2018.9.18~2018.10.10(23日間)
ニューヨーク/ロサンゼルス/フィラデルフィア メキシコサンミゲル/メキシコシティ/イスラ・ムヘーレス/カンクン
11 ベルーサ&リコの4人でソチミルコを満喫する
ベルーサとリコと一緒に、華麗に装飾された可愛らしい舟「トラヒネラ」に乗り、世界遺産のソチミルコでゆったりと舟遊びをしてきた。地元の人たちもたくさんいて、食べて飲んで、行き交うごとに手を振る。初日は友人も混じり、5人で地元人気のレストランでマリアッチたちと一緒に歌って踊って、ベルーサ劇場で盛り上がった
湖上都市の面影が残る世界遺産ソチミルコメキシコシティ 2018.10.2
「花であふれる場所」と名付けられたソチミルコは世界遺産になっている。スペインに征服される前は、メキシコシティは湖に浮かぶ「テノチティトラン」という水上都市だったという。その頃の名残りを唯一残しているのがソチミルコ。今も、その独自の伝統や雰囲気が守られている。かつて、ソチミルコの運河を走っていた派手な装飾の小舟「トラヒネラ」に乗り、2時間、水上都市だった頃の面影を味わってきた
メキシコらしい派手で陽気な飾り付けをした木の小舟「トラヒネラ」。船頭さんが長い木の棒で湖底を突きながらゆっくりと舟を進めて行く。その船の合間を、ひと回り小さな船上屋台が行き交う
トラヒネラにはそれぞれ名前が付いていて、自分好みの名前を選べる。価格が上がり、規定料金は2時間で1000ペソ(約6千円)だった めちゃくちゃ、お茶目な船頭さん
全長169mの水路を往復して、2時間たっぷり、のんびりな舟遊びを楽しんだ
トラヒネラの中もやっぱりカラフル。平らな船底のせいなのだろうか、揺れもなく、船頭さんが棒を付くたび、スイスイと湖面をすべっていく
実はこのトラヒネラ、観光客だけでなく、メキシコの人たちもいっぱい乗っている。休日には家族連れや仲間同士で、お弁当を持ち込んでピクニックやパーティを楽しむという
地元の人たちにも人気のトラヒネラメキシコシティ 2018.10.2
花の髪飾りが似合う女の子たちの一行。若者たちは音楽プレーヤーやお酒を持ち込んで船上パーティを楽しむという
手を振って、ご挨拶の女の子たち。メキシコの人たちは皆さん陽気だ
年配の方たちもにぎやかにご挨拶
ソチミルコのお楽しみは船上屋台メキシコシティ 2018.10.2
屋台のお兄さんから、さっそく茹でたてのトウモロコシを購入。チーズの粉をかけて、ライムを絞ってくれる。茹でたてだからメチャおいしい!歯でかじると、大きな粒ごと取れて、何より甘い!
