2024/1/16-2/19 南米&南極&クルーズ&マチュピチュ35日間の個人旅行

 11.地の果ての街「プンタ・アレナス」

プンタアレナスはマゼラン海峡に面し、
チリ最南端のパタゴニアの玄関口として、栄える街だ。

クルス展望台で、クルーズで知り合ったサンフランシスコ在中のShirleyとDavidに出会った。
嬉しくて一緒に写真を撮ったり、おしゃべりを楽しんだ。
今もShirleyとメール交換が続いている。

プンタアレナスの街はヨーロッパの街並みのように美しい。
昔の栄華の名残りをあちこちに見つけながら探検した
1.地の果ての街「プンタ・アレナス」 2024/2/7
桟橋で歓迎してくれたのは巨大なクジラの尾ひれ。昔、プンタアレナスはパタゴニアの中心都市で海上交通の要所でにぎわっていたが、パナマ運河が開通し、一時は街のにぎわいを失ってしまう。ただ、今はパタゴニアの玄関口や南極への空路の街として、大いに栄えている
道路も広場も広く整備されている。さっそく信号機のない道路を渡る。女性ドライバーが車を止めて、わたしたちが渡るのを待ってくれた。ぺこりとお辞儀をすると、彼女は満面の笑みで手を振ってくれた。こういう小さな地元の人とのやりとりが街の印象を決める気がする。お蔭で、元気に街の探検を始めることができた(^^)
2.アルテサルナ市場を探検 2024/2/7
アルテサルナ市場の小さな裏口 道路工事で表通りに面した玄関口が閉鎖されていて、裏口探しでちょっと手間取った
朝だからか、お客さんは少ない。お昼をここで食べるため、どの店がよいかとウロウロ店探し。地元の店で地元料理を食べるのを楽しみにしていた
思っていたよりもアルテサルナ市場の規模は小さい。お店の数自体少ない(^_^;)
アルテサルナ市場の隣に民芸品の建物があり、かわいいお店が並んでいた
3.クルス展望台(十字架の丘) 2024/2/7
市街地からゆるやかな坂道を30分ほど歩くと、「クルスの展望台(Mirador Cerro De La Cruz)」に着く。クルス展望台からマゼラン海峡やプンタ・アレナスの街並みを見回すと、カラフルな屋根の家々が多く、高層ビルがないことに気づく
クルス展望台の坂道の途中でかわいいピンクの家を発見。庭には色とりどりのポピーなど花もいっぱい。皆さん、見つけると歓声を上げて、写真を撮っていた
苦手な階段は手すりを掴んで
結構、若い人も来ていた
爽やかな風が気持ちよい。恋人たちの錠前がぎっしり並ぶ
道路標識のポール2本は、海岸とクルス展望台をつなぐ道に立っているのかと思っていたら、家と家の間のせまい場所に立っていた。道がなくなってしまったのか、家が建ってしまったのか、はたまたボールが移動されたのか(^_^;)、よくわからない。ポールにいっぱい付けられたパネルはプンタアレナスから各都市までの距離が書かれていて、しかも、その方向を差しているとか。ちなみに東京のパネルはなかった(^_^;)
Shirleyとの縁結びはビデオカメラ「DJIポケット」。旅行前にDJIポケットを購入したShirley。使い方がよくわからなくて、Davidがわたしに声をかけてきたのだ。でも、Shirleyのビデオカメラは最新版で操作がかなり違った。わたしは半分程度しか役に立たなかったと思う(^_^;)
4.街の中心のアルマス広場 2024/2/7
アルマス広場から流れて来る歌に引き寄せられて、アルマス広場をのぞいた。ベレー帽のおじいさんは結構、歌がうまい。彼の歌をしばらく聞いてから、投げ銭をして、写真を撮らせてもらった
広場の中央には「マゼランの銅像」があり、2体の先住民の像の1体の足がちょうど手の届く高さにあって、みんなが触っていく。触ると航海が安全になるという言い伝えがあるのだ。わたしもピカピカの足をさすって、オーシャニア マリーナの安全な航海を祈った
