2024/1/16-2/19 南米&南極&クルーズ&マチュピチュ35日間の個人旅行

 12.チロエ島の世界遺産群と民族ショーと陽気なチリの人たち
古くからと独特な木造文化が花開いたチロエ島。
サンティアゴから南に1,100kmほど南にあり、四国の半分ほどの大きさの島。
チロエの教会群として、159棟の内、16棟が世界遺産に登録されている。
そのうちの3つの教会を巡ってきた。

釘を一本も使わない木造りの教会は圧巻!
地元の人たちによる民族ショーをランチを食べながら楽しみ、
また、公園で歌やダンスを楽しむ地元の人たちを眺めた。

大勢の男の子たちの笑顔、群がって手を振るおばさんたちなど
陽気なチリの人たちと出会った
1.独特な木造文化「パラフィート」 2024/2/11
チロエ島の最大の都市「カストロ」で、水上に浮かぶチエロの伝統的なパラフィート(高床式の家)を見た。幾本もの柱でかさ上げされ、水の上にカラフルな家がのっていた。なんとも独特な景観!
2.かわいいカストロの街 2024/2/11
カストロの街は坂道が多い。そして、カラフルな家々も多い
カストロの撮影ポイントの周りには民芸品を売る屋台。今回、お土産は買えないので素通り
3.最も古い「サンタ マリア アチャオ教会」 2024/2/11
サンタ マリア アチャオ教会。1740年頃に建てられた最も古い教会。外観はシンプルだが、木材の素朴な美しさが感じられる。後に正面のタワーが追加されたそうだ。天井には島に古くから伝わる造船技術が使われている。外観はシンプルだが、木材の素朴な美しさが伝わってくる
板をうろこのように打ち付けた木壁が特徴。木造文化で培われた技術は造船技術の発展にも役立ち、チロエではたくさんの木造船工場が作られた
さすがに見たこともないような天井。これが島に古くから伝わる造船技術の賜物なのだ。その天井のふち取りといい、青と白の縞模様の祭壇の飾りといい、華奢なほど細かい細工が施されていて、まるで刺繍飾りのように見える。ご婦人方が中に入るや、歓声を上げていた
日本同様に土台は大きな石 結構大きな模型もあった レースのような緻密な細工 
アチャオ教会を出て、浜を歩いていたら、葦のような長い茎で作ったクリスマスツリーが出現。手作り感がかわいい。鳥は空き地で長いくちばしを使って、何かをついばんでいたところを撮影
昔ながらに板をうろこのように打ち付けた木壁の家。木造り感がいっぱいで素敵
4.カストロのサンフランシスコ教会 2024/2/11
2本のファザードがある珍しい形のカストロのサンフランシスコ教会。あいにく木で半分ファザードが見えない(^_^;)
アーチ状の天井はこちらも船底を作る技術が使われているそうだ。木造りの文化はチロエ島の造船技術を発展させた
隠れたところにも装飾 祭壇のキリスト像やマリア様など、見事な木彫り
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カストロのサンフランシスコの教会内
5.地元の人による伝統の踊り 2024/2/11
15人ぐらいの地元の人が集まって、チロエの伝統の踊りと歌を披露してくれた。最後はゲストも引っ張り出されて、一緒にダンス。地元の皆さんの服装は昔のチロルの民族衣装だそうだ
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楽しい若いカップルのチロエの伝統の踊り
6.ダルカウエの悲しみの聖母教会 2024/2/11
ダナカウエの悲しみの聖母教会。正面は真新しい白の凛とした教会なのに、側面は昔のままに保存されていて、そのギャップがちょっとおかしい(^_^;)
内部は最初、清楚な感じに見えたが、見えない細部に手の込んだ装飾が隠されていた
天井も、柱も、祭壇も、壁も、床も、椅子も全て木造り。床はまるで小学校の頃を思い出させてくれた
7.伝統の踊りを楽しむ地元の皆さん 2024/2/11
ギターと、歌と、そして、観客の皆さんの手拍子に乗って、カップルの二人が踊る。男性はハンカチを振りながら、女性は乙女のように可憐に舞いながら、二人は近寄ったり、離れたり、回ったり。ちょうど「悲しみの聖母教会」の前には手ごろな広場があって、舞台にぴったり。たくさんの人たちが踊りを見学
緑のジャケットの女性が歌と指揮で仲間たちを引っ張る 息ぴったりのお二人。一曲踊り終えるたびに、盛大な拍手を受けていた
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地元の人たちが楽しむ教会前の民族音楽と教会前の様子
8.お店や屋台もいっぱい 2024/2/11
「悲しみの聖母教会」の前には観光客目当てのお店や屋台がずらりと並ぶ
特にチりは羊毛製品が人気。お客さんたちも商品探しは真剣
チリの人は写真が大好きらしく、目が合ったとたん、カメラの前でポーズ。後ろで男の子もピース
お店の前を歩いていたら、大きく手を広げて、店に入れと手招き(^_^;)。お店の人も人懐っこい
9.チリの人たちはメチャ陽気! 2024/2/11
ツアーバスに乗るため、「悲しみの聖母教会」から移動した時、男の子たちの集団とすれ違った。元気な男の子たちだなぁと一眼レフカメラを指さして、「写真撮っていい?」と尋ねると、もう大喜び。ワイワイガヤガヤの後、カメラの前でかっこいいポーズを決めてくれた(^^)
そして、わたしたちの乗るツアーバスが動き出すと、おばさんやおじさん、若い子たちが一斉にバイバイで見送ってくれた。チリの人は陽気で人懐っこくて、そして元気いっぱいの人たちだった

次は 13.世界遺産の街クスコで出会ったバレンタインパレード

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