町内会のバス旅行で、有明にある臨海防災センターの体験学習ツアーへ行ってきました。
オーさんから立川の防災センターの話しを聞いていたので、暗いトンネルくぐりや、消火活動など、いろいろと動き回るのかと思っていたら、首からモバイルをかけての体験学習。
直下型東京大震災に見立てた中での体験は迫力があったものの、チョコマカ動くのが好きなせいか、ちょっと物足りない体験となりました。今度はぜひ立川の防災センターへ行きたいなと思っています。
<開館>
9:30〜17:00

<交通アクセス>
最寄駅はりんかい線 国際展示場駅より徒歩4分。
ゆりかもめの有明駅より徒歩2分。

※有明の丘基幹的広域防災拠点施設は内閣府が管理する「防災施設」です
平日のせいか、防災センターには続々と小学生、中学生、高校生などが集まってくる
さっそく配給されたタブレット端末を首から下げて、説明を聞く。「東京直下型の震度7の地震に襲われたと想定して、タブレットの質問に応えながら、72時間を生き延びるというツアーだ。
端末に手こずっている横の男性に操作をそっと教えてあげる。
薄暗い部屋に誘導されると、そこは東京直下型地震に見舞われた新宿西口。電柱は傾き、道路にはいろいろな落下物が。リアルな雰囲気に、騒ぐのが大好きな男の子たちも神妙に行動している
地震により火災が発生し、なんと約412000棟の家々が大画面の中でメラメラと燃え盛っていた。高速道路ではあちこちに真っ赤な火の手が上がっている中、大渋滞の車が行き場を失って、立ち往生していた
避難場所では、簡易トイレが設置されていた。いろいろな簡易トイレがあることを知る。「もしトイレが使えなくなったら?」という問いに、真っ先に問題になるのがトイレだということを思い知る。避難生活は半端でなく大変なのだ
テレビでしか見たことがなかった避難スペースが目の前にあった。思わず、心が騒ぐ。身につまされて、恐怖心のようなものが芽生えたのだと思う。いつかこういう日が来るのだろうか・・・
避難スペースでは、実物の展示を見ながら、避難の様子を体験し、緊急時のヒントを学びます さて、体験学習を無事終了。わたしの得点は80点。
モバイルの画面には、「72時間が経過しました。被災地を抜け、避難場所、避難所へやってきて、地震発生から72時間が経過しました。あなたは無事72時間を生き延びました」のメッセージが表示される
モバイル端末を返却して、階段の踊り場に出ると、津波の高さを記したラインが引かれていて、一気に階段を上らなくては助からないということがわかる。時間との勝負なのだ
こちらは、実際に地震が発生した時に使用される「防災センター」のオペレーションルーム。たくさんのテーブルがずらりと用意され、大画面が部屋の真ん中に設置されてました。各人のテーブルの上のモバイルがちょっとチャチいな、と思ったのはわたしだけだろうか(^_^;)。
子供たちのための学習スペース。単なる遊び道具がある訳ではなく(当たり前)、防災に役立つ遊びが用意されている
体験学習を終えて、1Fのスペースの「レスキュー車」の前のテーブル席で町内会よりお弁当が出される。「セブンイレブンで一番高いお弁当です」とのことだけあって、豪華なお弁当を平らげる(^^) 食後、自由時間となり、気分転換に屋上へ出ると、5分もしないうちにぽつぽつと雨粒が(^_^;)。慌てて、屋上から退散する(^_^;)
13.2ヘクタールある公園は、震災の時には避難場所になるそうです。
首都圏でひとたび大規模災害が発生すると、甚大な被害が生じるはず。
そのような大規模災害に備え、臨海防災センターは首都圏各地の広域防災拠点と連携しながら、応急復旧活動を行う拠点となっているそうです。
さて、体験ツアーも終え、バスで帰還。バスの中ではカラオケが始まったのでした(^0^)

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