2019年イタリア・スロベニア・クロアチア・ギリシャ個人旅行TOP 旅いろいろTOP アイビーネットへ
イタリア/スロベニア/クロアチア/ギリシャ/エーゲ海クルーズ 2019.9.10~10.5(26日間)
「ピサの斜塔」と世界遺産「チンクエテッレ」 <イタリアのルッカ>

ルッカに泊まったついでに、せっかくなので「ピサの斜塔」や、カラフルで可愛い港町・世界遺産の「チンクエテッレ」にも足を伸ばした。ルッカの光祭りが夜なので、13日午前、ピサの斜塔へ行った。朝早く、出かけたのに、「ピサの斜塔」は既に多くの人。14日は世界遺産の「チンクエテッレ」へ電車を乗り継いで、のんびり回ってきた

ピサの斜塔Torre di Pisa(2019.9.13)Torre di Pisa
ルッカから30分ほどで行ける世界遺産「ピサの斜塔」。朝早く出かけたのに、もうこの人出。石の柵に上る人、「ピサの斜塔」を支えるおなじみのポーズで写真を撮る人など、観光客がたくさん。ピサの斜塔は、一時は5.5度傾いていたそうだが、1990年から2001年の工事で、現在はおよそ3.99度の傾きになっているとか。実際に見てみると、緑の芝生の上から斜めに青空へと伸びる「ピサの斜塔」はやはりインパクトが強い
城壁の入り口には既にツアー客の行列 内側から見た城壁の入り口はちょっと無骨
大聖堂、洗礼堂、鐘楼の3つの建物の鐘楼が「ピサの斜塔」。ドゥオモ広場は「奇跡の広場」と呼ばれ、全面に敷き詰められた緑の芝生が目にまぶしい
午前中だったせいか、こちら側から見た方が、ピサの斜塔に陽が当たって、くっきり見栄えがよかった

<nabeさんのUチューブ>
ピサの斜塔

陽に当たったピサの斜塔のUチューブをご覧になってください。やっぱり動く画像だと迫力がありますよ。
洗礼堂のドーム。上部は尖塔のあるゴシック様式で、下部は列柱とアーチによるロマネスク様式。土産の瓶詰もちゃんと傾いていて、おもしろい 傾いた角度を知るには、真っすぐな物と一緒に写すとよいが、やはり絵にならない(^^;)
駅でチケット売り場を教えてくれた素敵な男性 ピサの大学の壁にはポスターがベタベタ
可愛い家並みの世界遺産「チンクエテッレ」の「ヴェルナッツァVernazza」(2019.9.14)
チンクエテッレとは「5つの土地」という意味。20kmほどの険しい海外線に5つの村が点在し、「リオマッジョーレ」、「マナローラ」、「コルーリア」、「ヴェルナッツァ」、「モンテロッソ・アル・マーレ」。これらの村は実は1000年前に要塞として造られ、鉄道が開通するまでは、村の行き来は船のみだったため、昔ながらの趣きがそのまま残った
ルッカからチンクエテッレの行程は、ヴェレッジ→ラ・スペティア→ヴェルナッツァと列車で向かう。イタリアの列車の特徴は、座席にゴミ箱や事故の時のガラスを割る器具がある。そして、扉の右側についている緑のボタンを押さないと、扉は開かない
ヴェルナッツァはチンクエテッレの中でも小さな街。ひなびた雰囲気を想像していたら、駅のホームの階段を下りたとたん、カラフルな建物に挟まれたローマ通りには、たくさんの観光客(^^;)
可愛いお店と、洗濯物がミスマッチでおもしろい(^=^)
当時のままの姿を残している細い路地 浸食された岩穴があったので、釣られてのぞきに行くと。先は海で、脇には祈りの積石
岬の防波堤へ行き、海のほうから、ヴェルナッツァのカラフルな色合いの街並みを眺める。それにしても、海の透明度が半端じゃない。岩壁にへばりついたような街のシンボル「サンタ・マルゲリータ・アンティオキアantiochia教会」の凛として姿に誘われて、教会へ向かう
<nabeさんのUチューブ>
チンクエテッレの海とサンタ・マルゲリータ教会

