2016.5.13〜5.18
No.5
嵯峨野〜嵐山のぶらり散策(2016.5.14)
嵐山・小倉山を控えた景勝地・嵯峨野から嵐山を気ままに散策。渡月橋(とげつきょう)から出発し、天竜寺(てんりゅうじ)、竹林(ちくりん)、野宮神社(ののみやじんじゃ)など、ぶらりと散策してきた
夕刻のランプが灯った嵐山駅ホームは結構素敵
嵐山駅を下り、中之島公園へ向う小さな橋からの眺め 渡月橋の上から見た、桂川に浮かぶ係留中の屋台舟
こちらは帰りに写した渡月橋。夕日が輝き出して、渡月橋の橋げたを照らし始めていた
天龍寺の法堂と庭を眺める(2016.5.14)
大本山天龍寺の門をくぐる。大きな看板があり、加山又造の渾身の力作として、「雲龍図」を公開中、と大々的に宣伝していたので入場する。なるほど天井に直径9mという大きな龍の絵に一瞬は圧倒されるが、仏心がないせいか、撮影禁止のせいなのか、感動は一瞬で消え失せる。あれっ?という感じ(^_^;)。仕方なく、歩き疲れた足を休ませるため、ベンチで少し休んでから5分ほどで出る。二人で1000円は暴利だよねぇ、とnabeさんとうなずき合う(^_^;)。
せっかくなので、法堂参拝と庭園参拝がセットになったチケット600円を買って、禅宗七堂伽藍のひとつの法堂(はっとう)に入ったら、連なる黒い襖にりっぱな龍雲図があった。さっき見た天井画と変わらない。りっぱな建物や庭などを見ることができて、このチケットは格段と有意義なものだった
曹源池(そうげんち)を配した見事な庭園が、そのまま嵐山のこんもりとした木々とつながって拡がっていく。壮大な庭園だ
京都を旅している間、よく見た達磨図(だるまず)。正式な寺の号は天龍資聖禅寺(てんりゅうしせいぜんじ) 夏はうだるように暑くなる京都の夏を涼しく過ごすための工夫か、軒の格子をはね上げて、日よけにする 廊下の屋根にも立派な瓦が敷かれていて、よく見ると、桃の装飾まで付いていて、びっくり
法堂(はっとう)の中からの景色と、庭に降り立ってからの景色と、大きな違いがあって、大いに楽しめた
嵐山の竹林を歩く(2016.5.14)
竹がこんなに背の高いものなのかと、改めて思う。両側の竹林の小道が続いて、初夏の涼を誘う。実は、この竹の小路は2000年から整備された最近の道。ドラマの舞台となったことから、旅番組などでも取り上げられ、嵐山の観光スポットになったとか
源氏ゆかりの地「野宮神社(ののみやじんじゃ)」(2016.5.14)
ちょうど竹林の小路の先にあるので、竹林の小路と野宮神社はセットになった感じで、女性観光客が次から次へとやって来る。縁結びの神として人気。神石(亀石)をさすると、願い事がかなうとのことで、中年の女性が一心になでていた。光源氏と六条御息所(みやすどころ)の別れの舞台として登場する源氏のゆかりの地
竹でしつらえた社殿?に大黒様の一対のお面。ちょっと変わっていたので、写したが、後から調べても情報がなかった(^_^;)
誰が作ったのだろうか、野宮神社の生け垣の間にような所に、5cmにも満たない小さなお地蔵さん。「無茶地蔵」の名が(^_^;)。野宮神社は小さな神社だが、女性のパワースポットとして、大人気
この日も2万歩越え。お昼に、海鮮がいっぱいの丼ぶりで栄養補給し、3時に、甘味処でひと息ついた。嵯峨野から嵐山めぐりでいろいろなお寺を回ったはずなのに、「撮影禁止」が多くて、画像が残っていなかった

次は 6.伏見の十石舟と、千本鳥居の伏見稲荷神社

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