アイヴァリクからエフェソスへ4時間ほどのドライブ
日本の2倍の面積のトルコに点在する遺跡群をめぐるのだから、当然、バスなどの移動時間がすこぶる長い(^^;)。お世話になったツアーバスは旅行会社からきつく言われているのだろう、周りの荒っぽい運転に反し、終始安全運転。ビュンビュンと追い越す乗用車を横目で見ながら、「事故を起こさず、スピード上げて!」と勝手なことを口走る(^^;)。何しろ日本一周の距離をドライブしたのだから、後から思うとたまげてしまう。
「Dorak」はトルコでも大手の旅行業者だそうで、泊まった洞窟ホテルも経営。道路や観光地でもよくDorakのバスが走ってました 小高い山肌に張り付くように建てられたアイヴァリクの高層建物群。木がほとんどないせいか、建物のカラフルな色あいが際立つ 基地を発見。トルコは皆兵制で、男性は20歳までに15ヶ月間の兵役(大卒者は12ヶ月)に就くそうです。そういえば、妙に警官と兵隊さんが多かったですねぇ
お昼はトルコの串さし「チョプシシ」
どの野菜で作ったのか特定不能なスープ(^^;)
小ぎれいなアイヴァリクのレストラン。ただし、お客さんが全然いなかった(^^;) 定番のサラダ。ドレッシングなしの固い野菜にさすがのわたしも閉口 イヤホンガイドが二日ほど使用できなかったため、お詫びに、前夜とランチの2回、HISよりドリンクが無料サービスに\(^o^)/バンザーイ ヨーグルトドリンクアイランをオーダー。さっぱりしていて、お肉料理にぴったり
パンかごのリボンにもトルコのお守り、目玉の模様のナザールポンジュウが(^^) メインは小さく切った牛肉を炭火で焼いたトルコ風串焼き「チョプシシ」。シシは串という意味なんだそうです。もっとお肉は大き目がいいかも(^^;) 甘ーい焼きプリン。トルコと日本の甘味の格差を実感(^^;)
10万人の人々で栄えた世界最大級の都市遺跡「エフェソス」
トロイの遺跡に比べ、「エフェソス」は広大な台地に原型をとどめた遺跡群が広がる。南側の出入り口から入り、坂を下りつつ、イヤホンガイドから流れるギョクチェさんの解説にうなずきながら、遺跡めぐりを開始
紀元前2万年前に作られたハマム「ヴァリウスの浴場」
南の入り口に立って、改めて遺跡群を見渡すと、いつもながら「木の文化」では太刀打ちできない「石の文化」の永劫性に圧倒されてしまう 現代の下水管にも負けない古代の下水管
道の両側には著名な議員や医者などの石像が並らぶ大理石の石畳「クレトス通り」 上:円柱に載る権力を現すライオンの彫刻
中:勝利の女神ニケのレリーフの横にはギョクチェさん
下:何かのぬいぐるみに似ているようでついパチリ(^^;)
ハドリアヌス神殿。上のアーチには女神ティケとメドゥーサのレリーフが彫られている クレトス通りの裏手からセルスス図書館を見る。左の階段を人間が、横の勾配は荷車用かな
エフェソスのシンボルともいえる荘厳な建物「セルスス図書館」。左下の人物と比べれば、いかに大きいかがわかっていただけるはず。117年にセルススを偲んで息子ティベリウスが建造。1階がイオニア式、2階がコリント式の2形式の柱 公衆トイレ。穴のところに座る(^^;)。トイレ前の溝に水が流れていて、手を清めたとのこと
2万4千人を収容できる円形劇場。ギョクチェさんが手をたたくと、パチパチと歯切れのよい音がこだまする。円形劇場前から始まる「大理石通り」はまるで巨人の道のよう。優に歩くこと2時間、エフェソスめぐりが無事終了

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