No.4 白馬山麓植物公園と姫川源流と貞麟寺(2010.5.5)
白馬山麓植物公園
1時間以上の電車待ちのため、タクシーで「白馬山麓植物園」へ。到着すると運転手さんは目の前のテントを指差し、「ここですよ」とニコニコ(・_・;)。ガッカリしながら、テントの中の花をせっせと撮っていたら、女の人が飛んで来て、「ここはお花の売店ですよ。あっちが植物園です」と教えてくれました(^^;)。
入場料は250円。キクザキイチゲや二輪草、タッタソウなど、たくさんのお花たちと出会うことができました。ここもお薦めのスポット。後で運転手さんは「いつも皆さん、ここで降りるんで、テントが植物園だと思ってました」と頭をかいていました(^0^)
愛らしい「千島ルリオダマキ」
3枚の花弁の大花エンレイソウ 初めて見た「雪割草」
白馬東山の山麓を利用した山野草植物園。目の前には白馬三山が連なる開放的でのどかな植物園です(^^) 4月下旬〜5月下旬に開花するトガクシショウマ
あちこちに群生していた「キクザキイチゲ」と、今が一番の見頃の「カタクリ」
小さくて見落としてしまいそうな「スミレサイシン」 紫色のキクザキイチゲ
タッタソウ(竜田草)。日露戦争の時、軍艦「竜田」の乗員が持ち帰ったことが名前の由来とか。株ごとにたくさんのお花をつけていました まるで造花のように真っ黄色の花弁を大きく開いた福寿草。山一面に群生しているので、まるで、山に咲くタンポポのよう(^^)
姫川源流
長い冬のなごりなのでしょうか、姫川源流の入口には残雪が。半そで姿でも暑いのに、まだ冬の名残が残っているだなんて。と思っていたら、源流や親海湿原の到るところで残雪を見かけました。

中は結構広くて、小一時間ほどの散策になります。小鳥のさえずりを聞きながらの散策に、心身ともにリフレッシュ(^^)。

中は無料なんです。二輪草、福寿草、水芭蕉、アズマイチゲなどが群生しています。木道に人だかりがあったので、のぞいたら、「三輪草を見つけた!」の声。わたしもたくさんの三輪草を見つけました(^^)
木道から腕を伸ばして、水芭蕉のアップを撮影。澄み切った空気の中で育つ水芭蕉は真っ白
ひとつの茎から3つの花を咲かせた三輪草。あちこちに咲いてました 何かを掘っている親子連れがいたのでのぞくと手に掘ったばかりのノビル 新海湿原の指標の周りにはたっぷりの残雪。ここはまだ冬?
首をもたげて、群生する愛らしい「カタクリ」の花と白のキクザキイチゲ。キクザイチゲは菊に似た花を一輪つけるのが名前の由来。白と紫があります。よく似たアズマイチゲとの区別は葉の深い切れ込みで見分けます
貞麟寺の樹齢400年以上のしだれ桜
貞麟寺の本堂の階段を覆う残雪。信州の春には冬の名残がまだいっぱい 樹齢が400年以上の国の天然記念物のしだれ桜(別名糸桜)。樹高16m。エドヒガシの枝変わり種で、つい花よりもゴツゴツとした年季入りの幹に目が奪わてしまう
長い年月を経て、角が取れ、コケに被われ、遠くを眺めているような石仏たち。貞麟寺は白馬村の南神城駅から徒歩15分ほど。途中に、手入れのゆき届いた見事なかやぶき屋根のお屋敷(!)としだれ桜があります
表札が出ていないところをみると、個人のお宅ではないのかも ちょうど満開の民家の庭先のしだれ桜

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