透き通った海、にぎやかなチンクエテッレの町の様子、そして、偶然にも「サンタ・マルゲリータ教会」の鐘の音が鳴り響きます
「サンタ・マルゲリータ・アンティオキア教会」の太くてたくましい円柱が天井を支える。その円柱に支えられた屋根は船底を思わせる板張りで、壁はむき出しの石造りのまま
教会からヴェルナッツァの港に浮かぶたくさんの小舟を眺める。すがすがしい海風が気持ち良い
世界遺産「チンクエテッレ」の「モンテロッソ アル マーレVernazza」(2019.9.14)
ベルナッツァからチンクエテッレの西端にあたるモンテロッソへチンクエテッレエクスプレスで向かう。リオ・マジョーレに次ぐ大きな村で、この町はリゾート地として整備されていて、5つの中でも一番にぎわっている。海岸に並ぶパラソルは壮観
余りにリゾート地っぽくて、ここはハワイかぁという感じ(^^;)。このどこが世界遺産なのかなと落胆するが、とりあえず、おいしいものを食べて、気を取り直すことにする
途中でちょっと不思議な入口の教会を発見。中をのぞくと、シンプルながら素敵な教会だった。街の海岸沿いの道には大木となったブーゲンビリアが咲き誇っていた
<nabeさんのUチューブ>
<モンテロッソの白いビーチ>

海辺に浮かぶカラフルなビーチパラソル。まるでハワイみたいな様相。チンクエテッレの素朴なビーチを期待していただけに、期待はずれ(^^;)
モンテロッソの素敵なレストラン「リストランテ Miky」(2019.9.14)
お隣の紳士のおいしそうなプレートを見て、同じシーフードプレートを注文。すると、シェフがわざわざ出向いて来て、シーフードの素材をひとつひとつ説明してくれる。余り理解しないまま、「イエス」を連発(^^;)
手作りパスタと書かれていたので、期待して「アンチョビパスタ」を注文。アンチョビパスタはなんとパイに包まれて、到着。しかも、美人スタッフがいきなりそのパイに火をつける(^^;)。パッと燃やして、わたしたちのために丁寧にシェアしてくれた。新鮮なシーフードも、具沢山のパスタもメチャクチャおいしかったが、それは当たり前かも。モンテロッサは隠れリゾート地として人気で、そんなセレブたちが通うレストランのようだった(^0^)
パンフレットより「miky」のスタッフの画像
道中出会った人たち(2019.9.14)
ベッドメイクのチップと一緒に折り鶴を置くので、電車の中で折り鶴を織っていたら、周りの人たちが興味津々だったとのこと。ご夫婦やバレンチーノにも折り鶴をプレゼント。「8日間、鎌倉に滞在したこと。日本が大好きなこと。私たちの旅行が26日間だというと、bigな旅行ね」とにっこり。スペッチアで働いていて、毎日電車で通勤しているとのこと。「日本に来たら、我が家に泊まってね」と握手して別れた チンクエテッレエキスプレスの中で、挨拶を交わした男性。電車の中でキョロキョロしていたら、イタリア人らしく、笑顔が返ってきた。ほんと、イタリア人は愛想がよい(^0^)
ルッカの人気ホテル「セミナリオ ll Seminario Bed & Breakfast」(2019.9.12-9.15)
「イル セミナリオ ベッド&ブレックファースト」は口コミで立地、清潔感、サービスで評価が高く、特に種類の多いパン、果物、チーズ、アプリコットジャム、ハム、ケーキなど、毎日の朝食が楽しみだった。コーヒー、紅茶、クロワッサンでお茶タイムも楽しめる
果物も多く、生ハムやチーズなど、毎日の朝食がおいしくて楽しみだった。食堂の壁には、世界中の朝のあいさつが書いてあって、もちろん「おはよう」と日本語も書かれていた
フロントを通さないシステムなので、預かった鍵で扉を開け、自由に出入りができるので自由でよかった ホテルの中はお洒落。静かで、居心地はよかった スタッフさんは優しくて、フレンドリー
お茶タイムの時、ベランダで、コーヒーとクロワッサンを頂いて、爽やかな風に吹かれながら、のんびりと過ごすことができた 洗面所は階段を2段上がる。唯一の不満は鏡が私のおでこしか映らなかったこと。トイレも足はブラブラ
ルッカの便利なスーパーマーケット「CONAD」(2019.9.12-9.15)
何度か通ううちにイタリア式スーパーマーケットの買い方をマスター。例えば、トマトをビニール袋に入れて、計りに載せ、計りに掲載されているトマトの番号を入力すると、自動で料金シールが出てくるので、それをビニール袋に貼って、レジに持参する。トマトも果物もパック詰めする手間がなくて、よいシステムだと思う
ルッカのえとせとら(2019.9.12-9.15)
イラストが素敵 赤ちゃんが生まれた家の飾りつけ 素敵なドアノブ
巨大なコーラやお酒の置物がおもしろくて、写真を撮ってもいいですか?と尋ねると、笑顔でOKの返事

次は 5.「花の都」フィレンツェをめぐる

2019年イタリア・スロベニア・クロアチア・ギリシャ個人旅行TOP 旅いろいろTOP アイビーネットへ