No.5 紙の造形美、天井を埋め尽くす「仙台七夕祭」(2009.8.6)
@雲海を眺めた早朝の安比高原山頂(2009.8.6)
標高1305mの山頂へ。久し振りに晴れたという八幡平の山々は雲海と共に鎮座。うぐいすの声と高原の風が気持ちよかったですね(^^) ところでこのゴンドラ、下山の中腹でいきなり停止!。ゴンドラのおじさんいわく、「電気系統の故障(^^;)。でもめったに止まらないんだけどねぇ」とのこと。終わってみれば、貴重な体験でしたが、とっても怖かった(^^;)
山頂前にあった、この鐘をひとつひとつ叩いて山頂へ。たくさんのトンボが舞ってました こちらはスキー客用のリフト。ここ安比もスキー客が減っているそうです 旅の最終日も快晴(^^)。心地よい高原の風と、朝の穏やかな日差し
A仙台七夕の熱気とにぎわい(2009.8.6)
みんながみんな、七夕に突進していくのでびっくり。見て、さわって(引っ張る人も(^^;))、楽しむんですね(^0^) 伊達政宗公が婦女の文化向上のために奨励した笹飾りが、商家の有志により「仙台商人の心意気」とばかりに華やかな七夕祭として復活。代々受け継がれ、今や豪華絢爛な七夕として全国一の規模に
頭上にアーチを描く、およそ5000本の七夕飾り。店々ではバーゲンセールをしていたり、屋台も出ているので、まっすぐ歩けないほどの人出でごった返します(^^;)
思わず、皆さんの足が止まったピンクのキュートな七夕(^^)。5000本という本数もびっくりですが、笹竹の長さも100mとか。各店は数ヶ月前から手作りで準備。1セット数十万円から数百万円もするそうです(^^)
吹流しは5本セットで飾るのが仙台の慣わし。また、「優勝」「金賞」「銀賞」など、賞を取った七夕探しも見所のひとつです(^^)
B「七つ飾り」の願い(2009.8.6)
仙台の七夕飾りには独特の「七つ飾り」があり、それぞれに願いが込められています
主役の吹き流し。織姫の織り糸を象徴した飾りで、織姫のように機織(はたおり)がうまくなりますようにという願いが込められている お財布として腰に下げた巾着。節約・貯蓄の心を養い、しっかりと紐で結んで、倹約と商売繁盛を願った 投網(とあみ)。昔から重要なたんぱく源として魚貝を絶やさぬよう、豊漁を願ったもの。幸運を寄せ集めるという意味もあるとか
屑籠(くずかご)。七つ飾りを作り終えた後、紙くずを拾い集めて入れたもの。物を粗末にしないで役立て、清潔と倹約の心を育んだ 折鶴。その家の長老の歳の数だけ鶴を折り、延命長寿を祈った。折り紙を通して、教わる心と教える心を学んだともいわれている 紙衣(かみごろも)。病気や災難の身代わりにと、捧げられた衣。裁縫の腕があがるよう願いながら縫ったという 短冊(たんざく)。早朝にカラトリの葉にたまった夜露でねった墨汁で、師匠に習った詩歌を書き、学問や書、手習いの上達を願った
Cみんなが参加する「市民飾り」(2009.8.6)
誰もが参加できる「市民飾り」の七夕。「結婚ができますように!」「次の水泳大会で優勝したい!」「こどもの生まれますように」などと、ほほえましい願い事がいっぱいぶら下がってました(^^)
D仙台七夕祭のワンショット(2009.8.6)
やっぱり浴衣姿に目が行きます。やっぱり東京よりも浴衣姿も上手?(^^) 手の込んだ力作のこけしの七夕。親子四代で作る七夕もあるとか 古典風の色合いと文様、そして羽を広げた鶴が印象的だった七夕飾り
屋台もいっぱい。玉コロとキュウリの一本漬け(1本100円)でビールで喉をうるおしました(^=^)。キュウリの一本漬けは特にお薦め! 一番町四丁目商店街は街路樹やベンチがあり、ここでゆっくりと休息
七夕を飾る糸巻きの形がそれぞれ七夕によって違っていて、これも受け継がれた伝統一つなんでしょうね(^_^)

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