2016.5.13〜5.18
No.6
伏見の十石舟で川あそび(2016.5.17)
新緑の柳と酒蔵のある、風情たっぷりな景色の中をゆったりと進む十石舟。三栖閘門(みすのこうもん)で下船し、見学した資料館も小規模ながら話が聞けておもしろい。往復1時間ほどのコースで大人1人1200円
十石舟のハッピを着たおじいさんが解説してくれる。ちょうど前方から十石舟が現れた
三栖閘門(みすのこうもん)で下船し、資料館に行くと、模型を使い、宇治川と壕川の水位を整え、運行した三栖閘門(みすのこうもん)の機能を説明してくれる。また、埋め立て前の昔の伏見の模型には、たくさんの水路があり、江戸から明治にかけ、伏見港として栄えた様子が偲ばれる
弁天橋から下をのぞむと、濠川(ほりかわ)には、昨日の雨のせいか、細い川幅たっぷりの水 目の前に赤く見えるのが、三栖閘門(みすのこうもん)
伏見の街散策(2016.5.17)
幕末、坂本龍馬が泊まった船宿「旅籠 寺田屋」でお龍との出逢いの場所。襲撃事件が起き、龍馬はからくも逃げ、九死に一生を得る
日本三大酒どころのひとつである伏見には、現在も酒蔵が20近く存在する。ここは、月桂冠の酒蔵
月桂冠の記念館そっくりの民家もあったりして、昔ながらの街並みが残る。お店のシャッターには坂本龍馬
千本鳥居の「伏見稲荷神社(ふしみいなりじんじゃ)」(2016.5.17)
実際に千本鳥居(せんぼんとりい)をくぐってみて、ここが特に外国人に人気が高いことを納得する。鳥居からのこぼれ日が、鳥居の朱色を、光と影とで区切って美しかった。人通りがなくなるまで待って、シャッターを押す。
こんなに鳥居が増えたのは、「願い事が通る、通った」というお礼の意味から、江戸時代以後、鳥居を奉納する習慣が広がったからだという。現在、約1万基の鳥居が並ぶというから、びっくり
外拝殿(げばいでん)から、本殿をのぞむ。朱色が目にまぶしい。朱色は、魔力に対抗する色ともされている。また、朱の原材料の水銀(丹)は、昔から木材の防腐剤としても使われてきた
伏見稲荷は、全国3万にも及ぶ稲荷神社の総本宮(そうほんぐう)だ 外人や、にわか着物姿の観光客が、ひっきりなしに続く。鳥居を背に自分撮りする人が多い
稲荷神社は元来、五穀豊穣を司る神だ。「稲荷大神様」のお使いは狐。伏見稲荷の狐は、黄金の稲穂をくわえていた。今は、商売繁昌や家内安全などの神としても信仰されている。例年、三が日に、250万人以上の人が参拝するという
◆nabeさんのUチューブ「伏見稲荷神社(ふしみいなりじんじゃ)」(2016.5.17)
伏見稲荷神社の千本鳥居のUチューブ←こちらの青い文字をクリックしてください

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