ。この白装束は「白丁(はくちょう)」と呼ばれ、この白丁と烏帽子とたすきは独特。もちろん、足袋も真っ白な足袋で決めている。
押しつぶされそうな担ぎ手の中に女性を発見。四之宮の神輿は重さ約1000キロ。一体何人で担いでいるのだろう?と、思っていたら、ネットで150人ほどと書かれていた。ひしめきあって担いでいるのは人数が多いから?
こちらは六之宮の神輿。明治34年に造られ、重さは約1200キロ。紫の飾り紐が目立つ。旧甲州街道は神輿渡御(とぎょ)の人たちで埋め尽くされる
ネット情報によると、烏帽子は男性だけだと書かれていたが、横断歩道で見つけた女性たちはちゃんと男性と同じ烏帽子をかぶっていた 一眼レフが目についたおじいさん、寄ってくると、明日朝7時に来て、神輿還御をみるといいよ、と教えてくれる。翌日午前5時起床、いそいそと出かけた
nabeさんのビデオ編:「神輿渡御(みこしとぎょ)」(2014.5.5撮影)
上の画面をクリックすると、「神輿渡御」による激しい神輿かつぎを観ることができます>all

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