2024/1/16-2/19 南米&南極&クルーズ&マチュピチュ35日間の個人旅行

 5.リバークルーズを楽しんだブエノスアイレス

「偉大なる田舎町」・・・アルゼンチンがスペインから独立した時、
首都ブエノスアイレスは草原と川だけの小さな町だった。
その後、スペインやイタリアの移民たちが活躍し、街は発展し、世界有数の都市になった。
今や、南米一の美しい街「南米のパリ」と言われるまでに変貌。
そのブエノスアイレスのティグレ川でリバークルーズを楽しみ、
ティグレ芸術博物館やほとりの緑豊かな景色、川を行き来するさまざま人たち、
そして、ティグレ川で生活する島民の人たちの生活を垣間見て来た 
1.ブエノスアイレスの街並み 2024/1/27
ブエノスアイレスの道路は広々として、街は緑がいっぱい。車窓から見るブエノスアイレスの街は都市計画の模範のように見事に美しかった
街中の道路も広いが、この高速道路はなんと7車線。それでも車が多いのは、ブエノスアイレスが近代を謳歌する車社会だということなのだろうか
当たり前だが、もちろん歩道も広い。大学でもあるのか、この通りは特に若い女の子たちがひっきりなしに歩いて活気があった
高速道路から眺めたブエノスアイレスの街並み。高層ビルの間を埋めるようにカラフルな家が背比べをしていた
2.ティグレ川のリバークルーズ 2024/1/27
ここティグレはブエノスアイレスから30キロほど北にあるパラナ川の河口のデルタ地帯の美しい町だ。ぽっかり白い雲が浮かぶ青空の下、「リオ デ ラ プラタ」からデルタ地帯の迷路のような運河に沿って、リバークルーズが始まった。ただ運河の色が水の色ではなく、黄土色だったのはちょっと予想外だった(^_^;)
船着き場には次々にリバークルーズの船が到着する。わたしたちが乗船した船は2階建ての白い大きな船だった
こちらの木目の船は島民の人たちが利用する公共の船。荷物は船の天井に載せるらしい。目が合うと、お互いに手を振り合う、その瞬間が楽しい ティグレ(スペイン語)とは開拓初期、虎やジャガーが狩られたことに由来する。公園にも虎の看板
運河沿いのボート置き場には様々なボートがいっぱい。運河ではボートが車代わり
カメラのレンズに気づいて、親指を立てて、「Good job!(グッ ジョブ)」のご挨拶(^0^)
運河沿いでウォーキングをしていた女の子たち。夏の日差しは強烈でサングラスが必須
運河の幅はやたらに広い。リバークルーズでは景色や建物を堪能できるよう、デルタ地帯にある5つの運河全てをゆっくりと巡ってくれる
木造の小さな桟橋がそれぞれの家から運河へ突き出ている
◆nabe san のUチューブ◆
※下の青い文字をクリックすると、Uチューブが開きますよ>all
№1◆ティグレ川のリバークルーズを楽しむ
№2◆もうひとつのディグレ川のリバークルーズ
今度は眺める側ではなくて、この島に滞在する側になりたいなぁ、などと思いながら、島民の家々を眺める。家の裏手の森を散歩したり、ボートでリバークルーズや買物をしたり、小さなマイビーチで寝そべったり、と夢のような島の生活が思い浮かぶ(^_^;)
この一画はみんなが集う広場らしく、バーベキューをしたり、魚釣りをしたり、おしゃべりをしたりと、島民の人たちが思い思いの時間を楽しんでいた
個性的な、この建物は「ラ・マリーナ レガッタ クラブ」。島で君臨していたスペイン人の統治時代の建物なのかなと思う
カジノもあったという「旧ティグレホテル」、現在は「ティグレ芸術博物館(Museo de Arte Tigre)」になっている。なんといっても運河に突き出るような長いバルコニーが素晴らしい。この建物はフランスの建築家によって、ブエノスアイレスのエリートのための社交クラブ「タイガークラブ」として、1912年に建てられたという。フランスの新古典主義建築だそうで、ステンドグラス、大理石の階段、金箔の象嵌細工の柱など、荘厳で見ごたえのある建物だ
