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天水連.....
舞台いっぱいに流れる白糸に思わずどよめき!鳴り物は「正調ぞめき」を基本。水辺に遊ぶ天女のような女踊りを披露してくれた。

阿波の方言に「天水」という言葉があるそうです。
「少しおめでたくて、調子がよく、一つのことに熱中しやすい人」の意で、
何があっても、逞しく、楽天的に過ごす。目の前のことに熱中して、とことん極める。
情けがあって、やさしい、そんな阿波の“天水”をめざした人たちの連が「
天水連」です。

天水連のルーツは終戦直後の21年にまでさかのぼる。進駐軍によって阿波踊りが復活し、
「戦争で負けた世の中を建て直すために“天水”になって踊りまくらんか」と、初代の連長が発足、
木工職人や塩田で働く浜っ子を集めて結成したのが始まりとか。

翌22年の踊りコンクールで一等となり、特別賞に30人分の純綿のゆかた地をもらい、
そのゆかた地で作った連の名前入りゆかたが評判となり、それが戦後の連の『そろいの衣装』の始まりとなったそうです。




無双連.....
一瞬おとぎの国に迷い込んだ感を与える阿波の盆踊り「花むそう」。ゆったりとした思い思いの踊りが江戸時代の踊りを彷彿させる。子供の頃見た「チンドン屋さん」に似てました(^^)。あの〜、ピンボケで、すみません(^_^;)

昭和51年、「こんな連は二つとない、と言われるようになろう」との思いで結成された「無双連」。
400年もの歴史を経て、今や阿波踊りは「阿波踊り100態」と言われるほどにいろいろな踊りが生まれてます。
そんな中で時代の流行に左右されない「先人が残した昔ながらの阿波踊り」を継承している連。

色街の芸妓を偲ばせる片脱ぎの着物姿


扇連.....


うちわさばきがみごとなパッピ踊りの有名連「扇連」。
うちわや赤い扇の手さばきは鮮やかというより他ない(^^;)。
1年かけて踊りを仕上げるとのことですが、ちょっとやそっとの練習量ではないな、と思わず納得(^^;)。ついつい、扇さばきに見とれて、シャッターを押すのを忘れてました(^_^;)。


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