2024/1/16-2/19 南米&南極&クルーズ&マチュピチュ35日間の個人旅行

 15.クルーズ生活25日間のオーシャニア マリーナ総括編 №3

クルーズの最大の楽しみは寄港する港で下船し、
その土地を巡って、ローカルな人たちとの小さな出会いを楽しむこと。
そして、もうひとつの楽しみはクルーズ生活そのものを満喫することだ。

今回も「食べて」、「遊んで」、「人と出会って」
クルーズ生活をめいっぱい楽しんできた
1.本格的なアフタヌーンティー 2024/1/21-2/14
まずケーキ選びで迷い、いくつ食べるかでまた迷う。いっそのこと夕食をやめて、ケーキだけにしようか、などと子供じみたことさえ考える。結局は諦めて、nabeさんの分と称して、ふたつのケーキを選ぶ
紅茶の種類も豊富。無難なダージリンを選択 このトローリー(ワゴン)がまた曲者(くせもの)。「さ、いくつでもどーぞ」という笑顔を振りまきながらテーブルのすぐ横へ大量のケーキが届く。目の毒!
優雅なクラシックの四重奏を聴きながら、ケーキと共にゆったりとしたおしゃべりタイムを楽しむのがアフタヌーンティーの本髄。わたしたちはさっさと食べ終え、次なるイベントへと立ち上がる(^_^;)
結局、アフタヌーンティーは25日間中、2回しか参加しなかった
2.Lindaとのダンスの想い出 2024//1/21-2/14
スラリとしたLindaは身のこなしといい、ダンス姿といい、優雅だ。ディスコダンスしか知らないわたしはエレガントさが漂うLindaのダンスの前では野蛮なサルに思えてくる(^_^;)。肩を動かさないこと、頭の軸を固定させて踊る事など、Lindaがダンスの基本を懸命に教えてくれる。バレリーナだったLindaは今、ニューヨークでダンスアカデミーを経営している。海外でダンスを踊った時、何度か褒められたこともあったが、あれは一体何だったんだろうと思う(^_^;)
ダンスタイムがある日はよくLindaと一緒に踊った。ダンスの基本に戻って、ダンスを本格的に勉強したいなと今は真剣に思っている。自分の人生にとって、ダンスの割合がグッと高まったようだ(^_^;)
3.特別レストラン「Jacques(ジャック)」を楽しむ 2024/1/31
オーシャニア・クルーズ創立から全ての料理を監修しているジャック・ぺパン氏はフランスの元シャルル・ドゴール氏を始め、多くのフランス首脳のプライベートシェフを務めた世界的名シェフ。彼の名にちなんだ特別レストラン「ジャック」で本格的フランス料理を楽しんで来た
まず、フランスパンなど、さまざまなパンのバケットが置かれ、ひと口サイズの可愛いおつまみが届く。店内はゆったりとしたテーブル配置で、プライベートが重視されている フランス料理ジャックの入り口。傘マークがジャックのトレードマーク
温製の前菜は大粒のエスカルゴが入った「エスカルゴのガーリック・バターソース」 冷製の前菜は「甘いチェリーを添えたフォアグラ」 オニオングラタンスープ、ちょっと濃い目の味で食べ甲斐があった
焼きたてのメインの魚料理「舌ビラメのムニエル・レモンバターソース」が届き、スタッフさんが器用な手つきで身から骨を取り除いて、レモンをかけてから、お皿に取り分けてくれる
舌ビラメはさっぱりしていて、すぐに食べてしまう メインの肉料理はそら豆のビューレに載せた「ラム肉のロース」。柔らかくてこれまたおいしい
こちらは魚のメイン料理「プロバンス風の海老のガーリップ炒め」。海老はぷりぷり。この辺で注文が多すぎたことに気づく(^_^;)
次に胡椒を効かせた「イベリコ豚のロースト」。胡椒を少しかけてもらって、食べ始めるが既に満腹(^_^;)
イベリコ肉は残してしまい、デザート(アップル・タルト)は完食(^_^;)。デザートの前にテーブルをきれいにしてくれたレストラン「ジャック」の笑顔の女性スタッフ
4.ラインダンスに燃えるnabeさん 2024//1/21-2/14
舞台のあるホライズンで、ラインダンス前のダンスライズ(ダンス前のエクササイズのようなもの)を頑張るnabeさん。珍しい証拠写真(^_^;)(真ん中あたりのブルーのTシャツ))
ラインダンスとは女性が一列に並んで足を高く上げて踊る、あのダンスのことではない。実はラインダンスはアメリカのカウボーイのカントリーミュージックから生まれたダンスで、カウボーイのウエスタンスタイルで、あまり上半身を動かさず、足のステップを中心に踊るダンス。最近人気が高まり、いまや世界中のいろいろな地域で人々がラインダンスを踊っている。特にさまざmな国の人たちが集うクルーズではボールルームダンス(いわゆる社交ダンス)と共に、ラインダンスのダンスレッスンが行われている
ラインダンスが大好きなDee(ディー)。Deeはカンサスシティ出身。ラインダンスのステップを全てメモ書きしているほど、ラインダンスにハマっている ラインダンスでご一緒したロスアンゼルス出身のご夫婦。日本に3回来たことがあり、日本料理をいっぱい知っていた。娘さんが教えてくれたそうだ
レッスン中にもメモを熱心にとるDee ラインダンスには余り来ないが、カップルで踊るダンスでは張り切る夫のWayne(ウェイニー) ホライズンに飾られていたダンスの油絵は私のお気に入り
nabeさんはラインダンスのレッスンに最初は参加しなかった。しかし、いつの間にか、ラインダンスに仲間入りし、驚いたことに大分マスターするまでに成長。帰国後、ラインダンスの教室を日本で見つけたので、一緒に通おうかなと企んでいる
◆nabe3 のUチューブ◆
※下の青い文字をクリックすると、Uチューブが開きますよ>all
こちらがラインダンスのビデオです
5.ルームサービスに感動! 2024/2/4
その日は疲れ切っていて、夕方寝をしたら、レストランの時間をとうに過ぎてしまい、初めてルームサービスを利用した。運んで来てくれたスタッフさんに「初めてなので、写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、「sure!(もちろん!)」とにっこり。左上はオニオンスープ、左下はチキン シーザーサラダ(メチャおいしかった)、右上はペティットフィレ肉、右下はNew York Cheesecake(ニューヨーク チーズケーキ)
前菜の生ハムたっぷりの「アンティパスティ プレート」。本格的な生ハムに舌鼓 しっとりとしたパンに具たっぷりのサンド。最高の味。「Triple Decker Club(トリブル デッカー クラブ)」

