No.5 2009年祇園祭 一番の見所「辻回し」(2009.7.17)
「月鉾」の「辻回し」(2009.7.17)
ここは、御池通りと新町通りの交差点。ここで鉾を90度回転させ、角を曲がっていく「辻回し」を見ることができました。辻回しは、一度に90度回るのではなく、少しずつ回すので、3、4回ほど行います。そのため、後続の山鉾がどんどん渋滞(^^;)。小回りのできる山は、辻回しをしている山鉾の横をスルリと抜けて、新町通りへ入ります(^^)
さて、「月鉾」の辻回しです。まずは、交差点の真ん中まで鉾を曳いて行きます 鉾の位置が決まると、車輪の前に竹を敷き詰めます
竹の上にバケツの水をかけて、車輪のすべりをよくして 音頭取の声に合わせて、一斉に綱を引いたり、車輪を押したりして、鉾を回します。この辻回しの作業を3、4回くり返し、90度に鉾の向きを変えます。鶏鉾の車方は90度の辻回しを1回でやるという伝統の大荒技を持っているとか
巡行の時は2人の音頭取も辻回しの時は4人に。竹を敷き詰める作業を観客共々、じっと見守る面々 扇子を振って、音頭取が掛け声をかけると、一斉に、車輪が大きく回ります 無事、辻回しも終了。曳き手たちが曳く綱を車輪に巻きなおしたら出発です
「菊水鉾(きくすいほこ)」の「辻回し」(2009.7.17)
「菊水鉾」の曳き手たちが竹板を持ってきて、車輪の下に敷き始めます
敷き詰めた竹の上に、バケツの水をかけ、竹の板のすべりをよくし、 音頭取の掛け声で、曳き手たちが一斉に綱を引っ張ったり、車輪を押したり。見てる観客の手にも力が(^^)
辻回しはつい前輪にばかり目が行きがち。後輪を支えている車方さんがいたんですね(^^;)

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