リバークルーズを楽しむ中高生ぐらいの男の子のグループを発見!
カメラを構えると、望遠レンズに気づいて、元気よく手を振ってくれた(^0^)
ボートタクシーを発見。お客様を乗せて、結構なスピードで飛ばしていた(^_^;) こちらは仲間同士らしく、一斉にロールをこいで、スイスイと水面をすべって行く
島民の人たちは顏が合うと、皆さん、手を掲げて挨拶をしてくれる(^ー^)
こちらの茶色い建物は昔、運河が港として栄えた頃の小麦の倉庫だったとガイドさんの説明
「パルケ・デラ・コスタ」という遊園地の観覧車。日差しは強烈だが、川上から吹いてくる風が心地よいので、ずっとボートから身を乗り出していた。運河を行き来する人たちに手を振ったり、運河沿いで生活する島民の人たちへ手を振ったりと、リバークルーズはおもしろかった
1時間ほどのリバークルーズを終え、桟橋に到着すると、リバークルーズの船を待っている人たちが結構いた。リバークルーズはブエノスアイレスの人気アクティビティなのだろう
3.サン・イシドロ大聖堂へ向かう 2024/1/27
桟橋から再びパノラマバスに乗り、北上しながら観光スポットへ向かう。植民地時代の影響を受け、南アメリカの中でも最もヨーロッパらしい街並みに歴史が感じられる
一画にたくさんの若者たちが集まっていた。この集団をよく見ると、どのバイクも後部座席に配達用のピンクの箱を積んでいる。今、人気の料理を配達する「フードデリバリー」のバイトの男の子たちなのだろう。こんなにたくさんの配達人が待機しているということは、この辺にはレストランがいっぱいあるのかなと思う
と思ったら、バイク集団の横は赤いパラソルが可愛いレストランだった
4.サン・イシドロ大聖堂と小さなマーケット 2024/1/27
ブエノスアイレスのランドマーク「サン・イシドロ大聖堂」に到着する。ネオゴシック建築で、空に向かってそびえるおよそ69mの細い塔が特色
思いきり望遠レンズを伸ばして、サン・イシドロ大聖堂の壁面を大写しする。大理石を基調に、オレンジがかったピンクやブルーのタイルを埋め込んだ壮麗な建物が際立つ
教会の入場料は無料。帽子をぬいで十字を切って中へ入る。白一色のアーチの高い天井は気品に満ち、教壇やベンチ、パイプオルガンの濃い木調と相まって、シックで落ち着いた祈りの場だった。寄付を箱に収めて、外へ出ると、たくさんのテントが目に飛び込んできた
広場で小さなマーケットが開かれていた。さっそくツアーの女性たちがいそいそと買物に出かける。男性組はベンチで休養
動物や植物の壁飾りや刺繍、絵画など、結構、個性的なお店が多いので、眺めるだけでも楽しかった
物語に出て来そうなマスコットを売っているお店の前で、ママそっくりのかわいい子供たちを発見!
5.ブエノスアイレスのワンショット 2024/1/27
日本の高級住宅地と変わらない街並み。住宅街に植えられた樹木は大木になっていた 交差点でテコンドーの練習着を着た男の子を発見。2018年アルゼンチン世界テコンドー大会が開かれるなど、アルゼンチンではテコンドーの人気は高い
歩道には並木が並び、日陰を作っている。なぜか、道路の真ん中もきちんと植栽されていた(^_^;)
街でよく見かけた「キオスコ(KIOSCO)」。日本と違って、駅だけではなく、あちこちにあって、主にスナックや飲料、タバコなどを販売している。また、公共料金の支払いや生活必需品、軽食まで扱う店もあるそうで、ネットによると、アルゼ ンチンの10人中 9人がキオスコを利用し、うち5人は週4回以上通うという。24時間営業している店舗もあり、日本のコンビニのような存在のようだった 
道路事情は日本より発展していた。交差点の代わりにロータリー交差点も見かけた。しかもこのロータリー交差点は馬鹿みたいに大きなロータリーだった(^_^;)

次は 6.二人で探検したプンタ デル エステ

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