<ルームサービスの利用法>
確か№5だったと思うがまず電話をかける。部屋番号を告げてから、ルームサービス用のメニューを見ながら注文する(テレビで見ることができる)。サイドメニューや焼き加減などを聞かれるのでそれぞれに応えること。初めてのルームサービスの料理はおいしくて感動。もう一度、食べたくてたまらなかったが、夕食時間に遅れることもなかったし、nabeさんがスタッフさんにわざわざ食事を運ばせる事を躊躇するので、ルームサービス体験は1回きりだった
6.ボールダンス(社交ダンス)でタンゴを習う 2024//1/21-2/14
タンゴのプロが教えてくれるタンゴのダンスレッスンは人気が高く、習う人が多かった。男性と女性を分けて、ステップを練習。nabeさんはいつも一番後ろをキープ(^_^;)。タンゴレッスンはマリーナ
ほんのちょっとだけタンゴらしき動きをマスターできたような、できなかったような(^_^;)
7.特別レストラン「TOSCANA(トスカーナ)」を楽しむ 2024/2/8
席に着くと、さっそくたくさんのオリーブオイルを載せたワゴンが到着。どれを選べばよいのかわからなかったので、お薦めの人気オリーブを入れてもらう
パンの種類が楽しい。ただし、肝心のメイン料理が入らないと大変だから、パンはひとつも食べなかった(^_^;)
お酒の注文だけを受けるマイスターさん 楽しいお皿に3種盛りのプレート「Trio Toscana(トルテリーニパスタとカルボナーラ、ロブスターリゾット)」
冷製の前菜「たこのカルパッチョ」は人気 デザートの5種盛り合わせのクインテット
この肉料理もスタッフさんに選んでもらったプレート。コスタータ(柔らかい骨付き仔牛肉のグリル ポルチーニ)を二人でおいしく味わった
8.感謝感謝のゲストランドリー 2024//1/21-2/14 
オーシャニア・マリーナには各フロアーに一室ゲストランドリーが設置されている。廊下の天井に「Guest Laundry」の看板があったら、廊下を曲がり、ゲストランドリーと書かれた部屋のドアを開けると、中はソファやテーブル、テレビも置いてあるゲストランドリーの部屋だ。洗濯機、乾燥機それぞれ3台づつ。アイロン台もあり、アイロンも利用できて便利 <1>壁にある青い石けん入れ。まずプラスティックの大きなコップを設置したら、ボタンを押す。1回分の液体石けんが出て来るが、結構、量が多くて、最初はびっくり
<2>洗濯機の上部横に洗剤入れがあるので、それを引き出して、洗剤を全部右側の所に入れて、引き出しを元に戻す <3>「washer」と書かれているほうが洗濯機。緑のボタンを押せば、洗濯が始まる(25分) <4>洗濯を終えたら、上の乾燥機に洗濯物を移動し、「dryer」と書かれている乾燥機の緑のボタンを押す(45分)

