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イタリア/スロベニア/クロアチア/ギリシャ/エーゲ海クルーズ 2019.9.10〜10.5(26日間)
17 クルーズ寄港地めぐり その1 「バーリ」、「サントリーニ島」 <エーゲ海クルーズ>

今回の旅の締めくくりはエーゲ海クルーズ8日間。9月27日にヴェネツィアを出港し、イタリア「バーリ」、ギリシャ「サントリーニ島」、ギリシャのハニア「クレタ島」、ギリシャの「ケファロニア島」、クロアチアの「スプリット」へ寄港しながらクルーズの旅を楽しんだ

クルーズ船に乗って、2日目。イタリアのバーリに寄港した時、真っ赤な夕陽に出迎えられた
◆クルーズ2日目 <イタリアの「バーリ」>(2019.9.28)
イタリアの長靴の形をしたちょうどかかと付近にある港街バーリに到着。nabeさんのナビを頼りに、港から旧市街へと2人きりでのんびり歩き出す。バーリはイタリアなので、契約のwifiが使えて、グーグルマップのお陰で迷うことなく目的地に着いた
街は小さな路地が多く、何度もアーチをくぐる。自転車と一緒に何気なく置かれているバーリ大聖堂の置物が赤い敷物とうまくマッチしていた
可愛い香辛料のお店を発見。テーブルも椅子も赤い唐辛子色
風に舞うシーツと、隣りの「マリア様」の像。宗教が生活に根ざしているのがわかる
サンタクロースの元となった「サン・ニコラ大聖堂」 <イタリアの「バーリ」>(2019.9.28)
サンタクロースのモデルとなった実在する聖人ニコラオス(ニコラ)を観たくて、サン・ニコラ聖堂へ向かう
表の建物の造りは至ってシンプルだが、中に入ると、どっしりとした聖堂だった。伝説によると、「貧しさのために3人の娘を身売りしなければならない家族の存在を知ったニコラウスが、真夜中にその家を訪れ、煙突から金貨を投げ入れた。すると、暖炉にかけていた靴下の中に金貨が入ったという。この金貨のお陰で3人の娘は身売りせずに済んで、幸せな結婚をした」。この話から子供たちに幸せを届ける聖ニコラウスの話が世界中に広まって、サンタクロースが生まれたとされている
4本の柱で支えられたドーム型の屋根には見事な天井の装飾があり、その装飾は1150年以前に製作されたものとされている
地下は26本の円柱と、アーチ型の天井で作られ、聖ニコラの聖遺物を安置する重要な空間となっている。格子で区切られた祭壇周りは、世界各地の石で作られ、世界の平和を象徴しているそうだ
耳たぶに似たパスタが並ぶ「オレキエッテ通り」 <イタリアの「バーリ」>(2019.9.28)
バーリ名物の耳たぶの形をしたパスタ「オレキエッテ」。「オレキエッテの道(Via delle orecchiette)」では、おばちゃんたちが家の前に台を置き、オレキエッテをせっせと作っている。木枠の中には作ったばかりのオレキエッテが山積みになっていく
オレキエッテは、バーリで食べられているショートパスタのこと。スパゲッティのようなツルっとした食感ではなく、モチモチしたのが特徴とか。おばあさんたちはせっせと材料を手でこね、紐状に伸ばし、1cmほどの大きさに切ったものを手慣れたしぐさで、くぼみのある形に仕上げていた
バラ窓が特色の「バーリ大聖堂」 <イタリアの「バーリ」>(2019.9.28)
明かり取りのバラ窓が人気のバーリ大聖堂。地下聖堂には、色大理石の柱や、聖母子像、フラスコ画など、小さいながらも見どころいっぱい
◆クルーズ4日目 サントリーニ島「イアツアー」 <ギリシャの「サントリーニ」>(2019.9.30)
エーゲ海に浮かぶ小さな島サントリーニの北端の町「イア」。青いドームと、断崖に立ち並ぶ白い家々と、真っ青な海と空、それぞれのコントラストが美しい。愛をささやくカップルにぴったりの街
大型船は寄港できないため、次々にやってくるテンダーボートでアティニオス港へ向かう。6.5時間のオプショナルツアー(1人95.99ユーロ) テンダーボートで出会った、バンクーバーからの仲良しカップル
サントリーニ島は、紀元前1500年頃の火山の大噴火によって、島の中央が水没し、今のような三日月形となった。起伏だらけなので、道は入り組んでいる。石段を下りたり上ったりして、崖に突出したイア城の城壁跡まで行ってみる
<nabeさんのUチューブ>
<サントリーニ島のイアの街並み>

断崖に張り付く白いイアの家々と、エーゲ海の碧い海や空とのコントラストがまぶしいギリシャの街「イア」
可愛らしい本屋さん ブルーが際立つ素敵な玄関 断崖のデコボコもそのまま鉢利用
丘の上からサントリーニ湾を見下ろす シンボルのブルードームのメインスクエアの教会
クルーズ4日目サントリーニ島「フィラツアー」 <ギリシャの「サントリーニ」>(2019.9.30)
丘の上に拡がるフィラはサントリーニ島で一番大きな街。白一色だったイアの街に対して、ピンクやクリームなどの建物も多い
イアから移動中、見つけたお墓。やはり何もかも真っ白
クリーム色の建物に、ブルーのラインでデザインされたカトリック教会。時計台のデザインがかなり斬新? ロバタクシーで有名なフィラ。たくさんのロバや馬が街中を大移動
目の前に広がるエーゲ海が丸ごと背景になった素敵なオープンカフェ
エキゾチックなお店 可愛いお店発見 ロバタクシーのマスコット人形
お洒落な白壁に囲まれて、細い石畳の道が続く
◆「フィラ」でケーブルカーに乗る <イタリアの「サントリーニ」>(2019.9.30)
港に行くため、ケーブルカーに乗ると、nabeさんは恐怖でうつむき、女の子たちはキャッキャと余裕の自撮り。港にはMSCのテントがあって、配ってくれた冷たい水のおいしかったこと
オールドポートの港から、停泊中の大型船が何艘も臨める。海は見事なインクブルー。切り立った崖のデコボコに粘土を貼り付けたような建物が崖と一体化していておもしろかった

次は 18.クルーズ寄港地めぐり その2 「クレタ島」「ケファロニア」「スプリト」

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