No.2 「秋田の竿燈祭」その2 光が乱舞する竿燈のワザ比べ(2009.8.4)
長さ12m、重さ50キロの竿燈を額などで支えるワザには、大きく分けて、5種類あります。
「流し」、「平手」、「額」、「肩」、「腰」があり、それぞれ画像のところで説明しますね。
C竿燈のワザ比べ(2009.8.4)
横になっていた竿燈が次々に起こされて、さぁ、竿燈祭のクライマックス 12m以上の竿燈が空に林立するだけでも圧巻
ひな壇の椅子によじ登って、360度の光の乱舞をパチリ
基本ワザの「平手」。高々とかかげて静止する 受け取った差し手は「肩」に乗せて、軸足と肩を一直線にして、固定する 「額」にのせて、両手をひろげて静止のポーズ
かなり熟練していないとできない、難易度の高い「腰」のワザ 「流し」のワザ@ 後ろから次の差し手が継竹をもって、後ろで待機 「流し」のワザA次の差し手は継竹をつなぎ、高く差し上げられた竹を受領
「流し」のワザB同様に、また次の差し手が後ろから継竹をもって待機 「流し」のワザC 次の差し手は継竹をつなぎ、前の差し手から竿燈を授受 それぞれ、「額」と「腰」のワザがかかった竿燈
桟敷席を出て、今度は山王十字路へ。交差点にはたくさんの竿燈がワザを競い合っていて、熱気もムンムン 小若の肩のワザもぴたりと決まる。ワザを見守ってる後ろの男の子のほうがずっと力んでる?(^^)
端から端まで徒歩20分ほどの距離の竿燈大通りを赤いちょうちんの光が埋め尽くす 難しい「額」の技を見せてくれた小若((小学高学〜中高生)の男の子
ワザの競い合いもある程度の時間が来ると、一時休憩。竿燈はしばらく横に倒されて待機 小さな女の子にも竿燈を持たせてましたけど、女の子もOK?
額に固定させた竹の角度は45度ほど。そのため、竿燈はUの字を横にした形で大きくしなる
D竿燈祭のえとせとら(2009.8.4)
全身を使って見事なバチさばきを披露してくれたお二人。迫力のある太鼓でした ワザがはずれて、自動車の上になだれ落ちた竿燈。ひっかかって簡単には持ち上がらず(^^;)
大技の「腰」同士でワザの競い合い。二本の竿燈は上の方でぶつかりあう 幼若の竿燈を持つのは小学校低学年以下。小さなもみじのような手に竿燈を乗せて、精一杯のワザ(^0^)
幼若はよく倒れるため、ろうそくがちょくちょく消えます。休憩の間にライターで火をつけて準備OK! ここ大通りには地下道が完備。大通りを横断せずに地下道で横断します。メチャクチャゆとりのある造りでした
4本の竿燈が入り乱れて、漆喰の空の上で、ワザの競い合い(^^)。
ちょうちんは光る米俵で、たくさんの米俵を下げた竹は光る稲穂に例えられているとか。五穀豊穣を願って行われる竿燈祭。「ドッコイショー、ドッコショッ!」。仙台住まいの添乗員さんとバスの中で練習した掛け声を、一眼レフカメラに頬擦りしたまま、ゆらめく光の洪水に向けて、叫んできました(^0^)

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