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 イタリア/スロベニア/クロアチア/ギリシャ/エーゲ海クルーズ 2019.9.10〜10.5(26日間)
中世の幻想的な「ルッカのサンタ・クローチェの光祭り」 <イタリアのルッカ>
ルッカの守護聖人サンタ・クローチェの祭日の前日の9月13日に行われる「サンタ・クローチェの光祭り(ルミナーラ)」。街じゅうの電灯が消され、午後8時、建物に取り付けられたキャンドルのゆらめく光の中、サン・フレディアーノ教会から、高く掲げられたタスペトリーを先頭にキャンドルを手にした人々のパレードが始まる。23時すぎ、城壁の上から大勢の市民に混じり、祭りの最後を飾る花火を眺めた
サンタ・クローチェの光祭りのパレード(2019.9.13)
全周約4キロの城壁に囲まれた、ローマ時代の名残りを残す中世都市ルッカ。9月13日午後8時、ろうそくの明かりで浮かび上がる「サンタ・クローチェの光祭り」のパレードが始まった。パレードはサン・フレディアーノ教会を出発し、延々と、サン・マルティーノ大聖堂へと続く
タスペトリーや教会の飾りが黒い夜空に林立する
大勢の地元の人や観光客たちに見守られて、お腹に響く太鼓の行進が続く
旗を大きく振ったり、後ろ手にして休んだりと、旗の旗手(きしゅ)は目を引く
いつからか、真っ黒な闇の中だった「サン・フレディアーノ教会」のファザードがライトアップされたようだ。人々の顔をロウソクの光がゆらゆらと照らす
<nabeさんのUチューブ>
<サンタ クローチェの光まつり>

ろうそくの炎でぼんやりと浮かぶサンタ クローチェの光祭り。厳かな雰囲気を味わえます
威厳のある騎士と王妃様だろうか ふいに大きな瞳に見つめられて
鎧を付けた騎士たちや、アルプスを思わせる白い刺繍のブラウスを着た子供たちの一行。一体、どのくらいの長さのパレードなのだろうか?
水兵さんのような可愛い子供たちや、狩猟民独らしき衣装など、さまざまな姿が目を楽しませてくれる
中世の村人たちのなごやかな一行を追いかけて、場所を移動してみる
nabeさんの元へ戻ると、nabeさんと仲良くなった地元ルッカの母娘連れはそろそろパレードが終了ということで帰ってしまったとのこと。重い一眼レフに首が回らなくなった頃、パレードが終了した。母娘から花火の時間と場所を教えてもらっていたので、ホテルへ戻り、休憩をとる パレードが出発するサン・フレディアーノ教会の前はパレードの参加者や見物客で大にぎわい。教会の横ではパレード用の長いろうそくを準備していた
サンタ・クローチェの光祭りのフィナーレ「花火」(2019.9.13)
午後11時頃、城壁に登ると、既にたくさんの見物客が集まっていた。城壁の下の川辺りから上がるのかなと思っていたら、花火の打ち上がる音で、やっと気づいた。花火は、はるか遠くで上がっていた。つまり「ルッカの光祭り」の主催者が上げる花火ではなく、どこか他の場所の花火だったのだ(^^;)。
日本の花火と違って、高さがないので、空いっぱいには広がらず、木立のちょっと上あたりをポンポンと上がっていた。それでも「ルッカの光祭り」のフィナーレとして、見物客たちは一心に花火を眺めていた(^^)
ろうそくだらけになるルッカの街並み(2019.9.13)
ルッカの光祭りの前日12日にルッカ入りしたので、町じゅう、ろうそくの設置で大忙し。公共の建物ではクレーン車を使って、ろうそくを設置していた。個人店主はハシゴを使って、せっせと設置。ろうそくは統一されていて、ガラス瓶に入れられ、穴の空いたキャップで締められていた
ルッカの光祭りのパレードが到着する「サン・マルティーノ大聖堂」の前の建物は、びっしりとろうそくで飾り付けられていた
星型の飾り 愛らしくろうそくで模様を作っていた建物
夕方になると、段々と、ろうそくがともり始める。パレードが始まる頃には、街じゅうの電灯が消されて、ろうそくの明かりだけがゆらいでいた

次は 3.中世の面影を残す城壁の街ルッカ

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