毎回海外を旅する時は洗濯用グッズを持参して、いつも手洗いをしていた。だから海外でも荷物は最小限で済んだが、今回はゲストランドリーが利用できて、完全に洗濯から開放されて、楽ができて、その分、遊んだ(^^)。もちろんランドリーは全て無料。ただゲストランドリーは共有なので、洗濯や乾燥が終わったらすぐに取りに行くこと。そのため、スマホのタイマーを利用すると、迷惑をかけないのでお薦め 
9.ステーキとシーフードの特別レストラン「ポロ・グリル」を楽しむ 2024/2/10
ポログリルのローストビーフは米国で生産される上位2%だけに与えられる最高級のアンガスビーフを最低28日間熟成させた肉だとか。ランチは少なめにして、気合でレストランに入る
肉とシーフードなので、迷った末、白ワイン選択 スターターのカキのオーブン焼き
向こうに見えるのが、フォアグラとマシュルームのパイ生地仕立て ポートワインソース。手前が野菜と木の実のかわいいサラダ(ヨーグルトのドレッシング) 
メインのシーフード料理は蒸して溶かしバターソースのロブスター丸ごとがフード付きの皿で届く 届いたポログリル自慢のプライムリブ(極厚ローストビーフ16オンス450g)。美味だが日本人には大き過ぎ
ロブスターは食べきったが、nabeさんのプライムリブはどう頑張っても半分ほど残した(^_^;)
ロブスターを食べやすいよう、殻から実を取り出してくれたスタッフさん
デザートはいつものように欲張りなわたしにぴったりのクインテット(デザートの5種盛り合わせ)
10.クルーが勢ぞろいするお別れセレモニー 2024/2/13 
マリーナラウンジの壇上にゲストたちの席の間を縫って、次々とクルーたちが上がっていく。その数がものすごい。ビュッフェで「マダムココ」といつも嬉しそうに名前を呼んでくれた顏見知りの女の子たちが通り過ぎる時に、わたしを抱きしめて行く。あと1日だけでクルーズが終わると胸が熱くなる
25日間のクルーズにお別れのセレモニー。名残り惜しいのはゲストだけではなく、クルーたちも一緒、また逢うのを楽しみにしているというキャプテンの言葉に割れんばかりの拍手が続いた
お別れパーティの最後は「YMCA」をクルーとゲストが一緒になって、熱気の中、歌い、踊った。クルーとゲストが一体になった瞬間の胸の熱くなるお別れパーティだった。いろいろなクルーズを体験したが、こんなに熱いお別れパーティは初めてだった(^0^)

次は 2024年南米&南極&マチュピチュのえとせとら

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