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 イタリア/スロベニア/クロアチア/ギリシャ/エーゲ海クルーズ 2019.9.10〜10.5(26日間)
高級リゾート地「コモ湖」と美しい街「べッラージオ」をめぐる <イタリアのコモ湖>

イタリアとスイスの国境近くに位置し、アルプスの山々を背にしたコモ湖は、各国の王室やセレブに愛される高級リゾート地。昔はジュリアス・シーザーやローマ皇帝たちも保養に訪れたという。現地ツアーで「コモ湖クルーズ」と「コモ湖の真珠」といわれる美しい街「ベッラージオ」を回ってきた

8:30、バスでミラノを出発し、およそ1時間ほどで、世界のVIPがこよやく愛する高級リゾート地「コモ湖」へ到着。コモ湖は大きさはイタリアで3番目だが、深さはヨーロッパで一番だそうだ。あいにく、期待していたアルプスの山々は、霧に覆われて見ることができなかった。現地ツアーは日本で予約(1人89?(約1万円ほど)
現地ツアーのバスには様々な国の人たちがいて(アジア人は皆無)、和気あいあい。カナダから来たアンドリューとサマンサは1週間前に結婚したばかりで、しかも新婚旅行中だった。サマンサは六本木にも事務所がある「Wework」で働くつもりだと言っていた。アンドリューは28歳、父親がnabeさんと同じ年齢だと判明し、つい「年」を感じてしまうわたしたち(^^;)
高級リゾート地「コモ湖」の散策(2019.9.18)
コモの街はミラノから北へ約45キロで、スイスからわずか6キロという国境の町だ。街の中心にあるのがコモの街のシンボルである「大聖堂」。小さな街の割には、立派な教会だった
珍しいかったのが中央にぶら下がった巨大なタペストリー。ゴブラン織りのタペストリーは色彩も華やかなままで見ごたえ充分だった
「コモ湖」の街散策(2019.9.18)
イタリア料理でよく使われる「ポルチーノ」を八百屋さんの店先で発見。1キロ39ユーロ 古い街並みの面影があちこちに残る。昔のままの建物を最小限に修繕して使っているように見える
早くもコモ湖で行方不明者1名(^^;)(2019.9.18)
コモ湖のクルーズ船乗り場で、イタリア人のガイドさんがツアー客にクルーズ船のチケットを配り始めると、1人分余ってしまった。待ち合わせ場所で10分ほど待つが、残り1名が来ない。さて、どうするのかなと思って見ていたら、さっと諦めて、クルーズ船に乗り込んだのでびっくりした。行方不明の1名はまだツアーの初めだというのに、クルーズ船にも乗れず、ベッラージオにも行けず、しかも自力で50キロ離れたミラノまで帰らなくてはいけないのだ(^^;)。それからは、「このガイドさんは置いていく人」と確信し、待ち合わせ場所と待ち合わせ時間をノートにメモして、ガイドさんに再チェックしてもらうようにした
コモ湖クルーズをのんびりと楽しむ(2019.9.18)
クルーズをしながら、ランチを楽しめるというので予約したら、船内の広いレストランに来たのは私たちだけだった(^^;)。オーダーしたのは、ワインと、生ハム&パルメザンチーズのサラダと、トマトソースのクリームパスタ。誰もいないので、スペイン語、英語、フランス語を話す、陽気なアナ(ANNA)とおしゃべりをして、楽しい時間を過ごした。まるで、貸し切りのレストラン状態だった
コモ湖の湖畔がレストランの窓ごしに見えるので、屋上には行かず、のんびりレストランで過ごした
湖のほとりにジョージ・クルーニーお気に入りの白い「ヴェラ・デステ(villa d'Este)」を発見。コモ湖の湖水は透き通っていて、クルーズ船の立てる波が白く際立つ
<nabeさんのUチューブ>
<コモ湖クルーズ>

「コモ湖の真珠」ベッラージオへ向かう船上から静かなコモ湖の様子を眺める。晴れていれば、アルプスの山々が見えたはず、と残念無念
「コモ湖の真珠」ベッラージオ(2019.9.18)
ベッラージオの街の正面に到着し、クルーズ船を下りる。ベッラージオはコモ湖の湖畔で一番有名な街。石畳の階段がたくさんある可愛い街並みの2時間ほどの自由散策が楽しみだった
石畳の可愛い街「ベッラージオ」(2019.9.18)
ベッラージオの街は洗礼されていて、お洒落。石畳の階段も、植木も、何もかもが絵になる
メインの通りから少し離れると、小さな階段やアイアンの扉、植木いっぱいのエントランスなどがあり、ほのぼのとする
幼稚園を発見。カメラを向けて、手を振ると、わざわざ友達を呼んで来てくれた(^0^)
ワイン樽を使ったテーブルや椅子、ワインをずらりと並べた飾りつけなど、どの店も個性的 チーズなどを扱う肉屋さん。入り口には2つの牛の頭
小さな教会でろうそくに火をともす(2019.9.18)
どちらかというと、大きい立派な教会よりも、小さな教会のほうが好きだ。いつものように、nabeさんに手を出して、1ユーロをもらうと、ろうそくに火をともして、さっと祈りを捧げる。小さな教会のほうが心がなごむ気がする
「コモ湖」で話しかけて来たアイルランドのカップル(2019.9.18)
2019年の今回の旅は、特にいろいろな国の人たちと出会った。おしゃべりばかりしていたので、観光に来たのか、人に会いに来たのか、わからないくらいだった。ベッラージオのコモ湖の素敵な遊歩道を散策していた時、突然、女性から「Where are you from?」と声をかけられた。「Japan!」と言うと、いきなり日本語で「神戸で8年間、教育関係の仕事をしました」と話し出すのでびっくり。アイルランド出身のケリー(Kelly)は北海道も大好きだそうだ。
「夫は心がよくて、優しい」と結婚したばかりの夫を自慢するので、わたしも「My husband, too」と、負けじと切り返した(^^;)。ケリーの弟さんはお金持ちで、ジョージ・クルーニーの隣りに別荘を持ってるそうだ。
別れ際、口癖の「日本に来た時は我が家に泊ってね」と名刺を渡したが、いろいろな人に名刺をばらまくわたしに不安になったのか、nabeさんから「全員来ちゃったら、どうするんだよ」と突っ込まれてしまった(^^;)
これは帰りのバスの中から写した一枚。惜しいことに、帰り道に、コモ湖の上を青空が拡がって行った

次は 10.「水の都」ヴェネツィアをめぐる
?市民の足「トラゲット」、ゴンドラで水の都ヴェネツィアをめぐる
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