アルマス広場はプンタ・アレナスの街の中心に位置し、広場近辺が観光バスの発着地なので観光客も多い。広場に、地元で人気のウール製品を売る屋台が並んでいた
アルマス広場の前に凛と立つサンティエゴ大聖堂。教会の塔が街歩きの一番の目印になった
5.プンタアレナスの街探検 2024/2/7
プンタアレナスと書かれたバス停? 何気ない通りに立派な建物が出現する。昔はパタゴニアの中心都市として海上交通で栄えた、その名残りだ
道を尋ねると、ゆっくりとした英語で道順を教えてくれたビジネスマン。お蔭で無事プンタアレナス市の事務所を発見。パラシオ・ホセ・モンテスと呼ばれる昔の面影を残す美しい、手の込んだ建物だった
マガジャネス州立博物館(旧ブラウン宮殿)。アルマス広場から1ブロック先にあり、入場無料。残念ながら「休み」の看板。実業家ブラウンのパタゴニアの開拓者の豪華な暮らしぶりが見てみたかった
素敵な建物を発見。何かのクラブハウスのようだったが、こんな建物があちこちに建っている
アルマス広場から近い「サラ・ブラウンの邸宅(Palacio Sara Braun)」。海運業で成功を収めたブラウン家の邸宅でフランスの建築家が設計した。建築材料にもこだわったようで、ひときわ目を引く
ピンク、黄色、水色とカラフルな色ですぐに幼稚園だとわかる。幼稚園がカラフルなのはわかるが、黄色い教会にはびっくりした(^_^;)
あちこちにヨーロッパを思わせるおしゃれな建物が並ぶ。街探検ののんびり歩きは楽しい
6.あまりに遠かった「羊飼いのオブジェ」 2024/1/21-2/14
こんなに歩くと知っていたら、絶対に行かなかったと思う。でも、お蔭で地元の人たちとの小さな出会いも見つけた。やっとたどりついた羊飼いのオブジェ。疲れ過ぎて、3枚、写真を撮ると、「さ、もういいよ。帰ろ!」と言った時のnabeさんの唖然とした顏が忘れられない(^_^;)
羊飼いのオブジェへの道は最初からわかりにくかった。とんでもなく遠いせいもあったと思う。アルマス広場から大分歩いたので、公園にいた男の子に道を聞いた。さっそくスマホで探して、行く道順を教えてくれる。優しい!見た感じはイマドキの男の子という感じだったので大丈夫かな、と思っていたが、nabeさんと握手する時、びっくりするほど素直な男の子になっていた
カラフルだったり、ペイント書きだったり、木組みだったりとおもしろい建物を見ながら歩く。木組みの素敵なレストランを見つけ、入り口を探していたら、そばにいたおじさん連中が笑って、反対側を指差す。入り口は反対側だった。せっかくおじさんたちの笑顔に出会えたのに写真を撮るタイミングを逃してしまった
道をまちがえたかなと、再度、男性に声をかける。さっそくスマホを取り出して、検索。nabeさんが「マツダ、ジャパン」と車を指さすと、「ベリーグッド」と嬉しそうだった。今いる道をまっすぐに進むよう教えてくれた
森のような中央帯を2本の広い道路が挟む。なんと贅沢な土地の使い方だろう
暑いので、森のような中央帯を二人、黙々と歩き続けた
道路わきに観光バスがずらりと並ぶ。ここは「プンタアレナスの墓地」。地下室、豪華に装飾された霊廟、礼拝堂、花咲く納骨堂など、様々なタイプのお墓があるらしい。ここだけ、人が行き来していた
「羊飼いのオブジェ」に到着
きれいな花の輪のすぐ上に「羊飼いのオブジェ」があった。青空のもと、若い人たちが銅像のそばでいろいろなポーズを取っていた。この日、15054歩!結局、アルテサルナ市場に行く元気も残っておらず、オーシャニアのブッフェで遅いランチを食べた。多分、消費したカロリー以上に食べてしまったと思う

次は 12.チエロ島の世界遺産群と民族ショー

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