本格的に茶道を習ったこともなく、見よう見まねで抹茶を立てて飲んでいました(^_^;)。お茶の道具が集まるにつれ、サル真似ではなく、せめて茶道のイロハぐらいはのぞいてみたくなり、茶道を極めてらっしゃる本さんのお力添えで、初心者のための「春のお茶会」を開くことができました。目的は、茶道を極めることではなく(^_^;)、楽しく易しく、お茶の入り口を垣間見ることです。
礼は重んじつつも、機智に富み、多様な日本文化に触れることができればと思います。ちょっと斜(はす)からお茶の世界を垣間見る「かもめのお茶会」、何が飛び出すか、何が得られるか、皆さんとご一緒に、楽しみながらコツコツと続けて行けたらと、思っています。
2016.4.27更新 渡辺京子

お茶会を前に 2016.4.12-16
まずは教室横の6畳間を大掃除。nabeさんのクロスバイクやプリンタを撤去。子供たちの遊び道具レゴは見えないようシートで隠す(^_^;) 冷凍庫に保存中の抹茶はやめて、一保堂茶舗の抹茶「幾世の昔(40g1512円)」をアマゾンより購入。もっと上手になったらランクupしたいですね 茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)、棗(なつめ)、茶漉(ちゃこし)、袱紗(ふくさ)、懐紙(かいし)など、手持ちのお道具を棚から取り出し、準備
お茶会の最初のお楽しみはお弁当! 2016.4.16
しなやかに指先で枝を曲げ、本さんが活けてくれた茶花は白い小花のドウダンとコデマリ。部屋が一気に息づきます(画像は柳2さんより) お弁当は小ぶりの二段重ねで、大きな海老やカツ、野菜煮など。ご飯は鶏飯。秩父で買った野フキ、茶碗蒸し、初もののゴーヤのおひたし、京都の麩と菜の花のお吸い物を作ってみました
食前酒の梅酒で、まずは乾杯!しばし、のんびりとおしゃべりをしながら、お食事を楽しみます。やがて、生徒さんを車で送迎をして戻ってきたnabeさんを加えて、会話の輪が広がります
興味深い「千鳥の盃(ちどりのさかずき)」 2016.4.16
本さん(亭主)がお酒とともに、山のものと海のものを杉の八寸盆に載せ、それぞれのお席を回ります。椀の蓋に山のものと海のものを取り分けて、お客様にお酒と共に振る舞います。その際、盃が、正客から亭主、亭主から次客、次客から亭主と回ることから「千鳥の盃(ちどりのさかずき)」と呼ばれていると本さんが話してくれました。亭主が席を回りきると、酔っぱらってしまうとか(^^)。なんと楽しい振る舞いなんでしょう!

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