船上屋台で演奏中のマリアッチ(1曲100ペソ)。ギター、バイオリン、トランペットの演奏が湖上に流れる
マリアッチの他、花の髪飾り、茹で&焼きトウモロコシ、焼き魚、マリンバ(1曲30ペソ)など、いろいろな船上屋台があって、トラヒネラに寄って来ては売り込む。不要な時は「ノ・グラシャス」と言おう
ソチミルコで生活をする人たちメキシコシティ 2018.10.2
今も人工の浮島(チナンパ)の上には村落があり、住民は花や農作物を栽培して暮らしている。ただ舟から見る限り、ここが浮島とは思えない広さ
学校帰りの子供たちが、小舟で家路に急ぐ
観光コースから、はずれると、静かなたたずまい
突如、陽気な漁師さんの一行が現れて、笑顔を残したまま、ものすごいスピードで通り過ぎていった
花屋さんの店先で、ママと一緒に小さな男の子がアヒルにエサやり。実は、ソチミルコには水鳥がいっぱい
ソチミルコのえとせとらメキシコシティ 2018.10.2
トラヒネラの合間を縫って気持ちよさそうに泳ぐアヒルたち
すっくと立ち姿のシラサギを発見 屋台も水鳥もそっちのけで、ベルーサとリコは自撮りに夢中
実は、ソチミルコには恐ろし気な人形がいっぱいぶら下がった不気味な島「人形島」が存在する。ここはその人形島をマネした一画だ。人形が首吊り状態でいっぱいぶら下がっている(^^;)。本物の人形島はマフィア関係者も多く、トラブルも多いとのことで一般客は余り行かない
ベルーサたちと体験したローカルな街ソチミルコの道中メキシコシティ 2018.10.2
ベルーサがいたお陰で、二人きりなら体験しなかったような道中が体験できた。ベル―サでさえ、頻繁に地元の人に道を尋ねていた。二人きりで迷子になっていたら、きっと恐ろしかったにちがいない(^^;)
メキシコシティからメトロでタスケーニャ駅へ行き、そこからソチミルコ行きのバスを利用 地元のバスは、扉を開けっぱなしにして、ガタガタと走る。これには正直たまげた(^^;)
メトロに乗り込んだ時は混んでいたが、段々と空きが出て、座れた。メトロ内は総じてきれい
タスケーニャ駅を下車し、メトロから今度はバスへ乗り換えるため、バス停へ
バスが多すぎて、中々ソチミルコ行きのバスが見つからない。ようやくバスに見つけて乗車
ベルーサに、ソチミルコのことなど、いろいろと聞かれて、ニコニコと応えていた優しい若者 ソチミルコの帰りは、ソチミルコからソチミルコ駅まで歩く。時折、人っこ一人いない道もあったりして、二人きりだったら、とても歩けなかっただろうと思う(^^;)
可愛い店があったり、パペルピカドの飾りつけがあったり、店先に犬がゴロゴロ寝ていたりと、ローカルな町の表情がおもしろい
20分ほどだろうか、ようやくソチミルコ駅に到着。ここら辺のレストランへ入ろうというと、ベルーサはメキシコシティのレストランへ戻ろうという。ローカルな店はメキシコ人のベルーサが言うには、不衛生だからダメだということだった
巨匠ディエゴ・リベラ壁画館でメキシカンアートに触れるメキシコ 2018.9.28
ディエゴもフリーダも、メキシコ紙幣の500ペソ紙幣の表裏に描かれるほどの著名人。メキシコシティのホテルから徒歩5分と近かったディエゴ・リベラ壁画館。撮影料を払えば、作品を写せるので嬉しくなる
「ディエゴ・リベラ壁画館」で一番有名な「アラメダ公園の日曜の午後の夢」。一枚では収まり切らないので分割して写してみる
ひとりひとりの表情が個性的で、時折、意地悪そうな顔が隠れていたりする
せっかくなので、壁画の中心となるフリーダ(ガイコツ)と少年(ディエゴ)になったディエゴの画像を大きく掲載してみる 勲章をたくさん付けたこのおじいさんは誰なのだろうか。深く沈んた表情が気になる
小さな壁画館だが、その分ゆったりと作品を見ることができて、お薦め
メキシコの女性は怒っている!メキシコ 2018.10.1-10.4
メキシコシティのメトロポリタン大聖堂前の広い道路いっぱいに、垂れ幕を掲げた女性たちがデモ行進をしていた。垂れ幕の文字をネットで調べると、「メキシコ全土で、安全で無料の合法的な中絶を」というメッセージだった
メキシコでは長い間、一般の中絶は犯罪だった(強姦による妊娠や、母体の危険をのぞく)。中絶すると、1~6年の懲役となる。ラテンアメリカで中絶を認められているのは、キューバとガイアナのみ。そのため、違法に中絶をする人が後を絶たず、中絶手術で亡くなったり、重度の合併症に苦しんだりする女性が多いという。ようやくメキシコシティでは、妊娠12週間までの中絶合法化が進んでいる。そこで、メキシコ全土で中絶が合法化するよう、たくさんの女性たちが立ち上がったのだ

次は 12.ベルーサたちと大騒ぎのマリアッチなど

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