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「支那書画名家詳傳13冊」「増続大広益会王篇12冊」「二十七松堂文集10冊」「萬国新誌18冊」「国史紀事本末20冊」「日本大玉篇3冊」「国澤漢文大成20冊」などの蔵書 日本の辞書の元となる、清朝の康煕帝の時代に編纂された「漢字の聖典・康煕字典(木箱入)」
「書の巨人」と呼ばれ、昭和の三筆の一人といわれる「西川 寧(やすし)」の書。文化勲章受賞 お義父さんが師事し、多大な影響を受けた「青山杉雨(さんう)」の28歳の時の作品。文化勲章受賞
江戸後期に活躍した重文作家の頼山陽の書。
頼山陽は歴史家でもあり、陽明学者や漢詩人でもあった。また芸術にも造詣が深い文人でもある
義父・渡辺松湖(しょうこ)の書、「獨鈷」。
独鈷(とっこ)とは仏具の一つで、両端がとがった短い棒。武器としての破壊の面と、金剛石(ダイヤモンド)の堅固さで「障害である煩悩を砕く」という二面性をもつ。きっと警察官でもあり、書道家でもあったお義父さんにとって、一番大切な言葉だったのかもしれません
中国近代絵画の巨匠、斎 白石の「梅之図(墨絵)」。斎白石は国際的に有名な画家で、1955年、世界平和理事会から国際平和賞を受賞 渡辺崋山の子供、渡辺小華の「墨竹之図」。幕末・明治に活躍
江戸(安永)の国宝級の池大雅の「九霞山樵、梅之図(上)」と「琴棋書画之図(下)」。単に中国の南宋画様式を忠実に模倣したものではなく、日本の装飾画法や西洋の写実画法も取り入れ、のびのびと走る柔らかな描線や明るく澄んだ色彩の配合、さらに奥深く広闊(こうかつ)な空間把握を特徴としている 明治・大正に活躍した富田渓仙の「大原女」。自然の外観にこだわらず、自由に形を変え、大胆に省略し、奔放に表現 天保時代の重文作家良寛の書。彼は歌と詩と書に優れていて、多くの作品を残した。どれも一流なのに、どの師にも仰がなかったらしい
江戸後期の復古大和絵派の重文作家・田中納言の「山水画」。幕末復興大和絵の名手 岸駒派の江戸時代(嘉永)の画家・木田華堂(かどう)の「人物」。気韻あふれる高雅な絵にしばし見入ってしまう(^^) 江戸前期に活躍した国宝級の久隅守景(くすみもりかげ)の「六祖図」。四季折々に繰り広げられる農民の生活など、哀歓こめ清冽(せいれつ)な筆致にのせて描いた
国宝級の画家・江戸末期に活躍した渡辺崋山の淡彩蘆鴨図」。蘭学(らんがく)者。動きのある対象を的確に描写する筆致が生彩を放ち、本絵に欠落しがちな自由さと柔軟さにあふれているといわれる 花鳥画を得意とした荒木十敏(あらきじっぽ)の「花鳥図」

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