No.2 奈良めぐり その2 唐招提寺のうちわまきと春日大社(2017.5.19)
唐招提寺のうちわまき
うちわまきに参加すれば(チケットは600円)、うちわがもらえるが、チケットを手に入れるために、午後3時開始の行事に朝6時から並ぶ人もいるとか。所詮、観光客がチケットを手に入れるのは無理なので、遠巻きながら、望遠レンズを駆使して、うちわまきを撮影してきた
ゴーンという鐘の音とともに、僧侶が腕を大きく回して、うちわを空高くまく。うちわはひらひらと舞いながら、落ちてゆき、参加者が拾う。隣のおじさんが、「昔は奪い合ったもんだよなぁ」と懐かしそうに話していた。今は参加者の人数分、うちわをまくので、全員うちわがもらえるため、奪い合う必要はないのだ(^^)
境内をぐるりと回ってくると、ここには見物客がほとんどいなくて、うちわまきの様子がよく見えた
ネットで見つけた唐招提寺のうちわの画像とうちわまきの様子。下では、まだうちわをもらってない人が落ちてくるうちわを待っている。うちわが手に入ったら、外へ出るシステムのようだ ※左右の画像共にネットより拝借
拝観券は600円。京都でレストランを予約していたため、時間がなく、のぞいたのは金堂のみ(^^;)


<nabeさんのUチューブ>
「唐招提寺のうちわまき」 2017.5.19


※左の画像をクリックしてください。

奈良の夏を告げる唐招提寺のうちわまき祭。魔除けの御利益があるんだそうです。ゴォーンと鳴る鐘の音と共に、まかれたうちわがひらひらと舞います

春日大社の咒師走の儀(しゅしばしりのぎ)(2017.5.19)
11:00、金春流の「翁」が演じられ、鼓と笛が奏でるお囃子(はやし)に合わせて、面をつけた浄衣(じょうえ)姿の演者3人が、軽やかな舞を披露する。   ※撮影禁止のため、右の舞台画像はネットより拝借

<nabeさんのUチューブ>
「春日大社の舞殿」 2017.5.19


※左の画像をクリックしてください。

午前11時に始まった咒師走の儀(しゅしばしりのぎ)。
金春流能「翁」のゆったりした舞を垣間見ることができました。ただ、撮影禁止なので、Uチューブでは、舞台から漏れてくる鼓や笛の音、謡いの音(ね)を拾っています。
春日大社めぐり(2017.5.19)
世界遺産・春日大社は768年、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために建てられた神社で、 全国に約1,000ある「春日神社」の総本社だそうだ。こちらは、春日大社の中でも一番大きな朱色の桜門
平安時代には、皇族や貴族が盛んに春日大社詣で行われ、中世以降に庶民の間にも信仰が広まったという。朱色の下に続く釣灯篭と、木目の建物の下に並ぶ銅色の釣灯篭の対比がおもしろい。回廊沿いには約2000基の石灯籠と約1000基の釣燈籠が並べられているとか
神が白鹿に乗って奈良の地にやってきたとされることから、境内では鹿が神の使いとして、大切にされている。鹿の形をした絵馬が可愛い
こんもりと茂る大木のケヤキとともに、参道の脇を石灯篭が埋め尽くしていて、圧巻。年に2度行われるという「万灯籠」では一斉に3,000基もの燈籠に火が灯るとか。火がともった幻想的な景色を想像しながら、参道を上る
春日大社は半端じゃなく広い。日差しは強いし、ほとほと歩き疲れて、酒入りソフトでひと休み 近鉄奈良駅前にある和食とお酒のお店「やまと庵」はお薦め。いろいろな料理がいっぱい盛られた「やまと庵膳(1880円)を注文。生ビール(450円)と、やまと庵膳(特に煮豚がうまい!)で一気に息を吹き返す(^−^)

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